オオバヤシャブシ〈大葉夜叉五倍子〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2~3月。
海岸近くの山地から丘陵に生える高さ5~10mになる落葉小高木。雌雄同株。
葉は互生。葉身は長卵形で、先は鋭くとがり、ふちには鋭い重鋸歯がある。
花は葉の展開とほぼ同時に咲く。雄花序は無柄で長さ4~5cm、
やや太くて弓形に曲がり、前年の葉腋から垂れ下がる。
雌花序は長さ1~2cmの柄があり、雄花序より上につく。
2月16日に書いたオオバヤシャブシのその後の様子です。
【雄花序の上についた雌花序も展開しています】
07年3月7日 撮影
【あれ?枝先に雄花序が!】
07年3月7日 撮影
「ヤシャブシの仲間のほとんどは枝先に雄花序がつくが、
オオバヤシャブシだけは、葉、雌花序、雄花序の順序で枝につく」
【上の画像を拡大しました ― 雄花序】
07年3月7日 撮影
【この枝は、花序の付き方がヤシャブシ風です】
07年3月7日 撮影
この株には、「枝先に雄花序、その下に雌花序」が、
オオバヤシャブシの花序の並び方と同じくらいの数あります。
【上の画像を拡大しました ― 雌花序】
07年3月7日 撮影
葉の形がはっきり分かるようになる1週間後に来て、
この株がオオバヤシャブシに間違いないかを確かめるつもりです。
* * * * *
今日、この林道で、オオバヤシャブシの大木を5株、若木を2株見つけました。
【この幹は直径30cmあります】
07年3月7日 撮影
「小高木。高さ5~10m、直径6~10cm」
秋吉台で新しく見つけたオオバヤシャブシは、図鑑どおりではなく、
この株以外のほかの株も、高さは10m以上で、直径は30cm近くあります。
【今日見つけたオオバヤシャブシは・・・】
07年3月7日 撮影
全て、雌花序の下に雄花序がついていました。
【枝先に葉芽、その下に雌花序、雄花序の順です】
07年3月7日 撮影
※ 日記に書いている花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。
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