一口馬主ゴンザレスの日記

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ヒシアマゾン、老衰のため死亡

2019年04月17日 22時19分03秒 | 競馬全般
ヒシアマゾンが余生を送っていたアメリカで死亡したとのニュース。28歳でした。

また往年の名馬が1頭…という思いと共に、個人的には本格的に競馬にハマるキッカケになった世代の代表格だったので、格別に淋しい思いがあります。牡馬はナリタブライアン、牝馬はヒシアマゾン、この両頭が引っ張った94年クラシック世代。最も好きだった世代。色々と思い出深いなぁ。ヒシアマゾンのレースはたくさん印象的なものがありますが、いくつか挙げるとすれば、まずはやはりクリスタルカップかな。逃げ切り濃厚だったタイキウルフを絶望的な位置から差し切った直線、あの末脚には度肝を抜かれました。タイキウルフだって止まっている訳じゃないのに、ラスト1Fはフットワークが変わって羽が生えているよう。あんなレースはなかなかお目にかかれません。そして、個人的にヒシアマゾンのレースで一番好きなのは京都大賞典。シンガリ追走、4コーナー手前から徐々に加速して大外ブン回し、そのまま一気に突き抜けて快勝。まだ牝馬が牡馬相手に互角に走るというのが珍しかった時代にこの強さはインパクト大でした。その他にも、チョウカイキャロルとのマッチレースになったエリザベス女王杯、ナリタブライアンを4コーナーで負かしに行った有馬記念、アイリッシュダンスと競り合ったオールカマー、多くのレースが鮮烈に記憶に残っています。鞍上が仲舘騎手というのも味があって良かったよね。

ナリタブライアンは早くに逝ってしまいましたが、ヒシアマゾンまで旅立ってしまいました。ヒシアマゾンのぬいぐるみとヒーロー列伝のポスター、ナリタブライアンのと並んで今でも部屋に飾ってあります。女傑と言えば、今でもオレの中ではヒシアマゾンなんだよな。心から冥福を祈ります。合掌。


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