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大相撲九州場所3日目、里山連勝、左下手で残る。旭南海の2勝目

2006年11月14日 | 大相撲

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大相撲九州場所3日目

○里山 (2-1)押し出し   ●栃栄(2-1)
●旭南海(2-1)寄り切り  ●将司(1-2)

十両3日目の取り組みおよび結果
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里山、十両全星取り表

1月 ①●②●③ ④●⑤●● ⑥⑦●⑧⑨ 西13枚目新十両
3月 ①②●●● ③●④⑤● ●⑥⑦⑧⑨ 西8枚目
5月 ①②③●④ ●●●⑤● ●⑥●●⑦ 東4枚目
7月 ①●●●② ③④⑤⑥⑦ ●⑧⑨●● 西4枚目
9月 ●①●●● ●●●②● ③④●⑤⑥ 東2枚目

11月 ●①②                           西5枚目

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「突き放し、押し相撲を許さずに食いつきたい里山、離れ切りたい栃栄」

(↑ほんとじゃねぇ、そのとおりじゃね、うまく言うもんじゃねぇ)

「制限時間がいっぱい、行司は木村晃之助に替わっています。」

はっけよい! バッシッ!

両者、激しいあたりです。画面右が里山

里山の頭を胸板で跳ね返した栃栄、一歩も下がらず、惚れ惚れするような出足。

一気に土俵際、そおですね、時計でいうと4×5=20分の位置、4時の位置ですね。このとき時刻は3時半ごろか。

「突き・押し」得意の栃栄、さすがに強い、「離れ切って」勝負あったか?

でもご安心下さい。

栃栄の突き起こすような押し、二回目の右の突きの時には、里山の右足は俵に着いてしまうのですが、ここから展開が変わります。カメラさん、寄っていただけますでしょうか?里山の右足が俵に着いと同時に、左手が、栃栄のまわしにのびます。

と、その時です、な。わずかに下がった里山の左肩を、栃栄の二回目の右の突きは、かすめて、空振りしたのでございます。

これは、段ひら氏がジョーに伝授した、「攻めながら防ぐ」です。「攻撃は最大の防御」とは、ジャッカン違います。テツガク的に申しますと、オオイニ違うのでありますが・・・、このさいは論じません。

音もせずにのびた里山の左下手に「離れ切りたかった」栃栄は、たじろぎます。
あげっ、というように、それを振り払おうと里山の肩をねじ込みます。
しかし里山、両足が宙に浮いても左下手は離しません。その間に体を土俵中央に向き直します。

栃栄

「突き起こす!、ここで一気にいきたいところですが、ここで止まると、里山の展開」

そのとうりですなあ、

ここから里山の「反撃」です。

こんどは里山が左下手を離さず、土俵際8時の位置。

こうなると、もはや左下手は、用がありません。栃栄の求めに応じるように放し、その手で軽く栃栄の胸板を押して、押し出したのでございます。

この相撲「前半と後半、別れましたね」解説

VTRでご検証なさった方には、ごくろうさまでした。