久しぶりに写真機の森へ”キャノンAL-1”がおいでです、、これ、先日のおのぼりさんの獲物ですが・・
ちょっとジャンクなキャノンの一眼レフ AL-1 ブラックボデー、、フォーカスエイドが使えるのが売り! この機種は後のAF機への引き金になった機構とか? 1982年3月発売と、A-1に始まるCanon Aシリーズ最後の機種かな?
この時期の「AV優先 or TV優先」AE論争・・ キャノンはコニカと並んでかたくなにシャッター(TV)優先AE派だったのに・・ なぜかAV-1と同様に絞り(AV)優先AE 機です、 いつもの新宿、探索コース・・ 某ビルの地下にて、幸運にも遭遇!。。
ジャンク度? この機種の故障の定番!「電池室ふたのロック欠け」はない、これはいけそっ! 外観は小キズはあるが、当りやスレ、、もちろん欠品もなく、案外きれいな固体・・
フイルム巻き上げレバーがガタガタで、だらしなくぶら下がっているものの、フィルム巻き上げとシャッターチャージ動作はしかと正常だっ! これはラッキーでした・・
電池は単4が2本、幸い装填されていた、お店のレンズを借りて・・ 早速機能チェック!ファインダーは2つ3つのゴミはあるが、ひどい汚れはなく、独特のくもの巣模様?ミラーも無事で実にクリアー、、
露出計も精度はともかく、まともに働いているようだ、絞り優先プログラムもASA設定に応じて変化しながら動作する、合格!
シャッターは、Bを含めて全速度ともそれらしく切れる、チャージの際に後幕が少し傾いて移動している、でも隙間はなく光線漏れはなさそうだ・・
売りの「フォーカスエイド」は、前ピン後ピンと赤LEDと合焦の緑LEDがしっかりと点灯、おおっ・・ 正常に動いているー! 合格!
と言うことで結局ジャンク要因は、巻き上げレバーのガクガクぶらぶらのみ、、うんっ! これなら爺にもなんとかレストア出来そうだ、、
巻き上げレバー部をばらしてみたら、、シャッターベースと巻き上げ軸を繋ぐブリッジ部品のネジ穴がスコスコに拡がってる! プラ部品だから磨耗かな? これじゃブリッジの端っこがロック出来ず外れちゃう?・・
どうも巻き上げ軸トップネジの緩みだけではなさそうだ、、手持ちのシルバー機をばらして観察すれば解決だけど? うっ! 案外ばらし難くプラ部品、、パキッ! が怖くて二の足を、、
とりあえずクラッチ板の押さえネジと巻き上げ軸トップネジ、をしっかり締めなおしたら、ガタもぶらぶらもなくなって、、かっちりと収まった! うん、、これでいいや!・・
レンズFD50mmを装着して全体チェック、露出もフォーカスエイドも、絞り優先AEも自動絞りも、タイマーも、、OKOK・・ うーん完動品だー、 いっただきー!! これで3K円なら、文句なし!お得な買い物でした。。 後は試写のみと・・
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