あんじーの日記

人間に捨てられた犬が、人間に助けられて、我が家にやってきた。
我が家の子どもは保護犬ですが、どこへ行くにも一緒です。

ほごいぬミーティング、悲しい事と嬉しい事。

2018年02月26日 | ボランティア

2018年2月11日(日)晴れ

寒い日が続く毎日の中、特に寒かった日曜日。最高気温が5℃という奈良県地方でした。

朝からあんじーも、ソファーに座る母ちゃんの膝の上にピッタリくっついて寝ています。か、かわえぇ~

あんじーが膝の上に乗ってくれるなんて、めったにありませんのよあぁ、動けない母ちゃん・・・

でもね、今日は母ちゃんお出かけやねん。Dog’s Smileさんのほごいぬミーティングの日やからね。

と、後ろ髪引かれながら、お手伝いにやってきました。もう極寒です。フリマ隊さんと受付さんと駐車場係さんは

外での活動ですので大変です。石油ストーブだけで、本当にご苦労様です。

ワンコさん達は室内で暖かく過ごしています。今回午前中は、あまりにも寒いからでしょうか?出だしはゆっくりでした。

今回の母ちゃんのお仕事は、新しいボランティアさんと高校生のボランティアさんが来てくれたので、

ワンコ達はその子達にお願いして、見守り隊としてスタンバイしました。

徐々に人が入って来て、だんだん賑やかになって来ます。今回、大人気だったのがポメラニアンのシンバ。

フサフサ可愛いお姿に、子供達もメロメロ。「かわい~この子が良い~~♪」とお子様達はシンバから離れません^^

でもね、こんなフサフサ綺麗なシンバも、保護の時にはこんな風だったんです。Dog’s Smile・HPへ

皮膚疾患で毛は有りませんでした。今も治療の為、お薬と週に2回のシャンプーが必要です。

そんな手間もお金もかかるシンバです。その事を承知で、お世話もして下さる方でないと譲渡出来ません。

ペットショップでただ可愛いと言うだけで、安易に命を購入しておいて、病気と分かると捨てる飼い主。

こんな形で毒は吐きたく無いけど、少なくともここに居るボランティアに携わっているみんなは、ここに居る一頭一頭は、

そんな理不尽な人間の行動が引き起こしている事と憂いながら、心の中にグッと抑えて新しい里親様探しをしています。

ですから里親希望者様は、ペットショップで買うよりも、ハードルは高いかもしれません。いえ、高いです(キッパリ)

一度捨てられたワンコ達が、決して同じ道に行かないように、里親様選びも慎重になるのです。

だから気に入って下さったワンコと条件が合わずに、お断りする場合も有ります。そんな折「帰りにペットショップ行こう~!!」

なんて悲しい捨て台詞、せっかく保護犬に興味を持って来て下さったのに、それは無いやん

心の声、思わず出たんかもしれへんけど、聞こえたボラさん達は心底悲しい気持ちになります。お願いしますよ~

そんな中、ボラさん達が一番幸せを貰える正式譲渡。この日は3頭のワンコが本当の家族の元へ卒業しました

2年3か月、待ちに待ったシニアのワイ君。預かり仮母も感無量、見てるだけの私が嬉しい号泣(爆)

こちら(左)は玲央君、里親様はDog’s Smileさんから受け入れ経験者様。安心して送り出せる里親様です。

最後はときちゃん、この子も訳ありで出戻って来てしまった子。恐怖でお口が出る事も承知で里親様が受け入れて下さいました。

みんな笑顔と涙が入り乱れる卒業式。そんな現場に立ち会える母ちゃんは、幸せをたっぷり貰って帰って来ました。

帰って早速、あん&まろとお散歩へ出かけて、ますます幸せな時間を過ごした1日でした~(*^▽^*)最後に・・・

今日はこんな感じの八兵衛さん。1年で一番寒いこの時期に、たっぷり抜け毛が止まらない秋田犬(笑)

温かい室内でまったりな姿にも癒されました。

コメント (2)
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