不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興

Apertura di Porta di San Niccolo

2011-06-24 23:58:00 | アート・文化
これまで一度も公開されたことのないサン・ニッコロ門。
多額を投じて修復し、
フィレンツェ守護聖人の祝日である6月24日に
市民に公開されました。
修復などについての詳細は以前紹介したこちらからどうぞ。

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きれいになったサン・ニッコロ門の外観。

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薄汚れいていた半月形のフレスコ画も
見えるようになりました。

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ぐずぐずしているうちに午後になってしまって
暑い盛りに上ることになったけれど、
実は大盛況だったために私よりあとに来た方々は
定員オーバーで閉め切られてました。
20分ごと20名限定の入場で
18時まで上れることになっていたのですが、
私が辿り着いた16時で当日の定員到達。

私は結局17:10のグループに入ったので、
待ち時間は約1時間15分。
待っている間にこんな注意書き。
アクセスは階段のみ。

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実際上ってみるとかなりの傾斜なので
足下不安な方は十分お気をつけて。

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明るいけれど、なんだか狭苦しい階段。

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途中で見かける銃口を差し込む覗き窓。
昔はちゃんと要塞の役割も果たしていたので、
街に向かっている方はおおっぴらに開かれていますが、
逆方向(アルノ川上流方向)は
ほとんど塞がれているのが特徴。

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ハトが入り込まないように幕が張られています。
幕の向こうにフィレンツェ市街。

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サン・ニッコロ地区の町並みと
ミケランジェロ広場に上るつづら折りの道。

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さて、頂上。
階段は全部で160段。
ドゥオーモなどに比べればたいしたことないです。

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サン・ニッコロ門の頂上から眺めるミケランジェロ広場。
新緑の季節、濃い緑が気持ちよい!!

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ほら、ちゃんとダヴィデ像(複製)も
こんなに近くに見えます。

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ミケランジェロ広場よりも若干低いところから眺める
定番のフィレンツェの眺め。

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アルノ川上流を臨む。
フィレンツェってこうしてみると
本当に緑に囲まれた長閑なところです。

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サンタクローチェ教会のちょっと上流。
24日夜の花火大会の貴賓席設置中。
赤い椅子がいっぱい並べ始められています。
このあと18時からは
サン・ニッコロ門もミケランジェロ広場も
花火打ち上げ準備のため閉鎖になるのです。

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中にはいくつかのパネル展示があるだけで
特に見所があるわけでもないけれど
今まで入れなかったところに入るというわくわく感と
新しい目線でのフィレンツェの眺めを楽しむにはおススメ。

7月1日から10月31日までは
悪天候日以外は毎日一般公開されます。
開館時間はちょっと変則的で16:00-20:00、
30分ごとの入れ替え制で、
一回15-20名までのガイド(案内役)つきでの入場。
入場料は3,00ユーロ。