注)半分位はセレクトセール3日目終了当日に書かれた文です。ご了承ください。
3日間に続いたセレクトセールも無事に終了。まず3日間終えた感想としては〝長い〟ということ。3日間全部のセリを見続けたわけでないのにこの徒労感。社台も1歳市場を7月に、当歳市場を9月にやるとか考えないと、見るほうも参加するほうも大変だよこれは。まあ、切り離すと1歳市場だけでセリの質が保たれるかという問題もあるわけなんだが。
総売上は過去最高を記録した模様ですが(当歳だけでも)、実際のところは社台グループの牡馬は売却率100%に対してそれ以外のグループとの差は大きかった。このセールに来ている馬主はあくまでも社台グループの馬を買いに来ているわけであり、馬体・血統と言う要素を社台グループというブランドは全く超越しているということをイヤというほど認識させられましたね。
社台グループなら軽く大台だよな~と思われる産駒も多かった今回のセリだったが、逆にいうと、その中で大台に到達した2頭のFusaichi Pegasus産駒はそれなりに見所があったということか。
で、今日の主な落札馬
№407 ローザロバータの2006(父キングカメハメハ) 牡
落札者/近藤利一 16200万円
今年の2歳のRahy産駒も評判になり、昨年このセールに上場されたVindication産駒も高額落札と、勢いのある繁殖ローザロバータ。比べるとなると昨年のVindicationの牡馬となるが、昨年の仔も良かったがこれもまたいい。昨年の子供よりも馬体に伸びを感じ、距離適正も幅広そう。今年は近藤利一氏もあまり高額馬に競らないのかなと思っていたらこの馬に賭けていたのかな。また、既に橋田厩舎に決定している模様。
№376 ブロードアピールの2006(父キングカメハメハ) 牝
落札者/金子真人 11200万円
う~ん、どうなんだろう。父親、母親を所有していた金子氏がどうも私情で競った気もしないわけだが・・・(まあ、氏がドライということも十分認知していますが)。2日間で結構な数のキングカメハメハ産駒を見てきたが、その中でも目立つと言う感じではない。松国厩舎で鍛えられてどこまで変わってくるかであろう。
№399 スキーパラダイスの2006(父タイキシャトル) 牡
落札者グローブエクワインry 10400万円
正直言ってあまり良くは見えなかった。これを買うなら同じタイキシャトル産駒でも№470の母テイクザレインズで十分のような。こっちは、いかにもタイキシャトルと言った感じでスピードありそう。どちらにしても、まだ当歳ですしね・・・・。
種牡馬別の平均落札価格では
当歳では
アグネスタキオン 約3700万
キングカメハメハ 約5600万
クロフネ 約4100万
あたりは順当な結果に思えるのだが、驚いたのはスウェプトオーヴァーボードの約5400万。確かにラインクラフトの弟などそれなりの血統馬が上場されていたが、この値段はどうよ?エンドスウィープの幻影を追っかけているだけなら止めておいたほうが・・・・。
それにしても、去年のシンボリクリスエス産駒がセール全体の最高価格で落札されたのにも驚いたが、今年のキングカメハメハ6億をはじめとした高値にも驚いた。どちらも、まだ産駒デビュー前の種牡馬にもかかわらずこれだけの評価がつくと言うことは、それだけの期待の現われといってもいいのだが逆にいえば、今産駒を走らせている種牡馬に対する不満の表れのようにも感じるのだが・・・。。
3日間に続いたセレクトセールも無事に終了。まず3日間終えた感想としては〝長い〟ということ。3日間全部のセリを見続けたわけでないのにこの徒労感。社台も1歳市場を7月に、当歳市場を9月にやるとか考えないと、見るほうも参加するほうも大変だよこれは。まあ、切り離すと1歳市場だけでセリの質が保たれるかという問題もあるわけなんだが。
総売上は過去最高を記録した模様ですが(当歳だけでも)、実際のところは社台グループの牡馬は売却率100%に対してそれ以外のグループとの差は大きかった。このセールに来ている馬主はあくまでも社台グループの馬を買いに来ているわけであり、馬体・血統と言う要素を社台グループというブランドは全く超越しているということをイヤというほど認識させられましたね。
社台グループなら軽く大台だよな~と思われる産駒も多かった今回のセリだったが、逆にいうと、その中で大台に到達した2頭のFusaichi Pegasus産駒はそれなりに見所があったということか。
で、今日の主な落札馬
№407 ローザロバータの2006(父キングカメハメハ) 牡
落札者/近藤利一 16200万円
今年の2歳のRahy産駒も評判になり、昨年このセールに上場されたVindication産駒も高額落札と、勢いのある繁殖ローザロバータ。比べるとなると昨年のVindicationの牡馬となるが、昨年の仔も良かったがこれもまたいい。昨年の子供よりも馬体に伸びを感じ、距離適正も幅広そう。今年は近藤利一氏もあまり高額馬に競らないのかなと思っていたらこの馬に賭けていたのかな。また、既に橋田厩舎に決定している模様。
№376 ブロードアピールの2006(父キングカメハメハ) 牝
落札者/金子真人 11200万円
う~ん、どうなんだろう。父親、母親を所有していた金子氏がどうも私情で競った気もしないわけだが・・・(まあ、氏がドライということも十分認知していますが)。2日間で結構な数のキングカメハメハ産駒を見てきたが、その中でも目立つと言う感じではない。松国厩舎で鍛えられてどこまで変わってくるかであろう。
№399 スキーパラダイスの2006(父タイキシャトル) 牡
落札者グローブエクワインry 10400万円
正直言ってあまり良くは見えなかった。これを買うなら同じタイキシャトル産駒でも№470の母テイクザレインズで十分のような。こっちは、いかにもタイキシャトルと言った感じでスピードありそう。どちらにしても、まだ当歳ですしね・・・・。
種牡馬別の平均落札価格では
当歳では
アグネスタキオン 約3700万
キングカメハメハ 約5600万
クロフネ 約4100万
あたりは順当な結果に思えるのだが、驚いたのはスウェプトオーヴァーボードの約5400万。確かにラインクラフトの弟などそれなりの血統馬が上場されていたが、この値段はどうよ?エンドスウィープの幻影を追っかけているだけなら止めておいたほうが・・・・。
それにしても、去年のシンボリクリスエス産駒がセール全体の最高価格で落札されたのにも驚いたが、今年のキングカメハメハ6億をはじめとした高値にも驚いた。どちらも、まだ産駒デビュー前の種牡馬にもかかわらずこれだけの評価がつくと言うことは、それだけの期待の現われといってもいいのだが逆にいえば、今産駒を走らせている種牡馬に対する不満の表れのようにも感じるのだが・・・。。