オニノゲシ(鬼野芥子)
キク科ノゲシ属の越年草。
ヨーロッパ原産
世界中に外来種(帰化植物)として分布 wikipedia。
葉には刺があり触ると痛い。葉色は濃い緑で光沢がある。葉の基部は半月状に茎を抱く。全体的にノゲシに比べると、少し大きく荒々しい感じがあり、名前に「鬼」が付くのが理解できる。
ロゼット状の根生葉から出る茎は中空
こんしゅつ‐よう【根出葉】
植物の茎が極端に短いため、根または地下茎から直接出ているようにみえる葉。ダイコン・タンポポなどにみられる。根葉。根生葉。
主に春から夏に花をつけるとされるが、
暖地の奄美では今の時期も花を付けている。
葉は羽状に深裂
葉の縁のギザギザ(鋸歯)は先端が鋭い硬いトゲになっていて触ると痛い。
葉の基部が茎を抱くように食い込んだ部分が半月状に反るが、その様子は、茎に付いた位置によって(個体によっても)異っていて、複雑な形は写真でも説明がムズカシイ。
=============
↑↓ ノゲシ
葉の付き方もオニノノゲシに似るが、葉質は柔らかく、ギザギザ(鋸歯)の先端は鋭い硬い棘にならず、触っても痛くない。
ノゲシ(野芥子)キク科ノゲシ属の植物の一種。
別名ハルノノゲシ、ケシアザミ。
和名に「ケシ」が付くが、ケシ(ケシ科)と葉が似ているだけで分類上は全く別系統であるwikipedia
ノゲシは春に開花することからアキノノゲシに対してハルノノゲシともよばれるが、暖地の奄美では今も花を付けている。