奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

映画『落下の解剖学』2023年製作/152分フランス :Anatomie d'une chute 劇場公開:2024年2月23日

2024年10月11日 | 映画

キービジュアル

AIによる概念
サスペンス
読者や観客の心理状態に不安や緊張などのハラハラした感情を抱かせる作品です。謎解きがあまり重視されず、劇中の登場人物や観客の心理状態にシンクロしてきます


ミステリー
不思議な出来事や難事件の謎解きをしていく作品です

ミステリの意味は
神秘的なこと,不可思議,不可解;なぞ

なのでどちらかと言えば本作はサスペンスに近い。

謎解きよりも、純文学的で極めて論理的な展開そのものと、テンポのいい法廷劇の気の利いた
セリフを楽しむ人むきだろう。

きめ細かな人権に配慮したフランスの司法制度についても勉強になった。
あとアマプラの日本語音声と日本語字幕の微妙な違いも楽しめる。

(被害者の死因が高所からの落花)という意味で

  このブログ映画『ザリガニの鳴くところ』2022年製作 125分 アメリカ
  2024年06月26日 | 映画

とも似ているが、原作本を読んだほうが疲れないかも知れない。

ーーーー

主役のザンドラ・ヒュラー(ドイツの女優)も
夫役のスワン・アルロー(フランス出身)もよく知らないのだが
二人ともそれぞれ屈指の実力派の俳優なのだろうな、と思わせる印象。
表情の演技がよかった。

フランスでは公開5週目に観客動員数100万人を超えるヒット
第96回アカデミー賞では作品賞や監督賞など5部門にノミネート。

監督のジュスティーヌ・トリエ(女性)のパートナーアルチュール・アラリは

このブログ 映画『ONODA 一万夜を越えて』(仏: Onoda, 10 000 nuits dans la jungle)2021年10月8日公開 ランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本による国際共同製作
2024年09月05日 | 映画

の監督。