ディープインパクトが亡くなったなんて信じられないというのが正直な心境です。あのディープが。。
今朝、頸椎骨折により安楽死の処分が取られたとのこと。17歳でした。
突然のニュースで、驚きと、ショックと、呆然と。何だかゴチャゴチャで良く分からない感じになってしまいましたが、まず思い出すのは、やはり現役時代のディープです。本当にワクワクさせてもらいました。一番後ろから行って全部交わすという勝ちっぷり、爽快だったもんなぁ。1頭だけ異次元の脚でぶっ飛んで来るんだもん。展開がどうとか、馬場がどうとかそんなの全然関係なく、1頭だけ別の競馬。この馬なら世界中どこに行っても負けないだろうと思えた馬でした。
先月のツアーは雨で種牡馬展示が中止になり、会うことができなかったのが残念です。最後に会えたのは、4月に馬仲間と牧場見学に行った時。ディープインパクトは放牧地にいましたが、元気に走り回っており、スタッフの方も、「今年は大事を取って種付けを中止したけど、馬は元気一杯。本人は種付けしたいと思っているんじゃないかな(笑)。来年にはまた元気に種付けを再開する予定ですよ」と仰っていました。関係者が心配するくらい放牧地で走りまくっていると聞いて、まだまだ元気で大丈夫だと思ったのに。また会えるさと、あまり写真を撮らなかったことを今になって後悔しています。あれが最後になるとは。
日本競馬史上に燦然と輝く名馬。あなたの7つのG1勝ちを全て現地で目撃できたことは幸せでした。心から冥福を祈ります、この言葉をディープに言う日はまだ来て欲しくなかった。本当に残念です。その走りはいつまでも記憶の中に。合掌。
(2019/4月見学時)
(2011/8月見学時)