夏のウズベキスタン・ドンガラク村で採水した水を水質専門家の東洋テクノの久保田さんに検査して頂きました。やはりというかアラシャンの水質とほぼ近い状況であることが分かりました。分析の結果、塩化物イオンが410mg/L(200以下)、ヒ素は検出されなかったものの、フッ素が3.3mg/L(0.8以下)、ECは260mS/m。一般細菌も240mg/L(100以下),全蒸発残留物も2000mg/L(500以下)と高い状況でした。そのままでは飲用不適、ここで問題になるのが特にフッ素です。アラシャンもウズベキスタンと同じくフッ素含有量が高く、骨粗鬆症や関節炎の人が多いです。フッ素は体内のカルシウムと結合しフッ化カルシウムとなり歯をボロボロにして骨を溶かしてしまう。それに加え、住民はレンガ茶といわれるお茶をよく飲まれるのだが、この茶葉中にもフッ素が多く含まれている。そして上記の塩化物イオン含有量も高いため、常飲していると高血圧になってしまう。こうした人がとても多い。アラシャンの友人と会った際にも関節炎で苦しんでいた。スタッフの奥さんも関節炎だ。やはり水と関係が相当にあると思われる。今後は村の井戸設置の際に、濾過装置も併設し、フッ素除去をして健康環境に役立てるようにしていきたい。
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