日々徒然

日々旅にして旅を住処と・・・
できるほどの金も時間もないけれど、お散歩も旅。
ほてほてのんびり歩きましょう。

アッピア街道

2006-01-11 12:03:25 | 伊太利亜
ローマで丸1日自由時間があったので、南へ日帰りバスツアーをしました。
ローマを出発してまもなく見えてきたのが、アッピア街道です。

見えてくるアッピア街道を撮ってみました。
バスの中からだから、窓は映るし、工事中のクレーン車も写ってますがお許しを。
(今、アッピア街道は修復工事中らしい)
アッピア街道といえば、今残っている昔のローマ街道でもっとも有名といえる街道。

古代ローマといえば、インフラ事業に力を入れていたことがよく知られてます。

もちろん、道路整備は最も重要なインフラ事業の一つで、物資輸送や軍団の移動、政治にも便利なように、征服した地とローマの間にはすぐに街道が敷かれていたわけです。
それが「すべての道はローマに通ず」の語源になっているのです。

重要な道だから、できるだけ直線になるよう、橋をかけ、トンネルを掘り、水はけまでも完備された平坦な石畳を敷いた舗装道路になっていたそう。

このアッピア街道は、紀元前312年当時の財務官アッピウスによって敷設されたので、その名前をとってアッピア街道と名づけられてます。
こういったインフラには、女性名にして名前をつけることが一般的だったよう。

そのアッピア街道を横切る、と聞いて、一人興奮してしまいました。

バスで通るだけで、街道を歩けるわけじゃないのが、非常に残念なのですが、これも次回の目的として楽しみにしておこう。(あと何回ローマに来るつもりなんだ、私・・・)


そしていよいよ通過。

走ってるバスから一瞬を写したものなので、ぶれぶれなのもご容赦下さい。

でも、アッピア街道ってたしか、本当は、もっと広い通りの筈なんだけど・・・。
石畳で舗装されてるようにも見えないし・・・。おかしいな。

場所によるのか、ガイドさんの言葉を聞き間違えたのか・・・。

とにかく、これがアッピア街道だと聞いたので、そう信じています。
本当にこれがそうなのかどうかは、次回リベンジのときに確認することにします。

(だから、本当にこんなところ歩くだけの時間を持ってローマに来れるのか、私!?)

今日の天気は
昨日は一瞬も降ったらしいけど、つもりもしませんでした。日本列島全体が雪で大変なときなのに。恵まれてます。

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