竹に雀

上杉家中心・戦国まったりブログ

上杉家の名刀と三十五腰展

2017-10-22 14:57:00 | 上杉家
米沢で開催された「上杉家の名刀と三十五腰」展を見てきました。
普段、一振か二振くらいは博物館の特別展で見ることができるのですが、これだけ上杉家の名刀が一同に会するのは珍しいのではと思いました。
上杉家の名刀は、「上杉謙信・景勝と家中の武装」という本で、だいたいは知っていましたが、米沢でよく展示される姫鶴一文字と埼玉県立歴史と民俗の博物館で見た謙信景光、上杉神社の稽照殿所蔵の刀剣以外は見る機会がないので、初見の刀剣もちらほらありました。
景勝様ファンとして、「唐柏」と「高瀬長光」が見れたのは幸い。

今回、この特別展は巡回展と書いてきましたが、3会場展示物が変わります。3会場のうち、1つの会場にしか展示されない刀剣や美術品もあるので、要チェックです。

景勝様ファンとして、オススメする今後の(埼玉と三島での)展示物は・・・
【白糸威紅日の丸紋柄着初具足】
景勝様の着初めの甲冑として、謙信が作ったもの・・・と言われていましたが、甲冑のデザインから江戸時代初期の作品で、景勝が定勝の着初めの甲冑として、作ったという説が有力みたいです。
【助宗】
これは、三島にしか展示されません。
景勝様が気に入ってつかいこんでいたのが、よくわかる刀です。