喧嘩商売

2010年01月27日 | Weblog
木田康昭の喧嘩商売は、自分が(中古ながらも)買っている数少ない漫画だが、

その作品中に出てくる金田がなかなかいいことを言っている。



教えられてきた道徳の中の正義は 真の正義とはかけ離れていて
社会に出れば足かせにしかならない

困っている人を助けましょう

知るか!?

助けておれに何のメリットがある

そんなもん道徳という名の宗教だ


自分が正しいと思うことが唯一の正義だ!!






へ~いいこと言うじゃねぇか。と言わざるをえない。

まあ、自分は困っている人がいりゃ出来る限りで助けてあげるが、それは相手を助けたいんじゃなくて、いい人に見られたいとか感謝されたい、とかいいことした、という自己満足に過ぎない。

偽善と言われてもしょうがないが、それでも思っても何もしないヤツより1000倍マシだと思う。






現実社会でもネットでも口ばっかりの奴が多すぎる。

誰か可哀想で困っている人がいても、「おい誰かなんとかしてやれよ」ってテメーがまずなにかしろよ。



ワシはこういう輩が実に嫌いでの…!

そういうクズにならぬよう自分を戒めておる…!








話がそれたが、福本作品の銀と金にも上記の金田のようなセリフがあった。

「善悪や道徳は無能な人間の最後のよりどころ 惑わされることはない」

銀さんのセリフだが、いいセリフだ。

まあ自分は無能な人間だから善悪も道徳もおおいに使うが。