伊豆半島約半周。 朝は雨の中、浄蓮の滝。その後南下して南伊豆を回ってから堂ヶ島へ。伊豆の松島といわれる堂ヶ島を巡る遊覧船に乗船。天気が回復してラッキー!
伊豆半島約半周。 朝は雨の中、浄蓮の滝。その後南下して南伊豆を回ってから堂ヶ島へ。伊豆の松島といわれる堂ヶ島を巡る遊覧船に乗船。天気が回復してラッキー!
姫路城を観るために一泊した友人と別れて
昨日の夜遅くに伊豆の実家に到着。
とるものもとりあえず、とにかく温泉へ!
そして実家のお布団で爆睡。
朝から雨となった本日は
すでに母が予約してくれてあったので、美容院へ。
イタリアでざくざくに切られた「不思議なショートボブ」を
技術力の高い日本の美容師さんにちゃんと整えてもらいました。
両親とともに買出しに出かけ、
雨足がゆるんだのを見計らって、お墓参りに行き
何も特別なことをしない一日を過ごしました。
お留守番をしているビリー&チッチーノのために
おやつを買い込んできました。
20時前に三島駅に到着する友人を迎えにいき、
両親に紹介し、車で15分の所にあるネットカフェで
(しかし、そこまで行かないとない!!さすが伊豆の田舎)
メールチェックなどをしてから温泉へ向かいます。
ということで、今回の旅行の中休みの一日。
日本の雨の香りも懐かしく思えた平和な一日。
明日は少し晴れることを願って、富士山拝と伊豆半周の旅。
昨年秋に南フランス・アルル(Arles)の
川底から発掘された数々の発掘物。
その中にユリウス・カエサル
(ジュリオ・チェーザレ:Giulio Cesare)の
晩年の肖像と考えられる
大理石の胸像彫刻も含まれていました。
アルル一帯は紀元前46年、
カエサル統治の古代ローマの属領であり
当時はArelate(アレラーテ)と呼ばれており、
現在もかの地に残るローマ遺跡は
1981年に世界遺産に登録されています。
その土地でカエサルの胸像が見つかる可能性は
十分に考えられるのですが
専門家たちの間では既にその真偽を巡って
熱い論議が重ねられています。
現在各地に残っているカエサルの肖像彫刻は
いずれも彼が没して、
神格化され、理想化されてから作られたものが多く
非常に思慮深い面差しの若い肖像であることが多いのですが
今回発掘されたものは、
彼の存命中に作られたものだといわれており
その点から言えば最古のカエサル彫像であり
非常に貴重な作品となります。
また理想化されない晩年の少し疲れた様子の
肖像となっているところも特徴です。
しかし、そこが専門家の間での論点にもなっているのですが
残されている当時のコインや他の肖像などに見られる特徴とは
少し異なっているため、別人の可能性もあるといわれています。
通常カエサルの顔の特徴として挙げられるのは
広い額、際立ったのどぼとけ、
頬骨の目立つほどの彫りの深さなどです。
今回発掘された肖像彫刻は額が広く、
また若干禿げ上がった感じで頬のあたりの肉付がよく、
50歳前後の年を重ねた皺も刻まれています。
我々が見慣れたいわゆるカエサル像に
似ているようで似ていないような微妙な印象を与えるので
専門家の中には当時のアルルの富豪の中に、
カエサル風に自分の肖像を作らせた者が
いたのではないかとする人もいます。
いずれにしてもまだこうして各地で眠り続けている
古代ローマの遺跡や
考古学的物品があるということには驚きます。
しばらくは研究が続けられ、
最終的な属性が決定するのはまだ先になりそうです。