今日12月10日は
このアルバムに収録されている
府中三億円事件のあった日
小説「府中三億円事件を計画・実行したのは私です。」
白田
という小説を一気に最近読んで
思い出した
今日。
1968年12月10日 東京都府中市で起きた窃盗事件。
東芝の従業員のボーナスが現金輸送車ごと奪われたというもの
その額3億円 現在の貨幣価値で
20億円
あれだけ世間を騒がして
被害といえば被害だが
傷ついた人がいないと
いうのも特徴。
盗まれたお金にしても
当然保険がかけられていた
だろうし、
警察の威信が傷ついたくらいで
いろんな噂が飛び交い
この小説が告白という形で発表された。
信じるか
信じないかは
あなた次第
といったところか…
当時の学生達は
何かに燃えていた
その時代の空気というか
その時代を生きてた若者の
内包した熱
というものが
いろんな形で噴出していた
交戦的な
奴は革命を叫び
戦争の引き金を引かせようと
扇動するもの
左翼 右翼のせめぎ合い
頭脳警察 という
アナーキーなバンドのファーストアルバム
頭脳警察 1
このアルバムに収録されている
「戦争しか知らない子供たち」
パロディだ
替え歌だ
「戦争を知らない子供たち」
を皮肉った
頭脳警察らしい
パロディだ。
政治的に過激な歌詞より
発売禁止
放送禁止
コンサートへの
出入り禁止など
規制がかかった
とにかく
今でいうパンク
筋金いりのアナーキーバンドだ
