日々徒然

日々旅にして旅を住処と・・・
できるほどの金も時間もないけれど、お散歩も旅。
ほてほてのんびり歩きましょう。

鍋パーティ♪

2005-11-29 17:11:28 | 日々
昨日、このブログに好きな鍋のことを書いたら、とってもタイムリーに、鍋パーティのご案内メールをもらいました。わーい!

パーティーはまだ先だけど、キムチ鍋が今一番濃厚な線。
いちおうきりたんぽ鍋も推してみたけど、どうなるかなあ?

飲み逃していた、今年はすばらしい出来!といわれるボージョレヌーヴォーも用意されるらしいので、とっても楽しみです♪


イタリア古寺巡礼

2005-11-29 16:43:45 | 
「古寺巡礼」で有名な和辻哲郎さんの書いた「イタリア古寺巡礼」を読んでいます。

京都大学の助教授だった著者が、文部省の海外留学生としてドイツに留学、
そのときフランス・イタリアの各地を巡り、夫人に感想を書き送った手紙が元になった本です。

フランスからイタリアに行ったのが年末、ローマに滞在したあとシチリアめぐりをして帰ってきたのが3月はじめ。
10日ほど置いて今度はアッシジ、フィレンツェ、ボローニャ、ヴェネツィアなどを巡っているようです。

文部省のお金で行った以上そんな自由があるのか?と今ならつい思っちゃうのですが、昔はのんびりしてたんだろうなぁ。
今はフィレンツェのウフィツィ美術館を巡っているあたりを読んでいます。

日本の風土との違い(湿気の多さ)、美術品の鑑賞。
ローマ・シチリアでは、特にギリシャ時代の彫刻・建築に惜しみない賞賛を送っています。
アッシジ、フィレンツェでは、ジョットーやラファエロなどの感想になってます。彫刻的要素の観点が多いかなぁ?

あと、時代を表しているのが、時折出てくるムッソリーニの話題。
パレードでムッソリーニの車が、、、とか、ファシズムの興隆、
通りを行く子供たちがすっかりファシズムになっているようだ、
そういえばムッソリーニが子供に対する教育に熱心らしい、というような話題も出て、
このあとの歴史につい思いを馳せてしまうのです。

その場にいる人の素直な感動・感想が、まるで自分が今そこにいるような新鮮な気持ちになって読ませてくれます。

今読んでも全く色あせることのない本。
「古寺巡礼」が古都巡りのガイドブックになっているのと同様、この本もイタリアめぐりの際のすばらしいガイドブックになります。お勧めの本です。

でもこの本、「古寺巡礼」ほどは有名じゃないですよね?
そりゃ、古寺巡礼のほうが、皆見たことのあるものの紹介だからとっつきやすいとか、国内だから行きやすい、とかいろいろ理由はあるだろうけど。
うーん、もったいない。

これを持って、イタリアの美術めぐりをしたいなぁ。


今日の天気はのち

好きな鍋

2005-11-28 14:46:03 | 日々

トラックバック練習版のお題が「好きな鍋はなんですか?」というものだったので、参加することにしました。
思い出したように目にすると書いてますね、このネタ(笑)。

好きなお鍋は、きりたんぽ鍋と鍋焼きうどん、です。
といっても、鍋焼きうどんは今まで2回ほどしか食べたことがない。

我が家は父が好きなので、冬になるとお鍋の夜が増えます。
でも、それが何て呼ばれる鍋なのかはさっぱりわからない。
お豆腐、白身魚あるいはしゃぶしゃぶ肉、白菜、水炊き、長ネギ、、、(あとなんだっけ?)をだし汁で炊いて、ポン酢で食べます。

以前はすき焼きもしょっちゅうやってました。
土日のうちの1回はどちらか、って感じでお鍋なので、自分はいい加減、この2つの鍋に飽きが来ています。贅沢?
といっても、うちは4人いても、しゃぶしゃぶ用のお肉一皿が余るうちなので、お財布・手間の両面から、母は楽なのでしょう。
鍋といわれると喜んでます。

今日の天気は

サンピエトロのクーポラ

2005-11-09 16:39:20 | 伊太利亜
サンピエトロ大聖堂の中に入り、上を見上げると柱にラテン語がかかれています。なんて書かれていたか、忘れちゃいました(^ ^;)。

進んでいくと、クーポラ部分に差し掛かります。ここは、他のところより一段と高くなっています。このクーポラ部分の真下が聖ペテロのお墓なんだとか。

このサンピエトロ大聖堂を16世紀に大改装する際、いろんな人が参画したそうです。このクーポラは、ミケランジェロがブラマンテの計画を生かして、このような形にしたそう。
そして、このクーポラの天井部分は、光が最も効果的に入るように計算されて作られてるのだそう。

「ミケランジェロは、実はあまりクーポラ作りなどに興味がなかったのに、むりやりかりだされたんですよ。でもやるからには、としっかり設計したのがこのクーポラです!」と添乗員さんかガイドさんがお話してくれた記憶があります。

このクーポラ、登れます。数年前に来たときに登りました。
結構疲れますが、上から見るローマはすばらしい景色です!オススメ!

ちなみに、わたしは結構な高所恐怖症で、手すりが満足になく、石がすべりやすく、足を踏み外したら一巻の終わりだ、と思う箇所ではたいそう足がすくみます。
登っていく最中に怖いな、と思った覚えがあるので、確かちょっと怖かったはず。

他に登って怖かったのは、万里の長城とスペインのサグラダファミリア。
どっちも手すりも満足になくて、石がすべるところだったので、怖かった・・・。

他の皆様方は、すたすた上っていかれました。
万里の長城では、最後のあたりであまりにしり込みしている私を見て、「あとちょっとよ、頑張って!」とおばさま方が励ましてくださったり。
ああ、悲しい(T_T)。

今日の天気は

バチカン

2005-11-02 15:58:50 | 伊太利亜

ローマにぽっかりとある、世界で一番小さな国、バチカン市国にやってきました。
いわずと知れた、ローマ・カトリック教会と東方典礼のカトリック教会の中心地、いわば「総本山」。

このバチカンには、ローマ法王、枢機卿、スイス兵をはじめ、そこに働いてる人たちが住んでいて、人口は約800人ほどだそう。面積は0.44平方km、日本の皇居の半分もないのです。

法王の代替わりの際には、枢機卿の中から次の法王が選ばれますが、その会議はコンクラーベと呼ばれます。といっても、今年2005年の4月に代替わりがあったから、今は大抵の人が知ってる話。私の周りでも、「根競べ?そのままじゃない。」と話題になりました。

バチカンの中心、法王や枢機卿の住むサンピエトロ大聖堂は、4大聖人の聖ペテロの墓の上に作られたと伝えられています。

ペテロは、キリストの最初の弟子で、岩のように頑固だったから、岩の意味である「ペテロ」という名を授かったとか。

そして、キリストの「ペテロよ、汝、岩の上に教会を建てよ、汝に天国への鍵を授けよう」という言葉、「岩の上=ペテロの上」として、ネロの迫害に遭い殉教した、ペテロの墓の上にサンピエトロ寺院を建立したのだそうです。

これはただの言い伝えだと長年信じられてたけど、近年の発掘調査(だったかな?)で、どうやら事実らしいとにわかに話題になった覚えがあるけど、どうでしたっけ?

そして、キリストの言葉に従い、ペテロ像は天国の鍵を手にしているのが普通なのだそう。だからこれはペテロ像だと思います。


そして、バチカンを守るスイス兵。
色鮮やかな衣装が、観光客の注目となって、しょっちゅう写真を撮られてます。かくいう私もその一人。この衣装、ミケランジェロのデザインといわれてます。

これも有名な話だけど、バチカンを守れるのは今はスイス兵だけ。

かつてはいろんな国の兵がバチカンを守っていたけれど、16世紀のドイツ軍によるローマ略奪のとき、スイス兵だけが最後まで持ち場を離れず、時の法王(メディチ家出身のクレメンス7世)を守って、147名全員が殉死したそうです。その勇敢さを讃え、今も本当のスイス兵のみがバチカンを警護できるのです。

この衣装の赤、青、黄色は、メディチ家の色なのだとか。てことは、ミケランジェロもこの頃の人だし、このクレメンス7世が決めた衣装ってことですよね、きっと。

スイス兵になるには厳しい審査に通らないとなれないそう。この条件は
  1.19~30歳の独身男子
  2.道徳的なカトリック信者
  3.身長174cm以上
  4.契約期間は2~25年。2年以上務めたものは結婚を許される。
というもの。
低賃金で厳しい仕事なので、現在じゃ希望者減少中(そうだろうな~)なれど、4月の代替わり以来、希望者が増えてるらしい。

それにしても、この条件って、警備というより、観光向けに見栄えのいい人を選んでるように見えないことも・・・。

今日の天気は