TAKAの気まぐれ散歩

ある日突然、思い立ち!行って・歩いて!撮って・メモって!! もちろん日々のぼやきも書き込んで、、気まぐれ日記です。

AL-1レストア完!

2005-12-27 | 写真機
:12月12日に新宿のBOXで買って来た、キャノンAL-1ブラックのジャンク・・ レストアを完了しました!


:改めてジャンク状況は、
1)巻き上げレバーがぐらぐら、それでも四角形の軸穴からは外れていないので巻き上げやシャッターチャージは正常・・
原因はラチェット&スプリング部を締める円盤状のネジが緩んでいた為、レバーが緩んでガクガクになっている、
2)巻き上げレバートップとシャッターベースを繋ぐブリッジプレートが浮き上がってシャッターベースを軸に回転する・・
原因はブリッジプレートのネジ穴が磨耗?して拡大、ネジの頭が通過!ネジ締めが効かずブ上へ外れてしまう為、

しかし、シャッターや自動絞り機構、ファインダーや独特のくもの巣ミラー、フォーカスエイド、露出計やAV-AEなどの
基本的な機能は、なんら問題はなく、 定番の電池室蓋の欠けもなし!ブラックボデーもなかなか、、美品クラス・・

レストアはネジの頭が抜けるブリッジプレートの穴をエポキシで細めて段差を回復する事がすべて、以下の順序で。
1)巻き上げ軸とシャッターベースを繋ぐ、ブリッジプレートのゴム状の部品をはがす、細い精密マイナスドライバーで・・
2)巻上げ軸トップのマイナスネジをはずす、下の細いリングははずしてもはずさなくても、どちらでも良い、
3)下側に見える4つの穴のある円盤ネジを右に締める、かに目を回すようにしっかり締めて、ミシンオイルを塗っておく、

4)ブリッジプレートのネジ穴にエポキシ接着剤を”1滴”流し込む、下にはみ出ないようにプラ板を当てて入れると良い
5)マイナスネジにミシンオイルを塗って(接着防止)接着剤を貫通し、元通りに締め上げドライヤーかコタツ?で暖めて接着剤を固める、
6)接着剤が固まったら、マイナスネジを一旦はずし、ブリッジプレートの接着剤面下側を目の細かいヤスリで少しづつ平らに面取りする、

7)巻き上げレバーの動きが硬くないか確めながら、行きと戻りがスムースになるまで、少しずつ研磨して仕上げる、
8)巻き上げレバーの動きがスムースになったらブリッジプレートをマイナスネジで締め上げ、ゴム状の部品を貼り付けて完了(粘着剤は元々のものの再利用で良い)した!

以上、爺の簡単レストア完了、このAL-1は完動美品に仕上がった、、めでたしめでたし、、これだからやめられませんね!
コメント
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