:六文銭
作詞:小室等
作曲:小室等
何かが待っているわけでもなく
絶望を抱えているわけでもない
さほどの意味があるわけじゃない
船に乗り合わせたのは 偶然のこと
おかしなことだけど あてどないことだけど
それでも船には 夢が乗っている
Sail away, sail away 長い夢の船出
きみの夢と 僕の夢を乗せ 長い航海に出る
子供が聞く「船長は誰?」
大人は答えられず 船は進む
わだかまりの中に 笑顔を見せ
盃の中に 言葉を沈める
おかしなことだけど あてどないことだけど
それでも船には 夢が乗っている
Sail away, sail away 長い夢の船出
きみの夢と 僕の夢を乗せ 長い航海に出る
小室等さんが1980年にフォーライフから発売されたアルバム「長い夢」を
六文銭がセルフカバー
言わずと知れた
今現在の六文銭
小室等さん
小室ユイさん(娘さん)
及川恒平さん
四角佳子さんの四名。
メインボーカルは四角佳子さんと
小室ユイさん
優しい子守唄のように語りかける
これぞフォークという正統派の楽曲。
今
僕たちに置かれてる状況
これは長い夢の中のことなのか?
色々最近深く考えることが多い
時間が限られてきた年齢
取り返しの効かない人生の分岐点
悔いのないような
行動、考え方
もともと行動的な僕だったが
レスポンスもよく若い頃は
考えなしですぐ、行動に移した
ことがあだになったり、多くの
失敗をしてきました。
落ち着いて行動することを覚え
そのうち、どこかで尻込みしたり、
面倒などと思って動かなかったり、
歳をとるのはある意味
ズルく賢くなることもある
だけど
何かのキッカケでそれが違うと
考え直すことになったのが
父親の死と
最近の上島竜兵さんの死
当たり前がそうでなくなる事実
まだずーっと同じ夢を見させられて
いるかのように
当たり前がつづいているかのように
長い夢が続いている
そんな気がする時
僕は振り返って
遠ざけていたこと
後回しにしてきたこと
切ってきたこと
それぞれをもう一度自分の中で
洗い直して再チェックではないけれど
のちのち悔いの残ることのないように
動きをはじめた