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新型コロナのパンデミックのなか中国海軍☆グアムでレーザー照射

2020-03-30 11:32:06 | プチ保守/中国

3月下旬、新型コロナウイルス(武漢ウイルス)の被害が世界中に広がって、まだ終息の気配がが見えていません。発生源の中国は他国に責任を押し付け、出まかせを世界に発信し続けています!数字も信用できませんし、ウイルスが自然発生なのか、実験施設で作られた物なのかにも疑問が残ります。

 

「どんな状況でも、海洋進出戦略はやめない中国」

武漢で行ったコロナ対策と同時に、表にはあまり出てきませんが、中国による海洋戦略行動がより活発になっています。

米海軍によると、グアム沖公海の上空を警戒飛行中であった米海軍P-8Aポセイドン海洋哨戒機(沖縄が本拠地)に対して、同海域を航行中の中国海軍052D型駆逐艦「呼和浩特」(2019年に就役した新鋭艦)がレーザーを照射をしました。このレーザーは肉眼では感知できないですが、各種計器により察知することができたといいます。

 

アメリカ海軍哨戒機にレーザーを照射した中国海軍の「呼和浩特」(出所:米海軍協会)

 

 

「武漢でウイルス拡大していた頃、ハワイ沖で行われていた軍事演習☆中国海軍」

 

 

新型コロナ対策の為、武漢市の封鎖をしていた1月16日頃、中国海軍の最新鋭のミサイル駆逐艦など数隻が台湾の南側の南シナ海から出発し太平洋を東に進みグアムを通り越しハワイのオアフ島の西約300kmまで接近しました。中国政府は、公にはハワイ接近を公表していませんが、中国軍機関紙「解放軍報」では、フフホト号など数隻が太平洋上で遠洋訓練を実地したという記事の中で、「(兵士らは)興奮と緊張の中で、実践想定での訓練で初めて日付変更線を初めて超えた!」とハワイへの接近を示唆しました。

 

中国軍駆逐艦「フフホト号」

 

米中関係者によれば、中国海軍の052D型ミサイル駆逐艦「フフホト」など少なくとも4隻が1月中旬、南シナ海を出発し2月上旬、米太平洋艦隊が司令部を置くハワイ・オアフ島の西約300kmまで近づいた。二手に分かれて航行するなど、何らかの訓練を行う動きをしていたといいます。空母への給油能力を備えた新型補給艦「査乾湖(チャーカンフー)」も参加していました。中国は前々から、米中による太平洋分割統治論とも呼ばれる、ハワイを境に東太平洋を米国が、西太平洋を中国が統治するという構想を持っており、その一環だと思われています。

 

 

ハワイ沖訓練の岐路に、米哨戒機にレーザー照射

駆逐艦「フフホト号」にレーザー照射された米哨戒機「P8A哨戒機」

 

 

米軍の発表によると、フフホトはハワイ沖の帰路の途中、グアムの西で2月17日、上空から監視していた米海軍のP8A哨戒機に軍用レーザーを照射した。搭乗員の目を負傷させたり機器を破壊する兵器で、米太平洋艦隊は声明で、「危険で職業意識にも劣る行為だ」と強く抗議した。中国軍は18年、東アフリカ・ジプチの基地付近から米軍機に照射し、パイロットを負傷させたことがあります。

 

中国軍艦に搭載されているレーザー装置

 

 

「南シナ海では、米中の攻防が日々行われている」

米大平洋艦隊は、中国が軍事基地化を強化している西沙諸島周辺海域にマッキャンベルを送り込んで公海での航行自由原則維持のための作戦(FONOP)を実施していた。当然中国は、中国軍用機や軍艦を現地に向かわせ、米軍が通常航海で立ち去ると「中国の領土である西沙諸島の周辺海域に侵入したアメリカ海軍軍艦に対して、中国海軍航空機と軍艦を差し向け、中国の主権的海域から駆逐した」との声明を発表するとともに、中国からもアメリカに厳重に抗議したことを公表したが、事実と声明が違っている中国のいつものやり方です。

 

FONOPを実施した米海軍ミサイル駆逐艦「マッキャンベル」(出所:米海軍)

 

 

台湾海峡でも問題を起こす中国

金門島事件、ボートが台湾警備艇を襲撃」

3月16日、台湾沿岸警備隊の小型警備艇CP-1022とCP-2006が、台湾漁船3隻とともに、金門島沖合で中国漁民が仕掛けた違法漁網の撤去作業と周辺海域の警戒に当たっていたところ、船名・船体番号を記していない10隻を超す高速艇(スピードボート)が台湾警備艇に襲いかかってきた。ボートの乗員に石やビンを警備艇に投げ込まれるとともに、ボートが警備艇に高速で体当たりしてきました。

 

台湾警備艇と襲撃する中国高速艇(出所:台湾沿岸警備隊)

 

 その日に就役したばかりの新鋭警備艇CP-1022には、スピードボートが衝突して船体の上に乗り上げた。CP-1022は船外エンジンが破壊され600万台湾ドルの損害が生じた。襲撃を実施した10隻以上のスピードボートの正体は明らかになってはいないが、中国沿岸に位置する金門島周辺で発生した事件である以上、スピードボートが中国のものであることは確実である。おそらくは中国海上民兵あるいは中国海軍特殊部隊などの軍事訓練を施された要員が操縦していた小型高速艇であると思われます。

 

中国高速艇が台湾警備艇に乗り上げた瞬間

 

「油断ならない中国」

以上のように、国際社会が新型コロナウイルスと戦っているこの時期に、中国は南シナ海や東シナ海での軍事的覇権拡張行動を実施し続けているのが現状です。

 

 

政権批判ばかりしている国会議論ばかりでいいのでしょうか?