いや~社台系ブランドの底力を見た感じだわ。今年のセレクトセール初日は。ある程度血統で値踏みされる当歳セールとは異なり、1歳セールではそれほどの血統でなくとも馬体次第で±500万位はある模様。ただ、社台グループの馬(特に牡&ノーザン)は売れる売れる。序盤など、社台グループ以外はほとんど主取りという状況であった。千代田牧場やらダーレージャパンの上場馬も主取り連発(まあ、いつものことだが)。ダンスの牡馬で700万とか、種付け料&育成費入れたら損じゃないのか?と思われる馬もいる始末。ただ、全体の売上はGCによると34億と当歳セールにも負けず劣らずの価格。これで、来年以降の開催も決定的か。
さて、初日の注目馬に挙げたお馬さんの感想
№10 ニフティニースの05(父スウェプトオーヴァーボード) 牡
落札者/金子真人ホールディングス(株) 3000万円
初日の最大のお買い得馬と思っていたら、やっぱり金子さんがご購入。馬もかなり出来は良く走ってきそう。タイプ的には血統の字面どおり短距離芝~ダート万能タイプとなりそう。来年度のペーパーで指名しようと思っていたら金子馬になってしまっただけに注目されそうだ。厩舎は国枝あたりに入りそうな悪寒。
№28 チャールストンハーバーの05(父タイキシャトル) 牝
落札者/㈱キャロットクラブ 2650万
大学の関係で馬は見れませんですた。キャロットクラブが落としたというのはどう理解すればいいのか困るが、姉と同じ橋口厩舎入りの可能性もあるだけに注目したい。てゆうか、普通に考えてもMr.Greelyよりもタイキシャトルの方が日本の馬場適正にしてみたら上であろう。個人的にMr.GreelyはPulpit並に日本人が好きな種牡馬だが日本に合わない印象を持つ。
No.60 ヴェイルオブアヴァロンの05(父Pivotal) 牝
落札者/多田信尊 20500万円
ある程度の値段は付くと思っていたが2億までいくとは思わなかった。すべてのセリが終わった後のGCのハイライトで馬を見たが、いかにも芝の短距離タイプ(まさに父のPivotalのイメージでよろし)。同じディープの近親であるライクザウインドが4000万スタートだったのに対し、この馬は8000万スタート。父親がアルファベット表記な分高くなったとは言わないが、う~ん2億・・・。レディブロンドみたいなタイプとか言っていたら本当に藤沢和に入厩か・・・。
No.72 ストールンティアの05(父Sadler's Wells) 牝
落札者/多田信尊 5000万円
3500万円ならお買い得と言っていたが、5000万。これも藤沢厩舎に入ると思われるが、繁殖としての価値込みでの5000万円ならお買い得かもしれないがおそらく馬主になるであろうパチ○コ軍団は牧場持っていない。単に競走させるために買ったのであったら愚の骨頂かも・・・。
№78 ファビラスラフィンの05(父ジャングルポケット) 牡
落札者/中村昭博 4000万円
この馬も見ることはできなかったのだが、全般的にジャングルポケット産駒は写真よりも馬体が崩れている印象を持った。それが、それほど他の産駒の値段も上がらなかった原因かもしれない。そんな状態で母親も胸を張れる実績をあげられているわけではないのだからこの値段も納得。
№99 リアリーライジングの05(父Awesome Again) 牡
落札者/関口房郎 10000万円
私的には今日の最高の馬ではないかと思う。それほどまでに素晴らしい馬だった。関口会長はインタヴューで「一気に値を吊り上げて終わらせるつもりだった」との意を示しているように狙っていた模様。後々「10000万円は安い買い物だった」と言われるくらい素晴らしい馬となると思いますので、覚えておいても損は無いかと。芝も問題なくこなせる体型です。
№143 ライクザウインドの05(父シンボリクリスエス) 牡
落札者/金子真人ホールディングス㈱ 9500万円
この馬には2度「アレ?」と思わせられた。一度目は4000万円スタートが告げられてからスタートが鈍かったこと。そして、落札者が金子真人だったことである。某巨大掲示板の実況でも言われていたが、馬はお世辞にも良いとは言えなかった。それは牧場側も十分承知していたと思われ、オークショニアが直前に中尾氏から替わったことや、お代が4000万円スタートだったことなどから現れている。それでも9500万円まで上がったのはディープの近親という〝売り〟だけではない・・・のか。とにかく、来年もう一度馬体を見てみたい。それから判断するのも全然遅くは無いのだから・・・。
で、注目馬には挙げなかったけれど高額落札馬について簡単に一言
№102 シルクプリマドンナ05(父ダンスインザダーク) 牡
落札者/関口房郎 12000万円
世界の合田も言っていたが、どちらかというとダンスというよりも母父のブライアンズタイムが強く出た印象が残る。どちらかというと、ダート向きかもしれないです。
№147 ガゼルロワイヤル05(父ウォーエンブレム) 牡
落札者/中村浩章 9800万円
正直に言って、私にはそれほど良くは見えなかった。もともと母のガゼルロワイヤルは仔が馬鹿に良く見えることで有名。それに加えて父の青鹿毛が加わりさらによく見せていた。
№85 マイケイティーズ05(父サクラバクシンオー) 牡
落札者/ダーレー・ジャパン(株) 9600万
アドマイヤムーンの下。写真でしか馬を見ていないので何とも言えないがこの値段のバクシンオー産駒なんて見たことない。それほどよかったのであろうか?殿下には海外に持っていってもらいたいわ
№3 インディスユニゾン05(父クロフネ) 牡
落札者/関口房郎 9000万円
インディスユニゾンはフサイチエアデールの全姉妹。それにクロフネをつけるということはフサイチリシャールということ。関口会長にしてみたらどうしても欲しかったのかもしれないが、5000万円くらいで落札できたような・・・。馬は悪くない。
№122 ソニンク05(父アグネスタキオン) 牡
落札者/金子真人ホールディングス㈱ 7400万
アドマイヤベガ産駒らしくスラッとした馬体から切れ味を発揮した姉達に比べ、この馬はタキオン産駒によくみえる筋肉も程よく付いていて、いい感じ(それでいて母の皮膚の薄さも受け継いでいる)。結構、自分的には好きなタイプ。
で、明日の私的注目馬
№215 ブルーアヴェニューの06(父フレンチデピュティ) 牡
明日の一番の目玉はこの馬か。日本に輸入されてからの産駒は総じて期待に応えられていないブルーアヴェニューだが、毎回毎回馬体の立派さだけは素晴らしい。合田曰く、クロフネ以来の傑作らしいが・・・。
№271 トゥザヴィクトリーの06(父キングカメハメハ) 牝
牡の目玉がブルーアヴェニューなら牝の目玉はこちら。金子血統の結晶だが、フサローが競り落とす可能性80%(笑)。ちなみに、来日しているマクトゥーム関係者はこの馬を絶賛したとのこと。
№300 マストビーラヴドの06(父スウェプトオーヴァーボード)
ラインクラフトに近似の配合。個人的には昨年の最高価格であった父シンボリクリスエスよりもこちらの方が好み。大台到達は無いと思われるが、オーナー孝行してくれそうな馬。
№313 カラサヴィーナの06(父Kingmambo)
Kingmambo×Sadler's Wellsは古くはエルコンドルパサー、最近では英1000ギニー馬Virginia WatersやらDivine Proportionsを輩出したニックス。上記3頭ほどの血統的勢いは感じられないが、曾祖母のMy Charmerからは三冠馬Seattle Slewを出しているように活力はある。あとは、その活力をどこで爆発させるか・・・。
№323 ディボーステスティモニーの06(父Fusaichi Pegasus)
曾祖母BalladeからはGlorious SongやらDevils Bagなどの歴史的名馬が。祖母のAngelic Songからはあのミレニアムウイングが。将来、凱旋門を勝つ名馬が近親にいるのだから失敗のはずが無い・・・・かな。4月1日生まれにしてはしっかりとした馬体なのも好印象か。これがノーザンの馬なら大台なのだが・・・。
さて、初日の注目馬に挙げたお馬さんの感想
№10 ニフティニースの05(父スウェプトオーヴァーボード) 牡
落札者/金子真人ホールディングス(株) 3000万円
初日の最大のお買い得馬と思っていたら、やっぱり金子さんがご購入。馬もかなり出来は良く走ってきそう。タイプ的には血統の字面どおり短距離芝~ダート万能タイプとなりそう。来年度のペーパーで指名しようと思っていたら金子馬になってしまっただけに注目されそうだ。厩舎は国枝あたりに入りそうな悪寒。
№28 チャールストンハーバーの05(父タイキシャトル) 牝
落札者/㈱キャロットクラブ 2650万
大学の関係で馬は見れませんですた。キャロットクラブが落としたというのはどう理解すればいいのか困るが、姉と同じ橋口厩舎入りの可能性もあるだけに注目したい。てゆうか、普通に考えてもMr.Greelyよりもタイキシャトルの方が日本の馬場適正にしてみたら上であろう。個人的にMr.GreelyはPulpit並に日本人が好きな種牡馬だが日本に合わない印象を持つ。
No.60 ヴェイルオブアヴァロンの05(父Pivotal) 牝
落札者/多田信尊 20500万円
ある程度の値段は付くと思っていたが2億までいくとは思わなかった。すべてのセリが終わった後のGCのハイライトで馬を見たが、いかにも芝の短距離タイプ(まさに父のPivotalのイメージでよろし)。同じディープの近親であるライクザウインドが4000万スタートだったのに対し、この馬は8000万スタート。父親がアルファベット表記な分高くなったとは言わないが、う~ん2億・・・。レディブロンドみたいなタイプとか言っていたら本当に藤沢和に入厩か・・・。
No.72 ストールンティアの05(父Sadler's Wells) 牝
落札者/多田信尊 5000万円
3500万円ならお買い得と言っていたが、5000万。これも藤沢厩舎に入ると思われるが、繁殖としての価値込みでの5000万円ならお買い得かもしれないがおそらく馬主になるであろうパチ○コ軍団は牧場持っていない。単に競走させるために買ったのであったら愚の骨頂かも・・・。
№78 ファビラスラフィンの05(父ジャングルポケット) 牡
落札者/中村昭博 4000万円
この馬も見ることはできなかったのだが、全般的にジャングルポケット産駒は写真よりも馬体が崩れている印象を持った。それが、それほど他の産駒の値段も上がらなかった原因かもしれない。そんな状態で母親も胸を張れる実績をあげられているわけではないのだからこの値段も納得。
№99 リアリーライジングの05(父Awesome Again) 牡
落札者/関口房郎 10000万円
私的には今日の最高の馬ではないかと思う。それほどまでに素晴らしい馬だった。関口会長はインタヴューで「一気に値を吊り上げて終わらせるつもりだった」との意を示しているように狙っていた模様。後々「10000万円は安い買い物だった」と言われるくらい素晴らしい馬となると思いますので、覚えておいても損は無いかと。芝も問題なくこなせる体型です。
№143 ライクザウインドの05(父シンボリクリスエス) 牡
落札者/金子真人ホールディングス㈱ 9500万円
この馬には2度「アレ?」と思わせられた。一度目は4000万円スタートが告げられてからスタートが鈍かったこと。そして、落札者が金子真人だったことである。某巨大掲示板の実況でも言われていたが、馬はお世辞にも良いとは言えなかった。それは牧場側も十分承知していたと思われ、オークショニアが直前に中尾氏から替わったことや、お代が4000万円スタートだったことなどから現れている。それでも9500万円まで上がったのはディープの近親という〝売り〟だけではない・・・のか。とにかく、来年もう一度馬体を見てみたい。それから判断するのも全然遅くは無いのだから・・・。
で、注目馬には挙げなかったけれど高額落札馬について簡単に一言
№102 シルクプリマドンナ05(父ダンスインザダーク) 牡
落札者/関口房郎 12000万円
世界の合田も言っていたが、どちらかというとダンスというよりも母父のブライアンズタイムが強く出た印象が残る。どちらかというと、ダート向きかもしれないです。
№147 ガゼルロワイヤル05(父ウォーエンブレム) 牡
落札者/中村浩章 9800万円
正直に言って、私にはそれほど良くは見えなかった。もともと母のガゼルロワイヤルは仔が馬鹿に良く見えることで有名。それに加えて父の青鹿毛が加わりさらによく見せていた。
№85 マイケイティーズ05(父サクラバクシンオー) 牡
落札者/ダーレー・ジャパン(株) 9600万
アドマイヤムーンの下。写真でしか馬を見ていないので何とも言えないがこの値段のバクシンオー産駒なんて見たことない。それほどよかったのであろうか?殿下には海外に持っていってもらいたいわ
№3 インディスユニゾン05(父クロフネ) 牡
落札者/関口房郎 9000万円
インディスユニゾンはフサイチエアデールの全姉妹。それにクロフネをつけるということはフサイチリシャールということ。関口会長にしてみたらどうしても欲しかったのかもしれないが、5000万円くらいで落札できたような・・・。馬は悪くない。
№122 ソニンク05(父アグネスタキオン) 牡
落札者/金子真人ホールディングス㈱ 7400万
アドマイヤベガ産駒らしくスラッとした馬体から切れ味を発揮した姉達に比べ、この馬はタキオン産駒によくみえる筋肉も程よく付いていて、いい感じ(それでいて母の皮膚の薄さも受け継いでいる)。結構、自分的には好きなタイプ。
で、明日の私的注目馬
№215 ブルーアヴェニューの06(父フレンチデピュティ) 牡
明日の一番の目玉はこの馬か。日本に輸入されてからの産駒は総じて期待に応えられていないブルーアヴェニューだが、毎回毎回馬体の立派さだけは素晴らしい。合田曰く、クロフネ以来の傑作らしいが・・・。
№271 トゥザヴィクトリーの06(父キングカメハメハ) 牝
牡の目玉がブルーアヴェニューなら牝の目玉はこちら。金子血統の結晶だが、フサローが競り落とす可能性80%(笑)。ちなみに、来日しているマクトゥーム関係者はこの馬を絶賛したとのこと。
№300 マストビーラヴドの06(父スウェプトオーヴァーボード)
ラインクラフトに近似の配合。個人的には昨年の最高価格であった父シンボリクリスエスよりもこちらの方が好み。大台到達は無いと思われるが、オーナー孝行してくれそうな馬。
№313 カラサヴィーナの06(父Kingmambo)
Kingmambo×Sadler's Wellsは古くはエルコンドルパサー、最近では英1000ギニー馬Virginia WatersやらDivine Proportionsを輩出したニックス。上記3頭ほどの血統的勢いは感じられないが、曾祖母のMy Charmerからは三冠馬Seattle Slewを出しているように活力はある。あとは、その活力をどこで爆発させるか・・・。
№323 ディボーステスティモニーの06(父Fusaichi Pegasus)
曾祖母BalladeからはGlorious SongやらDevils Bagなどの歴史的名馬が。祖母のAngelic Songからはあのミレニアムウイングが。将来、凱旋門を勝つ名馬が近親にいるのだから失敗のはずが無い・・・・かな。4月1日生まれにしてはしっかりとした馬体なのも好印象か。これがノーザンの馬なら大台なのだが・・・。