オオバヤシャブシ〈大葉夜叉五倍子〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2~3月。
海岸近くの山地から丘陵に生える高さ5~10mになる落葉小高木。雌雄同株。
葉は互生。葉身は長卵形で、先は鋭くとがり、基部はまるく、左右が不揃い。
ふちには鋭い重鋸歯がある。側脈は12~16対。
花は葉の展開とほぼ同時に咲く。雄花序は無柄で長さ4~5cm、
やや太くて弓形に曲がり、前年の葉腋から垂れ下がる。
雌花序は長さ1~2cmの柄があり、雄花序より上につく。
オオバヤシャブシと、すぐそばで見つけ仮にケヤマハンノキとしたハンノキ属
の1ヶ月後を見てきましたが、頭の整理上、先ずはオオバヤシャブシです。
今日見たのは、一昨年秋に株を見つけ、昨年春初めて花を見て日記に書き、
【今年2月16日と3月7日に書いた株です】
07年4月7日 撮影
葉は形がしっかりとしてきて、果実も見られます。
【果実が2つ付いているのもありました】
07年4月7日 撮影
【上の画像を拡大しました】
07年4月7日 撮影
【葉は】
07年4月7日 撮影
「長卵形で、先は鋭くとがり、基部はまるく、左右が不揃い。
ふちには鋭い重鋸歯がある。側脈は12~16対」
どの葉も、図鑑の「先は鋭くとがり」は、当てはまらなかったのですが、
総合的に考えて、この株はオオバヤシャブシと思います。
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。