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私は行ってしまう 由紀さおり 作詞家白石ありすシリーズ

2022-02-07 17:18:00 | 僕の音楽日記
作詞 白石ありす
作曲 深町純
歌 由紀さおり

キーボード奏者であり
初期の井上陽水さんのアルバムに参加していた深町純さんの
作曲。
歌謡ポップスという言い方が
ズバリ当てはまる作品

1973年発売のアルバム
アラカルトからの
作品
白石ありすさんも
本格的に作詞活動が本格的になってきた
73年。

とても意味深い
詩をかいている。

私は行ってしまう

「いく」という単語からは
旅に出ると推測する
その「旅」も
トラベルの旅もあれば
あの世を意味する
旅にも当てはまる

誰もが
いなくなりたい
ここでないどこかへ
と思うことはある。

それは
旅に出る事
生きることを考えていくと
行き詰まることはよくある
話で
心が汚れてない人ほど
そう言う気持ちに駆られる


行ってしまう
動作、動詞の完了形

そうしていくこと
完了させる




必ず行くという決まり事の
ように

女性ならでは
ある意味腹を括った人の
軽さ
力強さ
潔さまでもが
そこには悲しみや後悔や
未練はなく
何か吹っ切れた心と
達観しているそんな
清々しさをも
感じてしまう
詩の作り方である



♪私は行ってしまう
少しの荷物の代わりに
たくさんの思い出残して
それほどの理由もないけれど
人はきっと一度くらい
こんな気持ちになるのでしょう

私は行ってしまう
高いビルの一角から
いつもながめてたところへ
そして一日考えてみましょう
長い間私が生きた
この町のことなんかを

私は行ってしまう
見送ってくれる人に
たくさんのさよならを言って
新しい私が野山を駆け
忘れかけた微笑みは
きっと戻ってくるのでしょう









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