たこさんの秋吉台日記

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5月23日 イヌナギナタガヤ

2008年05月23日 | Weblog

イヌナギナタガヤ〈犬薙刀茅〉(イネ科 ナギナタガヤ属) 花期は5~6月。
ヨーロッパ~西アジア、熱帯アメリカ高地原産の1~2年草。高さ5~60cm。
稈は叢生し、基部近くでは節で屈曲してしばしば分枝する。
葉身は長さ1~14cm、幅0.5~3mm、乾くと内側に巻く。
円錐花序は最終の葉鞘から高く超出し、長さ1~10cm、
花序の片側にやや集まって枝を出す。
小穂は芒を除いて長さ7~14mm、3~10小花がある。
第一苞穎は長さ3~6mmで、第二苞穎の長さの1/2~3/4。
外花穎は長さ5~9mm、5脈があり、先端には長さ10~14mmの芒がある。

荒れ地で群生しているイネ科を見つけました。最初ムラサキナギナタガヤかと思ったのですが、外花穎より芒が長いことが分かりイヌナギナタガヤかと。
2日続けて夕方だったので、はっきり撮れず、
3日目(22日)の朝、撮り直しに行ったら、刈られて全く姿が消えていました。

【 ① 群生しているのを撮ったのですが・・・ 】

08年5月21日 撮影
下の方に写っているのは、ヒメコバンソウ・オオニワゼキショウ・ヌカススキです。

【 ② 1かたまり採っていたのを自宅で撮影しました 】


08年5月23日 撮影
「円錐花序は最終の葉鞘から高く超出」

【 稈を1本 】


08年5月23日 撮影
【 ②を拡大しました 】

08年5月23日 撮影
【 ②を更に拡大しました 】

08年5月23日 撮影
「第一苞穎は長さ3~6mmで、第二苞穎の長さの1/2~3/4」
「外花穎は長さ5~9mmで、5脈があり、先端には長さ10~14mmの芒がある」
第一苞穎が短め、外花穎の5脈が写っていない点が合致しませんが、
図鑑にある中では一番近いので、イヌナギナタガヤと同定しました。


※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。

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