日々徒然

日々旅にして旅を住処と・・・
できるほどの金も時間もないけれど、お散歩も旅。
ほてほてのんびり歩きましょう。

力こんにゃく&円仁さん

2004-08-31 22:18:11 | 芭蕉紀行
山寺の名物といえば、力こんにゃくと円仁さん。どちらも食べ物です。

力こんにゃくは、醤油味の煮汁で香ばしく煮た玉こんにゃくを団子のようにわりばしに刺した山寺の名物です。一本100円。熱々でおいしいです。ちょっとだけからしをつけて。

円仁さんはお菓子。立石寺、通称山寺を開山した円仁大師にちなんだ名。
山寺は860年に清和天皇の発願によって開山されたと伝えられているそう。

山寺の階段はきついんだよ、と聞いています。これから力強く登るために、力こんにゃくで力をつけましょう。
でもどうやら、紅葉時期だから、階段に人があふれているらしい・・・。

写真は山寺入ってすぐ。お線香の束をまとめてる和紙がきれいだったので。
けむりを悪いところにあてると良くなる、というので、頭にあてます。顔にも。よくなりますように。

あけび

2004-08-30 22:19:57 | 芭蕉紀行
山寺に向かう途中の八百屋さんで、あけびを売っていました。

この写真じゃいまいち色が出ていませんが、とっても鮮やかできれいな紫色をしていて、ふっと目がひきよせられちゃいます。

実はあけびを見るのは初めて。
当然ながら味わったこともなし。どうやって食べるものなんだろう?

あけびって、本や漫画を読んでいると、時々出てくるので、みたいなあとずっと思っていたものだったので、この出会いは思いがけずうれしいものした(*^o^*)。

いや、家からちょっと電車で行くと、あけびが野生で生えてる場所なんて普通にあるんだけど、普段行かないし、行くときは季節が違ったりして、なかなかお会いできなかったのです。

はじめまして、とご挨拶して山寺に向かいます。

山寺の駅

2004-08-28 22:22:14 | 芭蕉紀行
鳴子峡の高見台に到着し、よくポスターにある鉄橋と紅葉を眺めると鳴子峡散策は終わり。
屋台やお土産やさん、紅葉を楽しみに来ている人々でにぎわっていました。

ここからまたバスで鳴子温泉駅に戻り、JR陸羽東線に乗って芭蕉や曾良も観ただろう景色を眺めながら移動です。・・・大半は寝ました。

次に向かったのは山寺。奥の細道湯けむり紀行ですからね、芭蕉の訪ねた地に行くのです。
山寺の駅もたくさんの人が降ります。でも、ここの紅葉は少し盛りを過ぎていたかな。
すべてが一度にいいときというのは無理だからしかたないです。

駅からでてふとホームを見ると、なんだかいい風情。

鳴子峡

2004-08-27 22:24:40 | 芭蕉紀行
1時間の行程を2時間かけて歩きます。
ずっと平坦な道を歩いていきます。最後だけちょっと急なのぼりがあります。

もう一枚、光を映すことを心がけた写真。
ちょっと暗すぎるのかなあ。
でももう少し、紅葉の色と峡谷のコントラストがでるといいんだけど。

難しいです。

鳴子峡で写真指導

2004-08-26 22:27:18 | 芭蕉紀行
写真を撮るとはいっても、ただ撮るだけであまりこだわりがない性分。このときもカメラの設定もいじらず撮っていたのですが、ちょっと見渡すと、少し沢のほうに降りたところに、三脚を構えて写真を撮っている人たちがたくさん。

あれだけカメラマンがいるということは、写真スポットなのね、と思って行ってみると、同行者がそのうちのお一人となにやらお話をしています。なになに?と一緒になって聞いてみると、「光の筋を撮るといいんだ」「橋は入れないほうがいいかな。橋の上にいって撮ったら?」などとアドバイスを。え、紅葉でも橋でもなくて、光の筋を撮るものなの?橋はむしろないほうがいい?
ほー、奥が深いなあ。

そして、全く写真に無知な自分は、同行者の更なるアドバイスを受けて、光の筋を際立たせる方法を教えてもらって撮ってみました。

今までの写真と何か違うでしょうか?

鳴子峡の秋

2004-08-25 22:29:30 | 芭蕉紀行
今年も、JRの駅を歩いていると、鳴子峡の紅葉ポスターが目に付く季節になりました。
ある意味じゃちょっと先取りの紹介になるのでしょうか♪(←なんか違う)

まあそんなことはともかく。
2003年秋の鳴子峡です。

鳴子峡へは、鳴子温泉駅前からバスで向かい、鳴子峡口で下車。鳴子峡の散策は、下流である鳴子峡口と上流である中山平口の2箇所あります。

鳴子峡は、古く昔から大谷川が岩の台地を削ってできたもので、今の崖の高さは最高で100m、幅は10-100mのV字谷になるのだそう。

鳴子峡口から歩き始めるコースははじめは平坦。
朝はちょっと早めに歩き始めたつもりでしたが、すでにたくさんの人が歩いていました。

鳴子温泉

2004-08-19 22:32:32 | 芭蕉紀行
さて、新庄の駅からJR陸羽東線に乗り、この日のお宿、鳴子温泉に向かいます。

JR陸羽東線は山形県の新庄と宮城県の小牛田を結ぶ線。「奥の細道湯けむりライン」という愛称で呼ばれています。なお、最上川舟くだりのときに乗った、古口-新庄を結ぶ線はJR陸羽西線、通称「奥の細道最上川ライン」と呼ばれる線。

そう、今回の旅は、奥の細道にちょっとこだわっているんです。一度奥の細道を、ちょっとでいいからたどってみたいよね、とこだわりを抱いてみたんです。というわけで、今回は旅行記のはじめで標榜したとおり、「芭蕉湯けむり紀行」、紅葉&奥の細道紀行なんですよ~。誰がなんと言おうと!いくら電車でぐっすり眠ろうと!(・・・)

ま、それはともかく。

鳴子温泉にお泊まりです。チェックインした後、お散歩に出ました。歩いていると、近所の人だけが入れる共同温泉を発見。入り口には「外来者の入浴を禁ず」と立て看板が。そっか~、地元の人はこうやって温泉に入るのね、と立ち止まっていると、タイムリーにも地元の人が洗面器もって入っていきました。

観光客の我々は、観光客向けの立ち寄り湯に行きました。もちろんその後で宿の温泉にも入りましたよ~。
芭蕉と曾良は、鳴子温泉では温泉につからず素通りしたみたい。1泊しないまでも、汗くらい流して行けばよかったのに。彼らはその先の尿前(しとまえ)の関に向かっちゃったらしい。

  蚤虱(のみしらみ) 馬の尿(しと)する枕もと    芭蕉

最上川舟歌

2004-08-18 22:34:53 | 芭蕉紀行
時々紅葉の中に滝が流れ落ちています。白糸の滝も美しい。白糸の滝のふもとには鳥居が設けられています。ここに神聖なものを昔の人が感じたのですね。なんか嬉しい。

船頭さんも楽しく船を操っています。舟下りも後半、船頭さんの唄う最上川舟歌が楽しさを増してくれます。「よ~いさのまかしょ え~んやこらま~かせ~ (略)… 酒田さえぐ(行く)さげ~・・・」なんてかんじ。外国人観光客も多いようで、英語版、韓国語版もあるとか。船頭さんは、英語版も唄ってくれました。「あいむごーいんぐとぅーさかた~(=酒田さえぐさげ~)」
日本語版より盛り上がりましたよー。楽しいんだ、これが♪

舟下りは1時間。今回はふるさと村に立ち寄って芋煮を楽しんだので、正味2時間の舟下りでしたが、とっても楽しかったです。

この後は下船場からバスで古口駅に戻り、電車で新庄に戻りました。この後私たちは鳴子温泉に向かうのですが、最上川のところにも温泉があります。そこもなかなか良いらしいですよ。

お地蔵様のお見送り

2004-08-17 22:39:51 | 芭蕉紀行

最上川舟下りの後半です。ふと見上げると、石仏、お地蔵様が、私たちの旅の安全を見守ってくれていました。
はじめに乗った舟は屋根つき、窓付きだったのですが、今度は窓ガラスのないオープンタイプの舟。朝は寒かったのですが、すでにお昼、すっかり晴れて気温は20℃(くらいだったらしい)ほどだったので、窓なしでゆっくり舟下りはとてもさわやかです。

紅葉は本当に見事見事。いい季節に来ました。

秋、とてもいいです。でも秋もいいけど、最上川は本当は5月の新緑が一番気持ちいいのかなあ?芭蕉もいうくらいだし。

  五月雨をあつめて早し 最上川     芭蕉

最上川ハイキングコース

2004-08-16 22:42:09 | 芭蕉紀行

ふるさと村のハイキングコース入り口。

芋煮を食べた後、次の定期船が立ち寄るまでの間に、ハイキングコースを少し歩いてみました。お勧めは新緑の季節だそうですが、この紅葉も美しいでしょ?

本当にちょっとだけ、往復で10分もかからないくらいしか歩いてないけど、動物の足跡なんかもありました。

このふるさと村の立ち寄り場所には売店もあります。船が来るまでの残り時間はここで甘酒を飲みながらのんびり。
ハイキングコースを案内してくれたガイドさんのおごりだったんです。ありがとう。