あんじーの日記

人間に捨てられた犬が、人間に助けられて、我が家にやってきた。
我が家の子どもは保護犬ですが、どこへ行くにも一緒です。

「高野山の案内犬ゴン」を読んで。

2016年04月05日 | おでかけ

2016年3月16日(水) 晴れ

2月にお友達の愛犬が虹の橋へ旅立ち、寂しい日々が続いていて、ちゃっぴーが旅立った時を思い出していた。

あの時、残された私達夫婦はなす術もなく、ただただ悲しみと寂しさに耐えていたような気がする。

そしてちゃっぴーのお骨を背負い、四国八十八ヶ所巡りを始めたのが昨日の事の様に思い出された。

四国八十八ヶ所を結願し、高野山奥の院へ詣でて満願したのだけれど、高野山の表玄関となる九度山の慈尊院に

お大師さまのお母様が安置されていて、慈尊院から高野山まで町石道と言う参道を歩かれる人も多いと後から知った。

これを機に、慈尊院へお参りに行こうと思い立ちネットで調べてみたら、一昨年に道の駅「柿の郷くどやま」

が出来たらしいので、ここに車を止めて行けばいいみたいだ。

そして慈尊院のHPを見ていたら、「案内犬ゴン」と書いてある。この慈尊院から高野山まで道案内するノラ犬が居て、

その犬のお話が本になっているそうな。どれどれと早速、ポチっとして読んでみました。

とても良いお話でした、不思議な犬と出会い、犬嫌いのご住職が今やすっかり犬好きになっていく様子など、

リアルに書かれていると思います。ますます、行きたくなってきました!!

そして、あん&まろも一緒にお参りに来ましたが、なにせ世界遺産も有するお寺、犬連れで入っていいのか

躊躇してしまい、お庭で掃除されているお方に訪ねてみると「どうぞどうぞ!!」と歓待していただき中へ。

有りました、ゴンちゃんの碑!お大師さまと並んで建てられています。本によると、たいそう長生き犬だったらしく

あん&まろも、あやかってもらおうとお参りさせてもらいました。

その後、長い長い階段を上って、本堂へお参りしてから町石道の方へ行ってみます。

 

 今でも舗装などされていない山道、ここを毎日往復していたんだなぁ~と感慨にふけりながら、歩いて行くと

ゴンちゃんが前に歩いてくれているような感覚になります。

 

だけど、今日はさすがに高野山までは歩けないので、30分ほどで行ける展望台まで行ってみます。

 

 展望台からの眺めは、橋本方面が見えています。お大師さまもゴンちゃんも歩いた道、ちゃっぴーも一緒に歩いているようです。

あんじーもまろにーも、お付き合いありがとう。母ちゃん、なんかとっても良い一日になったよ。

これもまた、虹の橋へ旅立ったワンコ達のおかげなんやね。ありがとう。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ちょっとそこまで知多半島。... | トップ | 青空のりんくうタウン。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あんじー&まろにーちゃんもしっかりカメラ目線(笑) (びび)
2016-04-06 10:52:06
いいですねぇ~、こういうお話。
幸せで長生きしてくれるというお話は、最高ですよ。
「どうぞ、どうぞ」うれしい最高のお言葉ですね。

皆さん、しっかりと歩かれて良いハイキングでした。
空気も澄み切っているような・・・。
ヾ(o´ェ`o)ノ びびさんへ (Hisami)
2016-04-08 11:50:09
「昔こんな犬が居たんだよ」って言う昔話でなく、最近の実話ですから、いいですよね~!
しかも、毎日20キロの山道を往復していたのに、長生きできたのは、神がかっているようにも思えます。

鞍馬の鬼とは違って、慈尊院では境内の中を案内して下さいました^^

はい!良いハイキングになりました♪

コメントを投稿