雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(145」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/242(2021/1/28/木】このところ天気が芳しくない。思うようにチャリ散歩ができない→ 引き籠る→ PC・読書・新聞に没頭する→ 頭クラクラ、目はショボショボ、手首も痛む→ ぐったり、となる。
健康的ではないので、今朝は経年劣化のレッグウォーマーの補修をしてから外出し、あれこれ用事を済ませたが、目薬も買った。加齢とともに枕元や机上に薬やらサプリ、耳かき、爪切りなどが着実に増え、すっかりヒッキーヂヂイの部屋になってきた。お世辞にも“きれいな部屋”とは言えないが、窓辺でパイプを気兼ねなく楽しめることもあって快適だ。この巣窟で往生できたら最高だ。
昼食後、明日の夕食ために干瓢を戻して味付けしていたら雪が降ってきた。屋外は2.4度だから積もらないだろう。怪しいベルリンは3度だが、危険なワシントンDCはマイナス5度で随分寒そう、暴れると暖かくなるか? 「ドイツ国会議事堂放火事件」を思い出した。
<1933年2月27日の夜、ドイツ国会議事堂が炎上した。この事件によって発令された緊急大統領令は、実質的に国家社会主義ドイツ労働者党=ナチス以外の政党の抵抗力を奪い、翌3月にはヒトラーは全権委任法を制定して独裁を確立し、ヴァイマル共和政の議会制民主主義は事実上崩壊した。
その1か月前の1933年1月30日、ヒトラー内閣が成立した。(ナチスの支持率は5割を切っていたので)ヒトラーは政権基盤を固めるために議会を解散。3月5日に総選挙を行うことを決めた。
2月27日の午後9時30分頃、議事堂のそばを通りがかった帰宅途中の神学生がガラスの割れる音を聞いた。彼は火のついたものを持った人影を見て、警備の警官に急報した。消防車は10時少し前に到着したが火はすでにかなり燃え広がっていた。
当時、議事堂の真向かいにある宿舎で寝ていたナチ党の外国報道部長ハンフシュテングルは家政婦の悲鳴で火事に気付き、そのころヒトラーのパーティが開かれていたゲッベルスのアパートに電話した。ハンフシュテングルが議事堂が燃えていることを話したとき、ゲッベルスは冗談だと相手にしなかった。しかしやがて議事堂の方角が炎で赤く染まり、ヒトラーは「コミュニスト(共産主義者)の仕業だ!」と叫んで現場に急行した。
真っ先に現場に到着した国会議長兼プロイセン州内相ゲーリングは現場で議事堂財産の避難と捜査に当たった。次に副首相パーペンも火事を知って現場に急行した。現場に到着したパーペンにゲーリングは「これは明らかに新政府に対する共産主義者の犯行だ」と叫んだという。
間もなく到着したヒトラーも、「これは天から送られた合図ですよ、副首相閣下!」「もしもこの火事が、私の考えている通りコミュニストの仕業だとしたら、我々はこの危険な害虫どもを鉄拳で叩きつぶさねばなりません!」と語った。
現場を捜索したところ、焼け残った建物の陰でちぢこまっていた半裸の人物ルッベが発見された。ルッベはオランダ人でオランダ共産党員であった(精神異常とか)。ルッベは放火の動機は「資本主義に対する抗議」と主張しており、プロイセン内務省政治警察部長ディールスも「狂人の単独犯行」と推定した。
しかしヒトラーは「共産主義者による反乱計画の一端」と見なし、「コミュニストの幹部は一人残らず銃殺だ。共産党議員は全員今夜中に吊し首にしてやる。コミュニストの仲間は一人残らず牢にぶち込め。社会民主党員も同じだ!」と叫び、単独犯行であるとするディールスの意見を一蹴した。
9月21日からはライヒ裁判所で裁判が始まった。12月23日まで続いたこの裁判は、海外の影響も受けてナチ党の思うように行かなかった(ゲーリングは残念がったが、後の法律改正でナチスへのブレーキはなくなった)。ルッベには死刑が宣告され、1934年1月10日に刑が執行された。
1963年、フリッツ・トビアスは著書『国会炎上 神話と現実 』の中で詳細な研究を行い、ルッベ単独犯行説を唱えた。1964年には現代史家のハンス・モムゼンは論文『国会炎上と政治的影響』を書き、トビアスの説を補強した>(WIKI)
事件から30年後にどうやら決着したようだ。
石井茂著「量子暗号」は理系脳ゼロの小生にはチンプンカンプンだったが、同書でも「1941年の日本による真珠湾攻撃は暗号解読されFDRルーズベルトらが早くから知っていた」とあった。
FDRはWW2参戦に反対する米国民に「我が国が攻撃されない限り参戦しない」と公約していた。このために日本バッシングを続けて日本が開戦するように仕組んだが、日本の悲しさは暗号が解読されているとはまったく気づかなかったことだ。
真珠湾の2か月前の10月にはゾルゲ、尾崎らのスパイ団が摘発されており、東条英機は嫌な予感がしたのだろう、真珠湾攻撃の3週間ほど前には暗号担当者に「盗聴されていないだろうな」と念を押したが、担当者の「今度は大丈夫です」という言葉を信じた。結局、日本はFDRの罠にまんまとはまってしまったわけだが、この件の米国の機密文書は永遠に公開されそうもない。
ただ、FDRを崇拝する人々としては「どんな手を使おうが、参戦しなければ欧州はナチスなど枢軸国に支配されてしまっただろう。世界の最強国として今のアメリカがあるのは参戦したからだ」と言うことはできる。ところがそれを公開すれば不都合な、不名誉な、人道にもとる、許し難い罪の記録もボロボロ出てくる。
身近な話では、「誠実でありたい」と過去のことを明かせば「あんたって人は・・・絶対許さないからね!」と奥様から蛇蝎の如く嫌われ、死ぬまで責められる、これがリアルだよなあ、同志諸君! 平和を求めて地獄に落ちた亭主は成仏できずに「正義はやがて身を亡ぼす」と悔やみ続ける・・・奥様だって気分は晴れない、「私の結婚は間違いだった」と苦しむことになる。
古人曰く「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」「真実は劇薬、嘘は常備薬」「沈黙は金」「嘘は墓場までもっていけ」・・・悔悟の苦しみから逃れたいから告白するのは身勝手、卑怯という説も成り立つなあ。
2021年1月6日のアメリカ合衆国議会(連邦議会)襲撃事件。今は左右のプロパガンダ合戦で、左は「大本営発表」みたいに報道を牛耳っているから、実際に「あれは何だったのか」という判断は小生にはできない。真珠湾のようにほぼ永久的に真実は封印されるかもしれない。そうなれば「神はいるか」論争みたいになる。
日本人は「神様はいっぱい、俺にもアンタにも神様が宿っている、虫にも花にも大地、空、宇宙にも神様がいっぱい。太陽の恵みも神様がくださったもの」と思っているのが一番いい、神様については。
バイデン民主党が赤色革命を目指すのなら連邦議会襲撃事件を封印することはなく、共和党を叩く材料にするだろう。民主党の極左連中は「共和党の幹部は一人残らず銃殺だ。共和党議員は全員吊し首にしてやる。奴らの仲間は一人残らず牢にぶち込め。エバンジェリカル(福音派)も同じだ!」と煽るのではないか。機会が来れば“腐敗階級”のみならず党に忠実でない者を一掃するのがアカの伝統なのだから、何をするか分かったものではない。多分、多くの識者は不安を感じているだろう。
ロバート・D・エルドリッヂ氏「バイデン大統領で米国民は結束できず」(世界日報2021/1/26)から。
<ジョー・バイデンは、アメリカ合衆国憲法に定めている手続きを踏んで第46代米大統領に就任した。就任式は「アメリカ・ユナイテッド」をテーマにした。つまり、去る11月の大統領選挙によって一層進んだ分断されている米国を再結束するということだ。
就任式を主催する委員会によると、テーマは「アメリカの魂を取り戻し、国を一つにし、より明るい将来への小道をつくる始まりを反映している」というが、これは具体性を欠き、アメリカの政治を長年ダメにし、国民を騙してきた、単なる決まり文句にすぎない>
ウィーン発コンフィデンシャル「バイデン新政権就任早々の『変調』」(2021年1月26日)から。
<バイデン氏が第46代米国大統領に就任してまだ1週間も経過していない段階で、バイデン新政権に対し「ああだ、こうだ」と批判することは時期尚早だろうが、前兆というか、懸念される変化が既に見られる。
海外反体制派中国メディア「大紀元」によると、バイデン政権発足後の21日、米国務省のウェブサイトから「中国の脅威」、次世代移動通信網(5G)セキュリティらの問題が主要政策項目(Policy Issues)から取り下げられたというのだ。
同サイトには、反腐敗、気候と環境保護、新型コロナウイルスなど17項目が掲載されているが、先述した「中国の脅威」や5G項目が削除されているという。その理由は説明されていない。
好意的に受け取れば、バイデン新政権は国務省のウェブサイトの刷新中なのかもしれないから、具体的な動きが出てくるまでは何も言うべきではないかもしれないが、少々心配だ。大紀元(2021年1月22日)によると、トランプ前政権時代の政策課題から消滅した項目は「中国の脅威」、5G問題のほか、「イラン・危険な政権」「ニカラグア・民主主義への回帰」「ベネズエラ・民主主義危機」等々だ。
バイデン民主政権下には既に親中派が入り込んでいる。同時に、リベラルなメディアには中国資本が入り、情報工作をしている。それだけにバイデン新大統領が明確な対中政策を確立しなければ、中国共産党の懐柔作戦に嵌ってしまう危険性がある。バイデン新政権下の国務省ウェブサイトの主要政策項目から「中国の脅威」が削除されたというニュースはその懸念を裏付ける>
共産主義は思想、信条とかいった生易しいものではない。「完全なる洗脳=生きている兵器」を作る猛毒ウイルスで、絶滅しないととんでもないことになる。恥をさらすことになるので一度も書いたことはないが、19歳の小生は「共産主義革命のためなら、党が『殺せ』と言うなら親でも殺す」と言って、義兄から「バカ野郎、お前、狂ってんじゃないか」と怒鳴られ、多少ながらも反省したことがある。
共産主義は反社会的な邪教とそっくりで、インテリのオウム幹部でさえ洗脳されて赤ん坊まで殺し、無差別大量殺人も厭わなかった。それくらい強烈な「精神破壊の猛毒菌」で、思想や宗教とは異次元のもの、「狂気、凶器の精神病」と心得、見つけ次第除染隔離しないとパンデミックになりかねない。己の利益のためなら何をしでかすか分からない「目が点生物」、文明の破壊者と心得ていた方がいい。
<国営通信の新華社によれば、中国の公安部が2009年4月から2年間にわたって行った誘拐事件摘発キャンペーンで、子供1万3284人、女性2万3085人を救出したという。摘発されたのは4535の誘拐犯罪グループで、容疑者は3万人にも上った。あくまでも摘発された数だけで、これだけの数字だ。実際にはどのくらいいるのか想像もつかない>(小林史憲「テレビに映る中国の97%は嘘である」)
共産主義への甘い考えが14億の中共という化け物を作ってしまった。米国に自浄作用が働かなければさらに3億の赤色帝国が追加されることになるだろう。そういう世界に耐えられないのなら自由民主人権法治の国々が結束して対峙しなくてはならない。前科者シーチン曰く「備えよ! パクス・アメリカーナの時代は最終章に入った」。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/242(2021/1/28/木】このところ天気が芳しくない。思うようにチャリ散歩ができない→ 引き籠る→ PC・読書・新聞に没頭する→ 頭クラクラ、目はショボショボ、手首も痛む→ ぐったり、となる。
健康的ではないので、今朝は経年劣化のレッグウォーマーの補修をしてから外出し、あれこれ用事を済ませたが、目薬も買った。加齢とともに枕元や机上に薬やらサプリ、耳かき、爪切りなどが着実に増え、すっかりヒッキーヂヂイの部屋になってきた。お世辞にも“きれいな部屋”とは言えないが、窓辺でパイプを気兼ねなく楽しめることもあって快適だ。この巣窟で往生できたら最高だ。
昼食後、明日の夕食ために干瓢を戻して味付けしていたら雪が降ってきた。屋外は2.4度だから積もらないだろう。怪しいベルリンは3度だが、危険なワシントンDCはマイナス5度で随分寒そう、暴れると暖かくなるか? 「ドイツ国会議事堂放火事件」を思い出した。
<1933年2月27日の夜、ドイツ国会議事堂が炎上した。この事件によって発令された緊急大統領令は、実質的に国家社会主義ドイツ労働者党=ナチス以外の政党の抵抗力を奪い、翌3月にはヒトラーは全権委任法を制定して独裁を確立し、ヴァイマル共和政の議会制民主主義は事実上崩壊した。
その1か月前の1933年1月30日、ヒトラー内閣が成立した。(ナチスの支持率は5割を切っていたので)ヒトラーは政権基盤を固めるために議会を解散。3月5日に総選挙を行うことを決めた。
2月27日の午後9時30分頃、議事堂のそばを通りがかった帰宅途中の神学生がガラスの割れる音を聞いた。彼は火のついたものを持った人影を見て、警備の警官に急報した。消防車は10時少し前に到着したが火はすでにかなり燃え広がっていた。
当時、議事堂の真向かいにある宿舎で寝ていたナチ党の外国報道部長ハンフシュテングルは家政婦の悲鳴で火事に気付き、そのころヒトラーのパーティが開かれていたゲッベルスのアパートに電話した。ハンフシュテングルが議事堂が燃えていることを話したとき、ゲッベルスは冗談だと相手にしなかった。しかしやがて議事堂の方角が炎で赤く染まり、ヒトラーは「コミュニスト(共産主義者)の仕業だ!」と叫んで現場に急行した。
真っ先に現場に到着した国会議長兼プロイセン州内相ゲーリングは現場で議事堂財産の避難と捜査に当たった。次に副首相パーペンも火事を知って現場に急行した。現場に到着したパーペンにゲーリングは「これは明らかに新政府に対する共産主義者の犯行だ」と叫んだという。
間もなく到着したヒトラーも、「これは天から送られた合図ですよ、副首相閣下!」「もしもこの火事が、私の考えている通りコミュニストの仕業だとしたら、我々はこの危険な害虫どもを鉄拳で叩きつぶさねばなりません!」と語った。
現場を捜索したところ、焼け残った建物の陰でちぢこまっていた半裸の人物ルッベが発見された。ルッベはオランダ人でオランダ共産党員であった(精神異常とか)。ルッベは放火の動機は「資本主義に対する抗議」と主張しており、プロイセン内務省政治警察部長ディールスも「狂人の単独犯行」と推定した。
しかしヒトラーは「共産主義者による反乱計画の一端」と見なし、「コミュニストの幹部は一人残らず銃殺だ。共産党議員は全員今夜中に吊し首にしてやる。コミュニストの仲間は一人残らず牢にぶち込め。社会民主党員も同じだ!」と叫び、単独犯行であるとするディールスの意見を一蹴した。
9月21日からはライヒ裁判所で裁判が始まった。12月23日まで続いたこの裁判は、海外の影響も受けてナチ党の思うように行かなかった(ゲーリングは残念がったが、後の法律改正でナチスへのブレーキはなくなった)。ルッベには死刑が宣告され、1934年1月10日に刑が執行された。
1963年、フリッツ・トビアスは著書『国会炎上 神話と現実 』の中で詳細な研究を行い、ルッベ単独犯行説を唱えた。1964年には現代史家のハンス・モムゼンは論文『国会炎上と政治的影響』を書き、トビアスの説を補強した>(WIKI)
事件から30年後にどうやら決着したようだ。
石井茂著「量子暗号」は理系脳ゼロの小生にはチンプンカンプンだったが、同書でも「1941年の日本による真珠湾攻撃は暗号解読されFDRルーズベルトらが早くから知っていた」とあった。
FDRはWW2参戦に反対する米国民に「我が国が攻撃されない限り参戦しない」と公約していた。このために日本バッシングを続けて日本が開戦するように仕組んだが、日本の悲しさは暗号が解読されているとはまったく気づかなかったことだ。
真珠湾の2か月前の10月にはゾルゲ、尾崎らのスパイ団が摘発されており、東条英機は嫌な予感がしたのだろう、真珠湾攻撃の3週間ほど前には暗号担当者に「盗聴されていないだろうな」と念を押したが、担当者の「今度は大丈夫です」という言葉を信じた。結局、日本はFDRの罠にまんまとはまってしまったわけだが、この件の米国の機密文書は永遠に公開されそうもない。
ただ、FDRを崇拝する人々としては「どんな手を使おうが、参戦しなければ欧州はナチスなど枢軸国に支配されてしまっただろう。世界の最強国として今のアメリカがあるのは参戦したからだ」と言うことはできる。ところがそれを公開すれば不都合な、不名誉な、人道にもとる、許し難い罪の記録もボロボロ出てくる。
身近な話では、「誠実でありたい」と過去のことを明かせば「あんたって人は・・・絶対許さないからね!」と奥様から蛇蝎の如く嫌われ、死ぬまで責められる、これがリアルだよなあ、同志諸君! 平和を求めて地獄に落ちた亭主は成仏できずに「正義はやがて身を亡ぼす」と悔やみ続ける・・・奥様だって気分は晴れない、「私の結婚は間違いだった」と苦しむことになる。
古人曰く「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず」「真実は劇薬、嘘は常備薬」「沈黙は金」「嘘は墓場までもっていけ」・・・悔悟の苦しみから逃れたいから告白するのは身勝手、卑怯という説も成り立つなあ。
2021年1月6日のアメリカ合衆国議会(連邦議会)襲撃事件。今は左右のプロパガンダ合戦で、左は「大本営発表」みたいに報道を牛耳っているから、実際に「あれは何だったのか」という判断は小生にはできない。真珠湾のようにほぼ永久的に真実は封印されるかもしれない。そうなれば「神はいるか」論争みたいになる。
日本人は「神様はいっぱい、俺にもアンタにも神様が宿っている、虫にも花にも大地、空、宇宙にも神様がいっぱい。太陽の恵みも神様がくださったもの」と思っているのが一番いい、神様については。
バイデン民主党が赤色革命を目指すのなら連邦議会襲撃事件を封印することはなく、共和党を叩く材料にするだろう。民主党の極左連中は「共和党の幹部は一人残らず銃殺だ。共和党議員は全員吊し首にしてやる。奴らの仲間は一人残らず牢にぶち込め。エバンジェリカル(福音派)も同じだ!」と煽るのではないか。機会が来れば“腐敗階級”のみならず党に忠実でない者を一掃するのがアカの伝統なのだから、何をするか分かったものではない。多分、多くの識者は不安を感じているだろう。
ロバート・D・エルドリッヂ氏「バイデン大統領で米国民は結束できず」(世界日報2021/1/26)から。
<ジョー・バイデンは、アメリカ合衆国憲法に定めている手続きを踏んで第46代米大統領に就任した。就任式は「アメリカ・ユナイテッド」をテーマにした。つまり、去る11月の大統領選挙によって一層進んだ分断されている米国を再結束するということだ。
就任式を主催する委員会によると、テーマは「アメリカの魂を取り戻し、国を一つにし、より明るい将来への小道をつくる始まりを反映している」というが、これは具体性を欠き、アメリカの政治を長年ダメにし、国民を騙してきた、単なる決まり文句にすぎない>
ウィーン発コンフィデンシャル「バイデン新政権就任早々の『変調』」(2021年1月26日)から。
<バイデン氏が第46代米国大統領に就任してまだ1週間も経過していない段階で、バイデン新政権に対し「ああだ、こうだ」と批判することは時期尚早だろうが、前兆というか、懸念される変化が既に見られる。
海外反体制派中国メディア「大紀元」によると、バイデン政権発足後の21日、米国務省のウェブサイトから「中国の脅威」、次世代移動通信網(5G)セキュリティらの問題が主要政策項目(Policy Issues)から取り下げられたというのだ。
同サイトには、反腐敗、気候と環境保護、新型コロナウイルスなど17項目が掲載されているが、先述した「中国の脅威」や5G項目が削除されているという。その理由は説明されていない。
好意的に受け取れば、バイデン新政権は国務省のウェブサイトの刷新中なのかもしれないから、具体的な動きが出てくるまでは何も言うべきではないかもしれないが、少々心配だ。大紀元(2021年1月22日)によると、トランプ前政権時代の政策課題から消滅した項目は「中国の脅威」、5G問題のほか、「イラン・危険な政権」「ニカラグア・民主主義への回帰」「ベネズエラ・民主主義危機」等々だ。
バイデン民主政権下には既に親中派が入り込んでいる。同時に、リベラルなメディアには中国資本が入り、情報工作をしている。それだけにバイデン新大統領が明確な対中政策を確立しなければ、中国共産党の懐柔作戦に嵌ってしまう危険性がある。バイデン新政権下の国務省ウェブサイトの主要政策項目から「中国の脅威」が削除されたというニュースはその懸念を裏付ける>
共産主義は思想、信条とかいった生易しいものではない。「完全なる洗脳=生きている兵器」を作る猛毒ウイルスで、絶滅しないととんでもないことになる。恥をさらすことになるので一度も書いたことはないが、19歳の小生は「共産主義革命のためなら、党が『殺せ』と言うなら親でも殺す」と言って、義兄から「バカ野郎、お前、狂ってんじゃないか」と怒鳴られ、多少ながらも反省したことがある。
共産主義は反社会的な邪教とそっくりで、インテリのオウム幹部でさえ洗脳されて赤ん坊まで殺し、無差別大量殺人も厭わなかった。それくらい強烈な「精神破壊の猛毒菌」で、思想や宗教とは異次元のもの、「狂気、凶器の精神病」と心得、見つけ次第除染隔離しないとパンデミックになりかねない。己の利益のためなら何をしでかすか分からない「目が点生物」、文明の破壊者と心得ていた方がいい。
<国営通信の新華社によれば、中国の公安部が2009年4月から2年間にわたって行った誘拐事件摘発キャンペーンで、子供1万3284人、女性2万3085人を救出したという。摘発されたのは4535の誘拐犯罪グループで、容疑者は3万人にも上った。あくまでも摘発された数だけで、これだけの数字だ。実際にはどのくらいいるのか想像もつかない>(小林史憲「テレビに映る中国の97%は嘘である」)
共産主義への甘い考えが14億の中共という化け物を作ってしまった。米国に自浄作用が働かなければさらに3億の赤色帝国が追加されることになるだろう。そういう世界に耐えられないのなら自由民主人権法治の国々が結束して対峙しなくてはならない。前科者シーチン曰く「備えよ! パクス・アメリカーナの時代は最終章に入った」。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp