ロンシャンの重賞も気になるが、M.シューマッハが何やら引退の模様。私がF1から離れるきっかけを作ってくれた方ですが、その走りは素晴らしかった。個人的にはハッキネンと争った00年のイタリアGPが印象に残っているわけだが、最近全く見なくなった私が語るのもアレなのでこの話題は終了。。
最初は愛チャンピオンSの回顧みたいなものでも(結果はこちら)
感想としてはペースメーカー役をこなしたAceの先導が素晴らしい。英インターナショナルSでは馬場とペースに敗因が求められたDylan Thomasなわけだが、今回は望んでいた良馬場に加え、先述したようにAceが作り出した流れに最も上手く乗ったのがこの馬だったようにも思える。2着のOuija Boardとの差はOuijaが外を回った分にも思えるので、現段階ではDylan Thomasの実力はOuija Boardと大差ないということか。となると、凱旋門賞でオッズ上では3強を形成している馬たちと走るのは斤量の恩恵を加味しても少し厳しいかな・・・と思っていたら、レース後オブライエンからBCクラシックを目指すとの声明。毎年毎年この次期にでる季語みたいなもんだが、愛ダービーと愛チャンピオンSといった10ハロン、12ハロンのトップクラスのGⅠを勝利してしまうと種牡馬になったときの評価を上げるにはダート適正ということになってしまうのだろう。何にしても、オブライエンのチャレンジは結構面白いのでこれからも期待である。
Ouija Boardはオペラ賞に使うのかこのままBCフィリー&メアターフ直行なのか。ファンの視点から言えばオペラ賞でAlexandrovaと激突してほしいものだがね。Alexandrovaは距離的にどうなのかという思いもあるが、意外とこなすかも。
おまけ:A.オブライエンBC成績
00年Giant's Causeway 2着
01年Galileo 6着
02年Hawk Wing 7着
03年Hold that Tiger 5着
05年Oratorio 11着
今更ながらHawk Wingはもう少し頑張れるかと思ったんだが。言うまでもなくデインヒル産駒ではBCクラシック厳しいでしょう。
で、セントレジャーの回顧(結果はこちら)
結局Sixties Iconの楽勝と。これがセシルの管理馬だったら母親のLove Divine以来遠ざかっていたGⅠ勝利を息子がもたらした・・・みたいなお涙頂戴のお話になるわけだが世の中そんなに上手くはいかない。Sadler's Wells×Urban SeaのGalileoにさらに英オークス馬のLove Divineを配合するという重そうな配合なわけだが、今後どんなローテでいくのか。とりあえず、来年のゴールドCあたりを目標にするのかな。どうでもいいけれど、セシルの姿は今月発売の優駿に久しぶりに拝見できるので興味をお持ちの方は買って頂戴。
ついでにフォワ賞、ヴェルメイユ賞、ニエユ賞の結果なんかも(映像見ていないので結果から判断)
フォワ賞はShiroco→Hurricane Run→Prideの順番。前日に書いていたように結果云々よりもHurricane Runの反応やらに注目すべき調教レース。今回はShiroccoが勝ったが、3頭の着差も僅かですし、本番ではキングジョージ後に一度緩めて仕上げが難しかったであろうHurricane Runも良くなってくるでしょうな。Prideも予定通りの調教できたかな。
ヴェルメイユ賞はアスタルテ賞を勝って臨んだMandesha。2400は不向きの印象を持っていたがそんなことなかったみたいでつね。Montareなんかはまたも2着なわけだが、こういった馬は何かきっかけがあれば化けるんだがね。今のところどんなグレードのレースに出ても2着なだけに打つ手無しか。残された手段は北米移ry。
ニエユ賞は順当にRail Rink。スミヨンが3つ持っていったわけですね。写真で見て見るとYoumzineとの差も順当なもの。注目のDragon Dancerは4着。この馬も残されたては北米移ry・・・。
ちなみにロンシャン重賞の結果はこちらから