Horse Racing Cafe

不定期更新万歳ヽ(´ー`)ノ

ドバイに行けそうで何より

2006-02-10 00:12:24 | 海外競馬(ドバイ)
 今日、農林水産省がドバイ遠征からの帰国時の検疫は輸入検疫10日間、着地検査3ヶ月間という措置を取っていたものを、輸入検疫5日間、着地検査3週間に戻しました。これにより、出走表明していた日本馬はほとんど行く模様。嬉しい限り。

 出走予定馬
 ドバイワールドカップ 選出馬
カネヒキリ  牡4 栗東・角居勝彦厩舎
シーキングザダイヤ  牡5 栗東・森秀行厩舎
タイムパラドックス  牡8 栗東・松田博資厩舎

 ドバイデューティフリー 
ディープインパクト  牡4 栗東・池江泰郎厩舎
シーザリオ  牝4 栗東・角居勝彦厩舎
アサクサデンエン  牡7 美浦・河野通文厩舎
ハットトリック  牡5 栗東・角居勝彦厩舎

 ドバイシーマクラシック(G1)芝2400m 賞金総額500万米ドル
ハーツクライ  牡5 栗東・橋口弘次郎厩舎

 ドバイゴールデンシャヒーン(G1)ダート1200m 賞金総額200万米ドル
キーンランドスワン  牡7 栗東・森秀行厩舎
アグネスジェダイ  牡4 栗東・森秀行厩舎

 ゴドルフィンマイル(G2)ダート1600m 賞金総額100万米ドル
ユートピア  牡6 栗東・橋口弘次郎厩舎
サンライズバッカス  牡4 栗東・音無秀孝厩舎
スターキングマン  牡7 栗東・森秀行厩舎

 UAEダービー(G2)ダート1800m 賞金総額200万米ドル
フラムドパシオン  牡3 栗東・角居勝彦厩舎


 前にも言ったように、ハーツクライとハットトリックは有力。ドバイWCはカネヒキリよりもシーキングザダイヤみたいなタイプが有利。

Stevie Wonderboy故障

2006-02-07 22:45:00 | 海外競馬(アメリカ)
 去年のアメリカ2歳チャンプのStevie Wonderboyが故障して三冠戦線から離脱とのこと。前走のサンラファエルSでBrother Derekに敗北した時から嫌な予感はしていましたが・・・ですな。今年もまた前年のBCジュベナイルの勝ち馬はケンタッキーダービーを勝つことは出来なかったと(ベッカム並の回復力があれば可能性が0%ではないですが、まずオーナーも復帰させないでしょう)

 振り返ってみると、去年のWilkoはその後泣かず飛ばず。2003年のAction This Dayは一般戦でも負ける始末。2002年のVindicationは三冠までと言われながら故障で復帰できず。2001年のJohannesburgはAraziの再来どころかFavorite Trick以下で・・・。2000年のMacho UnoはもはやHolly Bullくらいしか言うことがない始末。これはどうなのよ。日本でも、2歳チャンプがその後・・・な成績になったり無事にクラシックを迎えられないなどのことがある。やはり、2歳の若駒にGⅠの厳しい流れは負担が大きいのであろうか(米には2歳でもGⅠいっぱいありますが)。

 しかし、Stevie Wonderboyは世界の合田が今年の注目馬にあげたことで有名。早くも呪いが・・・。恐るべし世界の合田(ヅラじゃない)



身分相応な競馬

2006-02-05 23:16:12 | 中央競馬(回顧)
 現有力3歳馬の中で5本の指に入る馬が多数出走したことで注目を集めた共同通信杯。結果的には、武豊が乗ったアドマイヤムーンが図ったようにフサイチリシャールを差し切るという競馬。上位2頭は3着以降とは力の差がだいぶある感じ。早くも、クラシックに向けてのサバイバル感がひしひしと感じられます。

 今回感じたのはショウナンタキオンの田中勝の乗り方。あれはまさに横綱がやる競馬だった。正直、今のショウナンタキオンにあの競馬で勝てと言うには無理。そもそも、このレースの横綱は2歳チャンプであるフサイチリシャール。そのフサイチリシャールは横綱に恥じない競馬を行った。これこそ身分相応な競馬である。

 身分不相応な競馬をやったショウナンタキオンに対して、アドマイヤムーンもまさに身分相応な競馬。この馬は横綱タイプではなく大関クラスでしょう。皐月賞もダービーも中途半端な着順に終わってしまいそう。

 アドマイヤムーンは中途半端な着順に終わりそうと言ったが、それには対外的要因も存在する。本番は騎手が誰になるのか、調教師がキャプテンベガに熱中しないか?これらの問題をクリアできるのであろうか?

今年度のPOGを振り返る(4)

2006-02-03 22:54:42 | POG
 先日話したエールスタンスは除外されたらしく今週は出走しません。エリンバードの真価が見られると思っただけに残念。

  16位 エーケーリープ 2戦0勝
 母のマイネレジ-ナは函館3歳Sで2着に入った後一年以上休養した後で出走したクイーンSでエアザイオンの2着。あまり語られないがこれは結構凄いことだと思う。2歳のレースと3歳のレースは全然流れは違うのに、一年以上の休み明けで対応するその適応力。去年のセントライト記念に勝ったキングストレイルなんかも凄いですが。で、その子供はと言うと阪神開催でデビューし惨敗。半年の休み明けで出走したこの間のレースもやっぱり惨敗・・・。お母さんは休む前も休養初戦も好走しましたが、息子は休む前も休んだ後も惨敗でしたとさ。めでたしめでたし・・・。

  17位 ヒサクィーン 1戦1勝
 姉に北海道シリーズだけで6戦消化したカシマフラワー。この馬もビシビシ鍛えられ走るのかと思ったら新馬戦独走後に骨折・・・。この馬がいればアルーリングボイスに掛かる負担を少なくしてあげられたのに・・・。まあ期間中に戻ってくることは無いと思われるが戻ってきたら応援してあげたい1頭。

  18位 スペシャルシーカー 2戦0勝
 かつては良血馬の墓場といわれた鈴木康厩舎。サマーベイブが1600の赤松賞を勝ちながら何故かフェアリーSに出走するわ武豊にこだわり紅梅Sに出走するわ迷走を繰り返したために社台の会員ツアーで会員から「康さんをどうにかしてくれ!」という苦情がでたことは有名。
 そもそも、何故にこの厩舎に血統馬が入るかというとダイナフェアリーを初めシングライクトークなどサンデーサイレンスを後に種付けされる牝馬を輩出したからであり、その子供が入厩している傾向が強い(スコールイなんかも)。
 近年の牡馬クラシックで活躍しているSS産駒はほとんど輸入繁殖牝馬の子供である(ディープ、ネオユニ、エアシャカール)。すなわち、輸入繁殖牝馬のSS産駒が入らないこの厩舎はもともと地雷だらけなのだ・・・。しかし、セイレーンズソングなんかはどうにかならなかったのかと思うが・・・。
 
  19位 デュカス 0戦0勝
 今年、この馬を管理する北橋調教師や大久保正調教師が引退します。来年は伊藤雄調教師と瀬戸口調教師、山本調教師が定年となる。そして2008年には浜田、中尾正、武邦調教師など、2009年には松元省調教師が定年となります。ある意味2007年問題と言えるかも(福永問題とも)
 これを見れば分かるように栗東はこれからの数年で大きく変貌することが予想されます。角居調教師や池江寿調教師など若手の時代になっていくのか、それとも中二階という言い方は失礼かもしれないがその世代の調教師が粘るのか、非常に興味がある。そして、果たしてこの馬はどこの厩舎に転厩となるのか・・・。なんだかんだ言って瀬戸口厩舎がいい・・・。

  20位 ニシノアルジ 0戦0勝
 今でも最強世代と呼ばれる98年クラシック世代。この世代のレベルの高さは凄かった。ある意味、競馬を見始めて2~3年であの世代と遭遇してしまった為にその後のレベルに疑問持ってしまうのであろうか?ちなみに、この世代ではエルコンを別格とするとセイウンスカイが一番好きであった。屈腱炎を克服して01年の天皇賞・春に出走したときは本当に嬉しかった(ゴールインする前に職員に横切られたと知った時は唖然としましたが)。そんなわけで指名したのがこの馬。しかし、肝心なことを忘れていた。POGで勝つには感情を捨てなければならないということを・・・。

ドバイで伝染病「鼻疽・びそ」が発生しているとか

2006-02-02 23:18:26 | 海外競馬(ドバイ)
 ドバイで伝染病が発生しているらしいので、通常のメニューを繰り下げてこちらのニュースをお送りします。

 何でも日刊スポーツによるとUAEでは一昨年から伝染病の「鼻疽・びそ」が発生している為にUAEに遠征した場合、帰国後に着地検疫を受けた後、約3ヶ月間牧場に隔離する措置を受けなければならないらしい。一昨年に起こったことを今になってようやく報道しているマスコミは正直どうかと思うが、ここで疑問になるのは去年唯一遠征したアジュディミツオーは3ヶ月の検疫を果たして受けたのであろうか?何か5月のかしわ記念の日にファンの前にお披露目会をやっていたような気がしなくも無い・・・。

 以前、香港で口蹄疫が発生したときは当たり前だが遠征した場合1年近く向こうにいなければならなかったために1頭も遠征しませんでした。果たして今回はどうなるのか?てゆうか、JRAはそのことを関係者に果たして伝えていたのであろうか?伝えていたのならあれほどまでに登録しないし、照哉もシーマクラシックに行きたいなんて言わないような気もする。

 記事が本当なら、あと1~2週間の間に何らかの処置が下されないと遠征は無理かもしれませんね。JRAが農林水産省に圧力をかけるのかどうか疑問ですが見守りたい。

今年のPOGを振り返る(3)

2006-02-01 22:58:22 | POG
 今日もまた振り返ります。それにしてもトリビアに出ていたFBI捜査官、喜びすぎだろ・・・。

  11位 スズカバーディー 0戦0勝
 初年度産駒が大活躍のアグネスタキオン。今年の種付け料も1200万とトップ。デビューすれば結構な割合で走るのだから仕方ない。だからデビューしてくれ。年明けに入厩したらしいので頼みますよ。バーディー関連の話として、クイーンCで2着になったオースミバーディーの下のオースミダンスイン、彼は吉田均がデビュー前絶賛していた馬である。

  12位 クレセントクレスト 5戦0勝
 新馬戦であのアドマイヤムーンの3着。レベルの高いと言われた函館~札幌の中距離戦で好走してきたにもかかわらず未勝利。ちなみに、沖厩舎なのに渡辺が一度も乗ったことが無い馬である。期待されている証拠なのであろうか・・・・。

  13位 エールスタンス 0戦0勝
 母親はイタリアのGⅡ勝ち馬で安田記念にも来日(9着)。社台期待の繁殖だが結果が出ていない。同じような例としてファデッタ、フランクアーギュメントなどもいる。この3頭に共通する事として、日本での子供はほとんどSS系なのである。SS系との相性があまりよろしくないようで・・・。この馬の父親はエルコンドルパサ-。果たして産駒が走らないのは相性の問題なのか、それとも母親に問題があるのであろうか?結論は今週の土曜日のデビュー戦で明らかになる。必見!!

  14位 コウエイノホシ 4戦0勝
 九州産馬。山内厩舎。この馬を指名した理由はこれだけです。しかし、デビュー戦の九州産馬限定新馬を除外され、いきなり混合戦デビュー。惨敗。これで競馬が嫌になったのかその後も見せ場なし。山内厩舎の手腕を持ってしても無理だった。しかし、何故に中央の厩舎所属なのに名前が「コウエイノホシ」なのであろうか?まさか、オーナーは当初から中央での活躍は無理と考え、地方で使うことを考えていたのであろうか?中央で掲示板も無理だった馬が公営で大活躍する。あのリストラの星・ドージマファイターをも超えるロマンを感じる。

  15位 カイシュウタキオン 3戦1勝
 ディープインパクトの近親はほとんど吉田勝巳によって買い占められました。しかし、Highclere一族はまだまだいます。これからは、これらの子供がデビューする時はディープインパクトの近親と言われることになるのであろう。そんな〝ディープの近親〟第一号がこの馬(たぶん)。その名に恥じずデビュー勝ちし、若竹賞も最後の足は際立っていました(たぶん。レース見ていないんで・・・成績表から)。「さあ、次はセントポーリア賞でも軽く勝ち上がって皐月賞トライアルだな~」と思っていたらいきなりの休養メール。ここ2ヶ月の間に受けたメールの中で一番驚いた。ファンタストにでも短期放牧であると祈りたい・・・。