雀庵の「常在戦場/38 彭麗媛の動向が気になる」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/324(2021/6/22/火】この際だからと天にもすがる気持ちなのか、福島香織先生も神頼みのよう。「どうすれば防げるのか? 世界が中国の原発だらけになる日 中国原発『差し迫った放射能危機』報道が示唆するもの」JBプレス2021.6.17から。
<中国の易姓革命の思想からいえば、国家指導者が2期10年を期限とした禅譲を拒否し、権力をほしいままにせんとすれば、相次ぐ厄災に見舞われ天命が改められる、かもしれない。禍はたいてい連れ立ってくるものだ。疫病とセットになってくるのは、飢饉、大地震、隕石か。現代科学技術が直面する最大の厄災といえば原発事故だろう。旧ソ連の崩壊の引き金はチェルノブイリ原発事故だった。原発大国を目指す国は必ず一度は大事故を経験してきた。中国とて例外のはずがなかろう・・・>
習近平・中共について占いのプロの見立てはどうか。生方吉子(うぶかた)先生の「習近平国家主席の2021年前半の運気・運勢とは?」2021/2/3から。
<6月5日~7月6日 八方塞がり:実をつけるときです。目上のサポートを受ける暗示があります。しかし暗剣殺の影響を受けやすいといえます。八方塞がりの状態を示しており、解決策を考えるべきであることを意味しています。年運は本厄なので、良いことのあとには悪いことがある、ということなのかもしれません。
7月7日~8月6日 心身のバランスが崩れるかも:収獲のときです。しかし何事も極端になりやすく、自滅の暗示があります。6月に生じた八方塞がり状態から、さらに状況が悪化する可能性があります。重い病気にかかりやすく、精神的にもひどく落ち込みますから、体調面で不安なときとなるのかも。心身のバランスが崩れやすい運気といえます>
生方先生、早く殺してください。奴が1日生き永らえると100万人、1年で3億6500万人の善男善女が苦しい思いをします!
<孔子の古い知人が抱え足坐(かかえあしすわり)していた。彼に孔子は言った。幼にして孫弟ならず(無作法)。長じては述ぶる(取り柄)なし。老いて死せず。是を賊(ならず者)となす、と。〔そして持っていた〕杖(つえ)を以て〔男の〕その脛を〔ぴしゃりと〕叩けり、と(『論語』憲問篇)>(加地伸行先生「古典個展」産経2021/6/20)
無作法、取り柄なし、六十にして耳順う(素直に耳を傾ける)こともできない、まったくゴロツキ、習近平には痛い思いをさせるべし、ということだ。
人間にとって一番大事なのは「いかに生きるべきか」だと小生は思う。「面白おかしく暮らす」のも結構だが、まずは「子どもを産み育てて次代にタスキを繋ぐ」というのが天命だろう。それは老後の安全保障でもあった。自分のDNAを辿ることができるのならタスキが700万年前にまで遡るわけで、自分の代でそれを断つというのは「いかがなものか」という気がするが・・・
<折しも、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人が共に生きた時代は氷河期でした。つまり温暖なときよりも食糧が少ない時代で、獲物を捕まえるために動き回らざるをえない。
すると有利なのは燃費の悪いネアンデルタール人よりも、食糧が少なくても生きることができ、動き回るのが得意な小さな身体のホモ・サピエンスでした。だからこそ、生き残ることができたわけです。
しかし、これは「ホモ・サピエンスが優れていた」ことを意味するものではありません。もし氷河期が訪れず、温暖で食糧事情が豊かな時代が続いたとしたら、生き残ったのはネアンデルタール人だと考えられるからです。
つまり、両者の運命を分けたのは種の優劣ではなく、どちらが当時の環境に適していたか、という点にすぎないのです>(ホモサピエンスが生き残った理由は「頭が良かったから」ではない!?『絶滅の人類史』著者に聞く ほんのひきだし編集部2018/7/15)
プランクトンやコケからマッコウクジラ、ジャイアントセコイアまで必死で子孫にタスキを繋いできたわけだ。ご先祖様は偉かった!
その次に大事なのは「社会に貢献すること」だろう。社会のお荷物ではなく多少なりともお役に立つ。心身が一人前なら、できる人はそれなりに、できない人もそれなりに貢献する。渡辺和子氏の「置かれた場所で咲きなさい」とか、兼高かおる氏が言っていた「(この世での名誉とか蓄財ではなく)天に蔵を置くつもりで生きなさい」というのはそういうことだと思う。これはとても人間らしい営みではないか。
「子孫繁栄」と「社会貢献」、この二つが多少なりともできれば人間として合格という感じがする。子宝に恵まれない人もいるが、小生の父(次男)は叔父さんの養子になったから、一族の間での養子縁組は珍しくなかったようだ。一方で親に恵まれない子供もいる。セイフティネットとして「特別養子縁組」制度があるが、血筋を重視する国柄のためか利用は低調だ。1987年に民法に加えられた制度で、まだ馴染まないのだろうが、社会貢献として徐々に普及していくかもしれない。
子孫繁栄、社会貢献いずれもGHQ憲法による家制度の解体と行き過ぎた個人主義から脱却して日本の国柄を取り戻さないと難しい。戦争というガラガラポンはその絶好の機会となるだろう。700万年間、戦争が良きにせよ悪しきにせよ新しい時代を創ってきたのだから。
現下のインド太平洋における習近平・中共による威圧、恫喝、脅迫に対して、日豪やアジア諸国、欧米は包囲網を徐々に強めているが、今のところは冷戦だ。しかし功を焦る習近平は、この真綿で徐々に締め上げていくような包囲網を座視していれば国内での求心力は落ちていくから、団結と武力を誇示するためもあって衝突、紛争、危機を起こしたくてうずうずしているのではないか。具合の良さそうな武器を持てば使いたくなる。
ソ連は友邦(子分)アフガ二スタンのイスラム国家化を恐れて内戦に介入して失敗、撤収、その10年後にソ連は消滅してしまった。米国も今はアフガンから尻尾を巻いて逃げつつある。米国も老大国への道を辿りつつある。パクスアメリカーナの最終章。
習近平は求心力を高めるために周辺国と緊張関係になりたいが、昨年はインドから反撃されて軍を撤収させた。中共は死傷者数を公表していないから負け戦だったろう。これでは国威を大きく棄損する。で、新たな緊張のターゲットは「勝てる相手」でないとまずい。その有力候補は台湾と尖閣諸島(日本)だ。
中共サイト「軍事記者」2021年第5号「平時の軍事世論闘争の有機的な収束を加速させる5つの思考」から。(軍事世論とはプロパガンダとか戦時公報だろう)
<軍事言語能力は、常に軍隊の不可欠な特性戦闘力である。 本論文は、我々の軍事世論の迅速な対応能力を向上させる現実的な必要性に着目し、軍事世論闘争の使命を高品質で遂行し、トップデザイン、イメージ構築、実戦基準、人材チーム、科学技術イノベーションの5つの次元から、我々の軍隊の平時における軍事世論闘争の有機的な一体化の加速を提起したい。
戦争における世論の主な機能は、戦争の正義を促進し、大衆の支持を得て、相手を暴露し、その不義を非難し、我らの士気を鼓舞し、士気を結集し、敵の闘志を弱め、敵軍を分裂させ、崩壊させることである。
世界戦争の歴史を通じて、戦争における言語(広報宣伝)の役割は大きい。敵の意志を解体し、敵の信念を破壊し、敵の心理的防御ラインを破壊するために、戦場でますます重要な武器となっている。 したがって、言語戦争と世論戦争で軍事闘争を支える必要がある。
西側メディアが中国軍を誤解し、否定的に報道してきたことは、長い間認識されている。 現在、我々の軍隊の(国際)イメージと、軍隊の現実的なニーズとの間には、まだいくつかのギャップがあり「対外宣伝」でまだ多くの作業がなされなければならない。 「重要な言語」をうまく使って、我々の軍隊のイメージと軍事世論闘争の質を向上させるのは、時代の重要な使命である、云々>
中共というか支那では伝統的に「強い身分の者が怒鳴れば下の者はそれに(表向きは)従う」社会である。下手に反論しようものなら排除されるから、面従腹背は当たり前で、いくら上があーしろ、こーしろと言ったところで手抜きは免れない。リベートやキックバックという利益がなければ一所懸命にはならない。今さら中共が内外へ向けて「世界平和」「我こそ正義」「内政干渉に断固として抗議する」と声をあげたところで「相変わらずのプロパガンダ、全然成長しない」と誰も相手にしない。
中共 vs 反中連合の対立は現在、一触即発状況のように見える。来年2022冬の北京五輪までは習近平は大人しくしているだろうという見方があるが、「敵を油断させて奇襲する」のは常套手段だ。「敵が出れば引く、敵が引けば出る」のが毛沢東の軍事論。
第一次大戦は小さな事件、ほとんど知られていない皇族が暗殺されたことがきっかけだったが、それが各国に充満していた“鬱屈ガス”に火をつけて史上最悪の大戦になってしまった。今の状況は中共も西側陣営もストレスが溜まっているから、ひょんなことから熱戦になるかもしれない。
EUは“諸悪の根源”みたいな発狂暴発性ドイツをいかにしてなだめすかしておくかが原点のように見える。仏独は昔から天敵で、仏マクロンは独メルケルを抑え込むのに必死、見ていて気の毒になるほど。
遠交近攻は世の習い、隣国というのは実に嫌なもので、小生は中共党員以外の支那の民には憎悪を感じないが、朴正煕曰く「誇るべきものが何もない」劣等感だらけの反日脳の半島南部人には生理的嫌悪感を覚え、消えてくれないかなあといつも思う。彼らも日本を呪っているからお互いさまで、小生はできるだけ無視するようにしているが付き合いきれない、という感じ。北や中共の方が「何をどうしたいのか、どうして欲しいのか」が分かりやすいからマシだ。
習近平は5月末に中央政治局学習会で、「我が国は国際社会の中心に日増しに近づいており、グローバルな問題においてさらに大きな役割を果たし、全人類の問題の解決に各国と共に一層の貢献を果たす能力と責任がある」と訓示した。全人類の問題の解決のために「まずはあんたが消えろ」と言いたい。
習の逃げた女房、人気のある彭麗媛女史はその1週間後、久し振りに表に出てきてこうスピーチした。
「我々は共に努力し、愛のために守り、力の限り前進する必要がある。私は各国・各界の関係者に対して、手を携えて、積極的に行動し、エイズや結核の予防と治療の取り組みを強化して、その成果が人類の健康により多く恩恵をもたらすようにし、人類衛生健康共同体の構築のために努力するよう呼びかける」「現在進行中のCOVID-19パンデミックがこれら疾病の抑制にさらなる課題をもたらし、命を守り、前進するための世界的な取り組みを呼びかける」
これはWHOの「エイズ患者の結核による死の撲滅」をテーマにしたテレビ会議での挨拶だが、「習近平一派を撲滅せよ」というメッセージのようにも思える。香港メディア「明報」6/9によると「彭麗媛氏は軍人のステータスを持つ文官として、中共の公式メディア、中央テレビ(CCTV)のニュースでは、少なくとも副国家主席の待遇を受けている」とか。彭麗媛氏は59歳、彼女ならバカ殿様・中共暴走を止められるかもしれない。
<牝鶏晨す(ひんけいあしたす):「書経」牧誓から。めんどりが鳴いて朝を知らせる。女が権勢を振るうたとえ。国や家が衰える前兆とされる>
辞書にはそうあるが、日本の国母は天照大御神だし、推古天皇など女性天皇は8人10代おられる。今でも多くの家庭の大黒柱は女で、「亭主達者で留守がいい」、男は戦場で汗をかいてエサを持ってくるのが日本風だ。天皇を支え寄り添う皇后なんて理想的でいいなあと思う。「皇后様を見習え、俺を大事にしろ、俺を!」と小生は叫びたいが、リタイアするとどうも・・・パラサイトになったようで・・・老いたポチ。
彭麗媛女史のメディア露出が増えていけば国際社会の緊張が緩和されるか。そう期待する人々は多いのではないか。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/324(2021/6/22/火】この際だからと天にもすがる気持ちなのか、福島香織先生も神頼みのよう。「どうすれば防げるのか? 世界が中国の原発だらけになる日 中国原発『差し迫った放射能危機』報道が示唆するもの」JBプレス2021.6.17から。
<中国の易姓革命の思想からいえば、国家指導者が2期10年を期限とした禅譲を拒否し、権力をほしいままにせんとすれば、相次ぐ厄災に見舞われ天命が改められる、かもしれない。禍はたいてい連れ立ってくるものだ。疫病とセットになってくるのは、飢饉、大地震、隕石か。現代科学技術が直面する最大の厄災といえば原発事故だろう。旧ソ連の崩壊の引き金はチェルノブイリ原発事故だった。原発大国を目指す国は必ず一度は大事故を経験してきた。中国とて例外のはずがなかろう・・・>
習近平・中共について占いのプロの見立てはどうか。生方吉子(うぶかた)先生の「習近平国家主席の2021年前半の運気・運勢とは?」2021/2/3から。
<6月5日~7月6日 八方塞がり:実をつけるときです。目上のサポートを受ける暗示があります。しかし暗剣殺の影響を受けやすいといえます。八方塞がりの状態を示しており、解決策を考えるべきであることを意味しています。年運は本厄なので、良いことのあとには悪いことがある、ということなのかもしれません。
7月7日~8月6日 心身のバランスが崩れるかも:収獲のときです。しかし何事も極端になりやすく、自滅の暗示があります。6月に生じた八方塞がり状態から、さらに状況が悪化する可能性があります。重い病気にかかりやすく、精神的にもひどく落ち込みますから、体調面で不安なときとなるのかも。心身のバランスが崩れやすい運気といえます>
生方先生、早く殺してください。奴が1日生き永らえると100万人、1年で3億6500万人の善男善女が苦しい思いをします!
<孔子の古い知人が抱え足坐(かかえあしすわり)していた。彼に孔子は言った。幼にして孫弟ならず(無作法)。長じては述ぶる(取り柄)なし。老いて死せず。是を賊(ならず者)となす、と。〔そして持っていた〕杖(つえ)を以て〔男の〕その脛を〔ぴしゃりと〕叩けり、と(『論語』憲問篇)>(加地伸行先生「古典個展」産経2021/6/20)
無作法、取り柄なし、六十にして耳順う(素直に耳を傾ける)こともできない、まったくゴロツキ、習近平には痛い思いをさせるべし、ということだ。
人間にとって一番大事なのは「いかに生きるべきか」だと小生は思う。「面白おかしく暮らす」のも結構だが、まずは「子どもを産み育てて次代にタスキを繋ぐ」というのが天命だろう。それは老後の安全保障でもあった。自分のDNAを辿ることができるのならタスキが700万年前にまで遡るわけで、自分の代でそれを断つというのは「いかがなものか」という気がするが・・・
<折しも、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人が共に生きた時代は氷河期でした。つまり温暖なときよりも食糧が少ない時代で、獲物を捕まえるために動き回らざるをえない。
すると有利なのは燃費の悪いネアンデルタール人よりも、食糧が少なくても生きることができ、動き回るのが得意な小さな身体のホモ・サピエンスでした。だからこそ、生き残ることができたわけです。
しかし、これは「ホモ・サピエンスが優れていた」ことを意味するものではありません。もし氷河期が訪れず、温暖で食糧事情が豊かな時代が続いたとしたら、生き残ったのはネアンデルタール人だと考えられるからです。
つまり、両者の運命を分けたのは種の優劣ではなく、どちらが当時の環境に適していたか、という点にすぎないのです>(ホモサピエンスが生き残った理由は「頭が良かったから」ではない!?『絶滅の人類史』著者に聞く ほんのひきだし編集部2018/7/15)
プランクトンやコケからマッコウクジラ、ジャイアントセコイアまで必死で子孫にタスキを繋いできたわけだ。ご先祖様は偉かった!
その次に大事なのは「社会に貢献すること」だろう。社会のお荷物ではなく多少なりともお役に立つ。心身が一人前なら、できる人はそれなりに、できない人もそれなりに貢献する。渡辺和子氏の「置かれた場所で咲きなさい」とか、兼高かおる氏が言っていた「(この世での名誉とか蓄財ではなく)天に蔵を置くつもりで生きなさい」というのはそういうことだと思う。これはとても人間らしい営みではないか。
「子孫繁栄」と「社会貢献」、この二つが多少なりともできれば人間として合格という感じがする。子宝に恵まれない人もいるが、小生の父(次男)は叔父さんの養子になったから、一族の間での養子縁組は珍しくなかったようだ。一方で親に恵まれない子供もいる。セイフティネットとして「特別養子縁組」制度があるが、血筋を重視する国柄のためか利用は低調だ。1987年に民法に加えられた制度で、まだ馴染まないのだろうが、社会貢献として徐々に普及していくかもしれない。
子孫繁栄、社会貢献いずれもGHQ憲法による家制度の解体と行き過ぎた個人主義から脱却して日本の国柄を取り戻さないと難しい。戦争というガラガラポンはその絶好の機会となるだろう。700万年間、戦争が良きにせよ悪しきにせよ新しい時代を創ってきたのだから。
現下のインド太平洋における習近平・中共による威圧、恫喝、脅迫に対して、日豪やアジア諸国、欧米は包囲網を徐々に強めているが、今のところは冷戦だ。しかし功を焦る習近平は、この真綿で徐々に締め上げていくような包囲網を座視していれば国内での求心力は落ちていくから、団結と武力を誇示するためもあって衝突、紛争、危機を起こしたくてうずうずしているのではないか。具合の良さそうな武器を持てば使いたくなる。
ソ連は友邦(子分)アフガ二スタンのイスラム国家化を恐れて内戦に介入して失敗、撤収、その10年後にソ連は消滅してしまった。米国も今はアフガンから尻尾を巻いて逃げつつある。米国も老大国への道を辿りつつある。パクスアメリカーナの最終章。
習近平は求心力を高めるために周辺国と緊張関係になりたいが、昨年はインドから反撃されて軍を撤収させた。中共は死傷者数を公表していないから負け戦だったろう。これでは国威を大きく棄損する。で、新たな緊張のターゲットは「勝てる相手」でないとまずい。その有力候補は台湾と尖閣諸島(日本)だ。
中共サイト「軍事記者」2021年第5号「平時の軍事世論闘争の有機的な収束を加速させる5つの思考」から。(軍事世論とはプロパガンダとか戦時公報だろう)
<軍事言語能力は、常に軍隊の不可欠な特性戦闘力である。 本論文は、我々の軍事世論の迅速な対応能力を向上させる現実的な必要性に着目し、軍事世論闘争の使命を高品質で遂行し、トップデザイン、イメージ構築、実戦基準、人材チーム、科学技術イノベーションの5つの次元から、我々の軍隊の平時における軍事世論闘争の有機的な一体化の加速を提起したい。
戦争における世論の主な機能は、戦争の正義を促進し、大衆の支持を得て、相手を暴露し、その不義を非難し、我らの士気を鼓舞し、士気を結集し、敵の闘志を弱め、敵軍を分裂させ、崩壊させることである。
世界戦争の歴史を通じて、戦争における言語(広報宣伝)の役割は大きい。敵の意志を解体し、敵の信念を破壊し、敵の心理的防御ラインを破壊するために、戦場でますます重要な武器となっている。 したがって、言語戦争と世論戦争で軍事闘争を支える必要がある。
西側メディアが中国軍を誤解し、否定的に報道してきたことは、長い間認識されている。 現在、我々の軍隊の(国際)イメージと、軍隊の現実的なニーズとの間には、まだいくつかのギャップがあり「対外宣伝」でまだ多くの作業がなされなければならない。 「重要な言語」をうまく使って、我々の軍隊のイメージと軍事世論闘争の質を向上させるのは、時代の重要な使命である、云々>
中共というか支那では伝統的に「強い身分の者が怒鳴れば下の者はそれに(表向きは)従う」社会である。下手に反論しようものなら排除されるから、面従腹背は当たり前で、いくら上があーしろ、こーしろと言ったところで手抜きは免れない。リベートやキックバックという利益がなければ一所懸命にはならない。今さら中共が内外へ向けて「世界平和」「我こそ正義」「内政干渉に断固として抗議する」と声をあげたところで「相変わらずのプロパガンダ、全然成長しない」と誰も相手にしない。
中共 vs 反中連合の対立は現在、一触即発状況のように見える。来年2022冬の北京五輪までは習近平は大人しくしているだろうという見方があるが、「敵を油断させて奇襲する」のは常套手段だ。「敵が出れば引く、敵が引けば出る」のが毛沢東の軍事論。
第一次大戦は小さな事件、ほとんど知られていない皇族が暗殺されたことがきっかけだったが、それが各国に充満していた“鬱屈ガス”に火をつけて史上最悪の大戦になってしまった。今の状況は中共も西側陣営もストレスが溜まっているから、ひょんなことから熱戦になるかもしれない。
EUは“諸悪の根源”みたいな発狂暴発性ドイツをいかにしてなだめすかしておくかが原点のように見える。仏独は昔から天敵で、仏マクロンは独メルケルを抑え込むのに必死、見ていて気の毒になるほど。
遠交近攻は世の習い、隣国というのは実に嫌なもので、小生は中共党員以外の支那の民には憎悪を感じないが、朴正煕曰く「誇るべきものが何もない」劣等感だらけの反日脳の半島南部人には生理的嫌悪感を覚え、消えてくれないかなあといつも思う。彼らも日本を呪っているからお互いさまで、小生はできるだけ無視するようにしているが付き合いきれない、という感じ。北や中共の方が「何をどうしたいのか、どうして欲しいのか」が分かりやすいからマシだ。
習近平は5月末に中央政治局学習会で、「我が国は国際社会の中心に日増しに近づいており、グローバルな問題においてさらに大きな役割を果たし、全人類の問題の解決に各国と共に一層の貢献を果たす能力と責任がある」と訓示した。全人類の問題の解決のために「まずはあんたが消えろ」と言いたい。
習の逃げた女房、人気のある彭麗媛女史はその1週間後、久し振りに表に出てきてこうスピーチした。
「我々は共に努力し、愛のために守り、力の限り前進する必要がある。私は各国・各界の関係者に対して、手を携えて、積極的に行動し、エイズや結核の予防と治療の取り組みを強化して、その成果が人類の健康により多く恩恵をもたらすようにし、人類衛生健康共同体の構築のために努力するよう呼びかける」「現在進行中のCOVID-19パンデミックがこれら疾病の抑制にさらなる課題をもたらし、命を守り、前進するための世界的な取り組みを呼びかける」
これはWHOの「エイズ患者の結核による死の撲滅」をテーマにしたテレビ会議での挨拶だが、「習近平一派を撲滅せよ」というメッセージのようにも思える。香港メディア「明報」6/9によると「彭麗媛氏は軍人のステータスを持つ文官として、中共の公式メディア、中央テレビ(CCTV)のニュースでは、少なくとも副国家主席の待遇を受けている」とか。彭麗媛氏は59歳、彼女ならバカ殿様・中共暴走を止められるかもしれない。
<牝鶏晨す(ひんけいあしたす):「書経」牧誓から。めんどりが鳴いて朝を知らせる。女が権勢を振るうたとえ。国や家が衰える前兆とされる>
辞書にはそうあるが、日本の国母は天照大御神だし、推古天皇など女性天皇は8人10代おられる。今でも多くの家庭の大黒柱は女で、「亭主達者で留守がいい」、男は戦場で汗をかいてエサを持ってくるのが日本風だ。天皇を支え寄り添う皇后なんて理想的でいいなあと思う。「皇后様を見習え、俺を大事にしろ、俺を!」と小生は叫びたいが、リタイアするとどうも・・・パラサイトになったようで・・・老いたポチ。
彭麗媛女史のメディア露出が増えていけば国際社会の緊張が緩和されるか。そう期待する人々は多いのではないか。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」