一口馬主ゴンザレスの日記

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種牡馬2年目のイスラボニータ

2019年05月14日 18時08分08秒 | 募集馬見学ツアー・牧場見学
5/12(日)5/13(月)と2日間、北海道に行ってきました。素晴らしい天気に恵まれ、最高の馬旅でした。その中から、社台スタリオンのイスラボニータを。現在スタリオンは種付けシーズン真っ只中で、スタッフさんも慌ただしそうに動いていました。受付をした後、ボニのいる厩舎まで歩いて移動。ボニは既に馬房の外に出て待機してくれていました。去年秋は地震で行けなかったので、会うのは約1年ぶりかな。



種牡馬として2シーズン目を迎えたボニですが、変わらず元気に過ごしていました。見学中はクビを振ったり、引き綱を噛んだりして遊んでいましたが、ボニらしい仕草で、若馬の頃から変わらぬやんちゃさにほっこり。



現役時代と比べるとだいぶ馬体もボリュームを増し、種牡馬らしくなってきました。確か現時点の馬体重は530kgくらいだったかな?記憶が定かではありませんが。種牡馬入りすると、だいたい50kg~80kgほど増えるようです。ボニも480kg台で競馬をしていたので、50kgくらい増えたことになりますね。



2年目は種付け頭数がガクッと減ることが多いので心配していましたが、今年も人気があるようで一安心。昨年は170頭に種付けしましたが、今年も既に100頭を超えており、最終的には130頭オーバー、上手く行けば150頭あたりまで伸びるかも、とのこと。良かった良かった。本当に良かった。



ボニは繋養されている種牡馬の中では背は低い方ですが、「体が柔らかいので種付けは凄く上手ですよ」、とのスタッフさんの弁。毎回スタリオンに行く度にボニの種付け上手ぶりを聞いている気がする。ボニやるな(笑)



ちなみに、既に誕生しているイスラボニータの産駒について。種牡馬は、父を濃く伝えるタイプと母系を出すタイプがありますが、ボニはどちらかと言えば後者のタイプとのこと。産駒にはお母さんの特徴が出ている馬が多いようです。白老ファームで何頭か生まれたばかりのボニ産駒を見せてもらいましたが、どの馬も可愛かった。ボニそっくりの白い流星の仔なんて、もうそれだけでヤバいです。来年の募集には産駒が出てくるんだなぁ。楽しみだ。



これからも元気で過ごすんだぞ!と顔をナデナデしながら伝えて、ボニの元を後にしました。本当は見学時間中ずっとボニのところにいたいけど、他の見学者さんもいるし、ほどほどにね。その後はスタリオンで繋養されている種牡馬たちをグルっと見学。こちらは、今シーズン種付け中止でお休み中のディープインパクトです。種付け中止のニュースが流れ、ネット上では重篤説が出たりしましたが、ディープ自身は至って元気。捻挫のような軽いアクシデントで、現在も日常生活は全く支障なく元気です。この時期だけにディープ自身も種付けしたいと思っているかもしれませんね、とのこと。種牡馬入りしてからこれまでハードにやってきましたし、これを良い機会と捉えてリフレッシュさせ、来年以降長く種牡馬としてやっていけるようにという前向きな休養だそうです。放牧地では、見ている方が心配になるくらいダッシュしているみたい。



こちらも種付けを中止しているキングカメハメハ。後継種牡馬にも恵まれ、今後はのんびり過ごすことになりそうです。種牡馬引退という公式発表はされていませんが、来年以降どうなるかは全くの未定。ディープは来年は種付けを再開すると思いますが、キンカメはもしかしたら難しいかもしれませんね。



その他、一通り種牡馬を見学させて頂きました。初めてスタリオンを見学させてもらったのは、確か2006年だっけか。その当時と比べると、だいぶ入れ替わりました。あーここは昔あの馬がいた放牧地だったなとか、色々と思い出します。ちなみに、現在繋養中の馬で最年長はクロフネ。もう21歳です。父フレンチデピュティも社台スタリオンからは移動しましたが、功労馬として今も元気に過ごしているそう。どの馬も元気に長生きして欲しいなぁ。ということで、スタリオン見学、今回も楽しませてもらいました。次に行くのは来月のツアーだな。

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2 コメント

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Unknown (ワッツ)
2019-05-15 13:18:11
報告ありがとうございます。

レースが来るたびに馬体写真を吟味して、
毎回ほれぼれしていたあのイスラボニータの馬体が、すっかいオッサン体型に(笑)
元気そうですし、今年もお嫁さんが多そうで何よりです。
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ワッツさんへ (ゴンザレス)
2019-05-15 16:39:48
そうですよね~。レース当週の誌上パドックの写真はいつも惚れ惚れする好馬体でした。毛ヅヤもピカピカだったし、皮膚が薄くて、全体のバランスが良くて、素晴らしい馬体でしたね。それがオッサン体型に、とは言い得て妙です(笑)今年も沢山の繁殖が集まりそうですし、初年度産駒が走るまでの3年間が、まず生き残りのために大事だと思います。少しでも頭数が増えて欲しいと願っています^^
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