トーキョー改め雪国独り言ライフ

地元・伊豆白浜を離れ、東京で12年間を過ごし、雪国・新潟に引っ越したナオミのひとりごとです。

あて木加工のやり方

2014-05-24 | イラストのこと
今日は、チョークアートのあて木加工について。

私も手探りでやってるんですが、ネットで調べてもなかなかHOWTOが見当たらなくて…
一応、素人ながら私のやり方を書いておきます。


新潟の先生に教えてもらったのは、
簡易あて木加工でした。
こんな感じの。

これはA2サイズの裏側。
これは木の計測とか関係ないので
木材を自分の糸ノコで適当にカットして、ボンドで貼り付けます。
簡単です。

ただ、横から見て隙間があらわな感じになるのが嫌な人には、向かないかな?
あと、板の厚さが2.5mmのものだと、
経年劣化で板が少し歪んで来るみたい。

横浜のグループ展に出す時に、
裏面をぐるっと囲うあて木加工の指定がありました。

こりゃ難しそうだ!と思ったんだけど、
完成した絵を購入した額に入れてみたら、
なんだか「板に描いた」感が無くなって、味気なくて…。
表面のアクリル板が光を反射するし、
見えにくいのもあり、額装を断念しました。

普通は木材をキャンバスのサイズに合わせてぶつ切りして貼るみたいなんだけど、
私は何を思ったか、木材の端を斜めに切り落として組み合わせる方法にしてしまいました…(;^_^A

ホームセンターで切断加工を頼んだら、
加工代だけでかなりかかった…。
斜めに切るのは素人には無理だし仕方なかったけど、
直線で切ればいいんだという考えが全然なかったの…。

で、実際貼り付けてみたら、ピッタリいかない。
自分で切るのも難しそうだしめんどくさくて、そのままにしてしまいました。

でもやっぱり不満足…。

で、新潟グループ展の絵が出来上がり…
前述の日記で描いた通り、
今回からは、知り合いの大工さんが端材を切って譲ってくれることになりました。

で、今回は頑張りましたよ!
せっかくお気に入りの絵を描いたから、ピッタリ貼りたくて!!

まず、キャンバスの色と同じく、黒に塗ります!
板の色が他の色なら、その色で。
そうすると、違和感なく、厚い板に描いたみたいに見えます。
あ、貼り付ける面は塗らないです。


で、絵の背面にボンドで貼り付けます。

ここで、やっぱりサイズが合わない。
大工さんに頼んでもピッタリいかないのは、板の問題か?

合わない木材は、目安の線を引いてからひたすらヤスリで削る!
削る!削る!を繰り返し、サイズ調整。
この工程を考えると、斜めに切ってある方が素人でもやりやすいかも?
ぶつ切りのだと、垂直に削らないといけないから、私には難しい気がする…。
少しくらい隙間ができても、ボンドで埋めたりすればなんとかオッケー!
最初は削るの大変だったけど、
何枚目かで慣れて来て、削るの楽しかったかも(゜∀゜)

で、一日乾かします。
木工用ボンドでしっかり位置を確認して貼り付けました。
特に強く押すこともしなかったな。
変に押すとズレるし。

翌日、乾いたことを確認して…
ビラカン?豆カン?(この呼び方どっちが正しいんだろ?商品の表示は豆カンなのでそっちにするか)を取り付けます。

位置は、だいたい上から10センチかな?
※この画像は、A3サイズです。
縦の長さの、上から三分の一のところらへんなのかな?
あまり中心すぎるとどうなるのかは知りませんが、私はいつも10~15の間くらいかなぁ。

ネジネジしたら、麻ひもを通します。
出来るだけピンと貼る…って言っても、やっぱり限界はある(^_^;)


これで、完成!
横からみても綺麗に仕上がりますよ!(゜∀゜)

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