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ささいな日常や旅行、史跡、今少しハマっていること+プチ保守

産業史跡in京都1

2021-01-17 15:39:48 | ラピュタみたいな場所

産業史跡

京都・発電所跡1

 

大正13年ごろに建設されたダム水路式の発電所の跡です。

 

 

上にある貯水池に水を貯め込み、落差を利用して発電を行っていました。

 

写真に写っているのは、鉄製の筒を載せてあった、コンクリート製の土台です。

 

最後は地下に流れて行って建物内のタービンを回して発電していたようです。

 

 

赤レンガで出来た建物で、明治大正の産業物らしいですね!

 


深山砲台跡の新たなる場所

2020-02-08 18:30:45 | ラピュタみたいな場所

御無沙汰ぶりのブログです。仕事が多忙の為、中々UP出来ずにいます。

 

合間を見て、近くのカワセミスポットへ行くも出会えず、星空も雲が多い日が多く中々タイミングが合わずじまいです。当ブログの「慰安婦像はいったいいくつあるのか?」も、UPしてから数年が経て新たな慰安婦像も増設されていますけど、資料収集はしているもののUPするまでは至っていません。

 

そんなことなので、今年1月にいった深川砲台跡で前回見つけられなかった史跡を見つけたのでUPしたいと思います。

 

 

「深川砲台跡」

由良要塞の歴史
由良は古くから瀬戸内海に入る交通上の要地であり、中世からは軍事的な意味から大阪湾の守りの地でした。要塞は大きく淡路島の由良・和歌山県の友ヶ島・加太の3つに分かれ、大阪湾に侵入する軍艦を迎え撃つため、合計17箇所に砲台がおかれました。
ここ深山第一砲台は、明治25年に着工され、32年に正式に由良要塞に編入されてから、昭和20年の終戦時まで使用されていました。

 

 

深山砲台跡とは かつての由良要塞(ゆらようさい)の一つ深山(みやま)第一砲台の跡です。ここには28cm榴弾砲(りゅうだんほう)の砲台が6門編成で置かれていました。砲台は2門ごとに仕切られ、トンネルの通路でつながっていました。現在、砲台はありませんが、トンネルの通路や地下の弾薬庫などが残っています。

 

 

 

 

 

「新たに見つけた場所」

場所は、友ヶ島を見渡せる展望場所から西の方向の下の海岸に降りて行く道を下って行って、海岸手前の2つの格納庫?らしき史跡の50m手前あたりの茂みの中にありました。

 

 

そんなに大きくありませんが、レンガで積み上げられています。

 

 

かなりの年月が経っていて、朽ちている所もありますし、シダなどが生えてラピュタ感が出ています。

 

 

レトロ感が満載です。

 

 

アーチ状の入口付近は、少しぐらいなら入っても大丈夫な感じがします。(くれぐれも自己責任で!)

 

 

中の部屋の少し広い部分を裏に回って上から見ると、丸い井戸の様な造りになっています。

 

 

鍵穴こと指揮官が指揮していた指揮所みたいですが、少し友ヶ島の第4砲台の物とは、形が違います。

 

何の目的で造られたのかは、今の所わかりません。

 

 

友ヶ島第4砲台の鍵穴はこんな形です。↓

 

 

 

 

まだ見つけていない場所がもっとあるかもしれませんね!

 

 

「おまけ」

この史跡のすぐそばに、魚雷を海岸に運ぶためのトンネル跡があって、昔はトロッコで資材を運んでいました。今は、入り口から60mぐらいで崩壊して崩れていました。中に入ってみると天井と壁にコウモリと手のひら位のゲジゲジがいました。

 

 

 

興味のある方はどうぞ!(虫嫌いの方は、閲覧注意です。)↓

 

トンネルの入口

 

入口付近は、造りもしっかりしていて、中は昼間なのに真っ暗です。

 

 

以前に来た時は、床に水が10cm位あって中に入っていけませんでした。

 

 

50mぐらい行くと、奥が土砂で埋もれてふさがっていました。

 

もうすでに壁に黒いシルエットが・・・・・。

 

 

こっ!コウモリが天井にぶら下がっています。左下には虫のようなものがいます。

 

 

もう少し大きな画像で確認です。

 

撮影時、コウモリは補足していましたが虫には気付かずに撮影していました。中は真っ暗でしたしカメラの設定で精一杯でした。家に帰ってPCで見てびっくりしました!(笑)

 

 

 

補足:季節が1月でしたしコウモリはきっと冬眠中だったのでしょうね。起こさなくてよかったです。それと虫の大きさには驚きです。


時を経て・・・レトロな空間

2020-01-13 23:32:16 | ラピュタみたいな場所

レトロな空間

数年ぶりにもう一つのラピュタ深川砲台跡に訪れました。 手持ち撮影だったので、息を止めてカメラの固定に心がけました(笑)

 

時を経て・・・

深川砲台跡に来るとき、ポケットにロボット兵を忍ばせてきました。 まるで実写版みたいですね!

 

撮影日時: 2020:01:13 15:59:20
ISO感度: 800
露出時間: 0.04 (1/25) 秒
露光補正値: -1 EV
絞り: f/5
焦点距離: 39 mm
ホワイトバランス: Auto
フラッシュ: ストロボ発光せず, 強制非発光モード
イメージサイズ:  
ソフトウェア Adobe Photoshop Lightroom Classic 9.1 (Windows)

廃墟の中の鍵穴

2019-11-02 10:32:10 | ラピュタみたいな場所

廃墟の中の鍵穴1

 

 

木々の中を進んでいくと突然現れる鍵穴調の構造物。大きさは3mほどです。 友ヶ島第2砲台跡にあるのですが、わかりにくい場所にあるので 訪れる人は少ないです。

 

廃墟の中の鍵穴2

 

 

 


もう一つのラピュタ☆深山砲台跡

2017-12-22 15:42:39 | ラピュタみたいな場所

今、ラピュタを彷彿される場所で有名なのは、和歌山県の友ヶ島ですよね。↓

*和歌山県に位置する友ヶ島は、地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称名です。 手前の島は、虎島で左上にある島がラピュタみたいな所がある沖ノ島です。

友ヶ島は、最近人気が高く、土日や連休の時など、すごい人でフェリー乗り場も混みあって、それを知らずに行くと、乗船したい時間の一つか二つ後のフェリー出発の時間まで待たなければいけない時があります!

*友ヶ島の第1砲台跡↑

*友ヶ島第3砲台跡 ↑ ↓

それと友ヶ島へは、海に浮かぶ島なのでフェリーでしか行けなくて、フェリー代が往復で2000円かかります。車で行った場合、フェリー乗り場横の駐車場代が700円別途要ります。でも友ヶ島は経費が少しぐらいかかっても行く価値のある場所ですが、実はこのすぐ近くに、車ですぐに行けるラピュタみたいな場所がもう一つあるのを知っていますか?

 

 

もう一つのラピュタ☆深山砲台跡

 

さっそくこの情報をもとに行くことにしました!

目的地は、和歌山市の深山砲台跡です。「国民休暇村 紀州加太」のすぐ近くなので、ここを目標に向かいました。住所は、和歌山県和歌山市深山483がすぐ近くの休暇村です。休暇村の手前2~300mの所に、5~6台止められる無料の駐車スペースがあります。ここに車を止めると、あとは歩いて砲台の方へ行けます!

*「休暇村 紀州加太」です。

 

それでは、出発です。駐車場の所から、レンガ敷きの遊歩道を歩いていきます。

午前中は雨でしたが、昼から天気が良くなると聞いていましたが、時折、まだ小雨が降っていました。

木々のトンネルの坂道を歩いていきます。

しばらく行くと、左に曲がる角に、石積みの土塁がありました。

左を見ると、右と左に行ける道を発見しました。

近づいてみると、あっ!もう一本下に降りる階段がありました!

階段の下にレンガ造りの廃墟らしい物が見えます。ラピュタを彷彿させる場所は、ここからなんですね!

それでは階段を下りていきます。

レンガの壁がとてもイイ感じです。

降りて行って、左に曲がると、びっくり! まさに廃墟化したラピュタです。

ここは、友ヶ島より別な意味でラピュタぽいかもしれません!

雨が降っていたので、通路に水が溜まっていて、水面に反射した景色と相まって最高の写真が取れた気がします。

弾薬庫みたいなのが、3カ所ありました。

中は、真っ暗なのでフラッシュをたいて撮影しました。

奥に横に行ける入口がありましたが、真っ暗なので怖くて中には入りませんでした。

中から外を見た所です。ちょっと、手ぶれが入った画像なので、小さな画像にしました。

反対側の階段を上がって行くと、丸型の砲台跡がある所に出ました。

案内板によると、こんな砲台跡が3つあるみたいです!

友ヶ島の第3砲台跡の台座より、こちら台座の方が台座径が大きいみたいです。

トンネルがありました。

レンガに苔がついて、廃墟感があふれる景色です!

下に降りると弾薬庫みたいな所がありますが、一つ目以上に真っ暗でした。トンネルの下にあるせいでしょう!

トンネルをくぐると、また別の砲台跡がありました。

写真の撮り所満載です。

 

砲台横の階段を上がると、展望台がありました。

友ヶ島を含め、瀬戸内海の島々が見える絶好の景色です。手前から、虎島・沖ノ島・淡路島でしょうか。

案内板が少し汚れて見えずらかったです。

 

それでは、ここから男良谷砲台(おらのたにほうだい)の方へ行くことにします。

海に向かって、左の方へ行くと、砲座跡の残骸みたいな土台がありました。

足元を見るとキノコがありました。

 

黄色ぽくて、地面から生えていてぬめりがあって、傘がてかっていました。食用なのか、毒キノコなのかは、素人なのでわかりません!キノコ類は、むやみに食べない方がいいですね!絶対にね!

男良谷砲台(おらのたにほうだい)の方に行く道ですが、舗装されてなく、完璧に山道です。草履だと厳しそうですので、靴を履いていくようにしましょう!

こんな感じの道を下って行きました。 途中から石の階段に代わりました。

 

途中、開けた所から休暇村が高台に見えました。

道路のわきに石標がありました。

海軍て書いてあります。終戦時までは、大日本帝国海軍の所有地だった証ですね!

 

さらに降りていくと、何かを発見しました。これも廃墟になっています。

ここは男良谷砲台(おらのたにほうだい)ですね!

外から見た入口です。

中の部屋は白の漆喰が塗られています。

弾薬庫の上に盛られた土の上に、大きな木が根を張っています。

 

左側の藪の中を見るとトンネルを発見しました。

中は、真っ暗で、けっこう奥までつながっているように見えます。

 暗いので、フラッシュをたいて中を撮影しました。懐中電灯かスマホライトが無いと、全く奥が見えません。それと、ついさっきまで雨が降っていたので、通路に5cm位の水が溜まっていて、20mぐらいしか進めませんでした。50mぐらい先で緩やかに右カーブしているのが、かろうじて見えました。

足元を見ると、沢ガニがいました。

ネットで調べると、どうやらここにはトロッコの線路が敷かれていたようで、奥はやはり崩落しているようです。さらに調べると、この奥には水雷の発射座があったそうです。弾薬庫からここへ運んでトロッコに載せて、水雷を発射してたんですね!

海の方に降りていくと、水雷の発射台の残骸みたいなものがありました。

山の斜面の方には、コンクリートの崩れた塊や水路があります。

谷間の水をここまで排水しているのでしょうか?

ここまで来て、一応全部見れたと思うので、来た道を戻っていくことにしました。上の展望台まで徒歩で約15分ぐらいで戻れました。友ヶ島に続く探訪だったので、だいぶ足腰が鍛えられたと思います。最初の頃より山登りが楽になった気がします!(#^.^#)

 

帰り道で、撮った画像です。

石の階段のすき間に根を張った植物

赤レンガに苔がたくさん生えていました。

 

 

時間が止まった廃墟。深山砲台跡☆

案外穴場かもしれませんね(^^)v

   最後まで読んで頂き有り難うございました。Have a nice day!