日々想うコト ~DIARY~

美葉果の『ぼちぼち』日記です

聴こえるもの

2009年08月01日 | 家族・家庭
先日、毎年行われる次女のピアノの発表会に行ってきました。

小さなお子ちゃまから、大人の方まで
幅広い年齢層の演奏会でした。。




最近、
特に感じることですが・・・


弾く順序は、やはり後半になっていくほど
上手な人になってきて 演奏も高度になっていくのですが・・。



後半に差し掛かってくると

う~~ん

さすがに 難しい曲を弾く子が連発で
なんか、もう かなり
腕の競い合いみたいな感じになってませんか~?
・・という雰囲気です。


シューベルトの『即興曲(Op.90-2)』や
ベートーベンの『月光(しかも3楽章)』など・・

私は、これだけ弾けるのよっ」というような自信たっぷりの
鬼気迫る演奏が続く・・(圧倒されます。。。)


弾く技術はすばらしいと思ったけれど

もっと、こう、

心に残る、染み渡るような演奏をする人は
いないのかなぁ・・。


いや、しいていえば、

最後の 
模範で弾いてくださった講師の先生の演奏だけ。。。?


まあ、『発表会』なので
日頃の練習の成果を見せる場所ということなのですけど

聞いている方は

難曲を自信たっぷりで弾かれるのもいいですが、
なんか、それだけというか

おとなしい曲でも、
しっとり聴かせる曲の方が、心に残る・・・かな。
(↑あくまで個人的意見ですケド)
そんな曲を選ぶ人が年々少なくなってるような・・

そういった意味でも
先生の演奏は、説得力があったなと思いました。





たとえば、




最近、すっかり有名になった盲目のピアニスト
辻井伸行さんの演奏は

単に、「目の見えない人が演奏するからすばらしい」のではなくて

多分、彼にとって

盲目の世界で感じる音の世界というものが
常人よりも 新鮮で美しく感じる気持ちがあって

それが
素直に演奏に現れているんじゃないのかな・・。



そんな 心に響く ような

娘の演奏を
いつか
聴ける日がきたらいいな・・と思います・・。


(最後は親バカですみません・・。)




秋篠音楽堂ホールにて


ピアノを習い始めてから、ずっとお世話になっている先生と一緒に。


「神経質で極端~」
「やる気にムラあり・・・」

そんな、いつも困らせてばかりの問題児(うちの次女)を
熱心に支えてくださる先生に感謝感謝です~~ペコペコ;

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