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フィリーズレビュー回顧(てゆうか、アルーリングボイス中心)

2006-03-13 23:21:32 | 中央競馬(回顧)
 1番人気・2番人気の馬が揃って討ち死。最早、桜花賞は分からなくなってしまいました・・・。

 当日の馬場状態は、前日はチューリップ賞までの週のように差しがバンバン決まっていたのに対し、前が残りやすい馬場。

 前が残りやすい馬場で、力が若干必要とされる馬場。そこまで考えられるならダイワパッションに決まっているじゃん・・・と得意の後付。

 アルーリングボイスは調教が未勝利馬に遅れるほど悪すぎた。ただ、パドックを見た感じでは阪神JFに比べると雲泥の出来。この調子を最低限保ち、使われた上積みを考えると本番でも4~6着くらいに落ち着きそうなタイプ。ただ、フレンチ産駒に似つかわしくなく時計の掛かる馬場が苦手なタイプなら高速馬場になりやすい本番はプラス要素か?
 しかし、本番でデムーロに騎乗依頼をしたことはプラスでしょう。思うにこの馬、武さんみたいに溜めがちなタイプよりデムーロみたいに、一か八かで早めに仕掛けて後は野と慣れ山となれタイプの方が合っていると思いますし、馬券を買っているほうも納得できると思う。本番では2歳時並の調教時計を出してきたら買いでいいと思いますよ。

 
 サンヴィクトワールについては1400という距離とマイナス体重が不満点。本番前に叩くのであれば距離面&本番までの日数からチューリップ賞のほうが良かった。しかし、そこにはアドマイヤキッスが向かう予定であった。そのために出走した1戦なのであろう。今年は松田博厩舎が大豊作と言われていますが、それゆえに起こった悲劇。本番を考えると馬体維持重視にならざるをえない為にそれ以上の上積みは厳しいか。


 ダイワパッションについては勝ちタイムは同日の1000万条件と比べて、0.6差。とっても微妙なタイム。去年はラインクラフトの勝ちタイムが同日の1000万条件を0.1上回っていたんですよね・・・。