1975年という年は
次の時代への扉が開かれた
60年代から70年前半の総括が終わって
軽くなっていこうとする
身軽になって自由になって
音楽を楽しむ
もっと自分たちのための音楽を
…
と
歌い手も
聴き手も
そう願ってきた
流れが
時代的な空気感の変わった年でもあったと思う。
一つは
ミュージシャン達による
レコード会社設立
「フォーライフレコード」だ
既存のレコード会社に対して
自分たちの力でなにもかもやって行く決意の表れとして若者の象徴として
船出したフォーライフレコード。
この出来事が
一つ は引き金にもなってる。
吉田拓郎
井上陽水
泉谷しげる
小室等
70年前半に勢いを得た四人
そして
かぐや姫
と続く大きなうねり
ミュージックシーンはその中で確実に
変化を遂げ初めていた。
自由を旗印で
歌謡曲、歌謡界を席巻し始めた
若者の若者による
音楽
フォークと呼ばれたり
ニューミュージックと呼ばれたり
したものが
それぞれひとりでに歩き始めた。
満を持してといっていいくらい
「風」というかぐや姫から離れ
グループを作った伊勢正三さんと猫
からの大久保一久さん
のデュオ
最初のアルバムは
一番なりの果実のように
味が濃く
深みとコクが凝縮された
そんな
素晴らしいアルバムだった。
あえて
「22才の別れ」をアルバムに入れない
戦略をとったことは
正解だったと言える
アルバムにクレジットされてる
ミュージシャン達の凄さ
惜しげも無く
曲ごとに贅沢に投入をされている、
とてもシンプルなアコースティックなアルバムだという前印象を持っていたのが
大違いで、
その当時の一流スタジオミュージシャン
のちの時代を彩るミュージシャン達がそこには
顔を連ねていた
細野晴臣
松任谷正隆
後藤次利
伊藤銀次
水谷公生
矢島賢
吉川忠英
シュガーベイブ(山下達郎、大貫妙子)
ハイファイセット
田中清
林立夫
瀬尾一三
決して軽くない
ずっしりと重い
コクの深いアルバムなのだ
得てしておもちゃ箱のようなアルバムだとか
お披露目
ご祝儀的な見方
捉え方をされるけれど
正やん
久保やん
の彼らたちのやりたい音作りと歌の世界の
扉が開かれたアルバムだったことは確かだ。豪華すぎる内容を持ってのセールスだったので
その後
セカンドアルバム
「時は流れて」
では
フォーク調に引き戻された感が否めないが
ま、シングルで「22才の別れ」がヒットした影響もあったのだろうが
その後のサードアルバムからの
風の
変貌は
三歩進んで二歩下がる
ようなグループの進化を如実に表していた。
♪でいどりーむ のシュガーベイブの絶妙なコーラスアレンジ
♪星空
海岸通 にみる 正やんらしい 繊細な曲作り
♪はずれくじ のソフトロックの心地よさ
♪お前だけが のラストを飾るまとめ方
時代の移ろいと友や恋人との別れに送るメッセージは
この♪お前だけが や チューリップの ♪青春の影
に共通する歌の持つ意味が似通ってるように思う。
惜別の念に包まれながら
ひとつの時代が終わりを告げた
1975年
アルバムミュージシャン達が
自由に音を出し
奏で
やがてくる
J-pop 全盛時代の幕開けの準備は
整いつつあった。
堰を切って飛び出してゆく
各々のミュージシャン
音楽は
自由に歌い
聴ける
時代になっていた。
次の時代への扉が開かれた
60年代から70年前半の総括が終わって
軽くなっていこうとする
身軽になって自由になって
音楽を楽しむ
もっと自分たちのための音楽を
…
と
歌い手も
聴き手も
そう願ってきた
流れが
時代的な空気感の変わった年でもあったと思う。
一つは
ミュージシャン達による
レコード会社設立
「フォーライフレコード」だ
既存のレコード会社に対して
自分たちの力でなにもかもやって行く決意の表れとして若者の象徴として
船出したフォーライフレコード。
この出来事が
一つ は引き金にもなってる。
吉田拓郎
井上陽水
泉谷しげる
小室等
70年前半に勢いを得た四人
そして
かぐや姫
と続く大きなうねり
ミュージックシーンはその中で確実に
変化を遂げ初めていた。
自由を旗印で
歌謡曲、歌謡界を席巻し始めた
若者の若者による
音楽
フォークと呼ばれたり
ニューミュージックと呼ばれたり
したものが
それぞれひとりでに歩き始めた。
満を持してといっていいくらい
「風」というかぐや姫から離れ
グループを作った伊勢正三さんと猫
からの大久保一久さん
のデュオ
最初のアルバムは
一番なりの果実のように
味が濃く
深みとコクが凝縮された
そんな
素晴らしいアルバムだった。
あえて
「22才の別れ」をアルバムに入れない
戦略をとったことは
正解だったと言える
アルバムにクレジットされてる
ミュージシャン達の凄さ
惜しげも無く
曲ごとに贅沢に投入をされている、
とてもシンプルなアコースティックなアルバムだという前印象を持っていたのが
大違いで、
その当時の一流スタジオミュージシャン
のちの時代を彩るミュージシャン達がそこには
顔を連ねていた
細野晴臣
松任谷正隆
後藤次利
伊藤銀次
水谷公生
矢島賢
吉川忠英
シュガーベイブ(山下達郎、大貫妙子)
ハイファイセット
田中清
林立夫
瀬尾一三
決して軽くない
ずっしりと重い
コクの深いアルバムなのだ
得てしておもちゃ箱のようなアルバムだとか
お披露目
ご祝儀的な見方
捉え方をされるけれど
正やん
久保やん
の彼らたちのやりたい音作りと歌の世界の
扉が開かれたアルバムだったことは確かだ。豪華すぎる内容を持ってのセールスだったので
その後
セカンドアルバム
「時は流れて」
では
フォーク調に引き戻された感が否めないが
ま、シングルで「22才の別れ」がヒットした影響もあったのだろうが
その後のサードアルバムからの
風の
変貌は
三歩進んで二歩下がる
ようなグループの進化を如実に表していた。
♪でいどりーむ のシュガーベイブの絶妙なコーラスアレンジ
♪星空
海岸通 にみる 正やんらしい 繊細な曲作り
♪はずれくじ のソフトロックの心地よさ
♪お前だけが のラストを飾るまとめ方
時代の移ろいと友や恋人との別れに送るメッセージは
この♪お前だけが や チューリップの ♪青春の影
に共通する歌の持つ意味が似通ってるように思う。
惜別の念に包まれながら
ひとつの時代が終わりを告げた
1975年
アルバムミュージシャン達が
自由に音を出し
奏で
やがてくる
J-pop 全盛時代の幕開けの準備は
整いつつあった。
堰を切って飛び出してゆく
各々のミュージシャン
音楽は
自由に歌い
聴ける
時代になっていた。