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「コンサルタント1年生」

2007-02-12 11:34:52 | ちょっと 『気になる』 はなし
最近、ラジオで料理の話をしていた。「レシピに、たまねぎを甘くなるまで炒める」とある。
レシピに書いてるのでだれでもすぐに出来ると思ったが、そこで、料理教室の話になる。
「先生、たまねぎを甘くなるまで炒めました。これでどうですか?」「もう少し炒めてください」これはレシピの書き方に問題があるのか?個人の感覚の問題なのか?
ラジオの話は「料理教室だとレシピで書けない点まで教えてもらえる」という話です。

 私たちは、本や文書を見て「知識を得ます」得たと思いますが、実際に本人から教えてもらうと、自分が理解した知識と違うことがあります。では、このようなことはなぜ起きるのでしょうか?
 私たちは、本で得た知識と自分の今までの経験から、たぶんこの人が言っていることはこういうことだろうと勝手に思い込んでしまう。経験の豊富な人は、本で書いていない事も想像でカバーできるが、未経験の場合はそいうは行かない。

 私たちがコンサルする場合は、相手がどのような経験があるのか、確認しながら進めないとお互いに「誤解をしたまま納得している」という、不可解な現象が起きてしまう。
また、コンサルの先生だから変に質問するのは悪いと思い。自分は違うと思いながらも納得していることもある。先日研修会で「東大生の塾の先生は良くない」という話をしていた。なぜか?「解らないということが解らないから」(これは例の話なので、実際の東大生のことを言っているのではありません)つまり、相手がわからないという前提で話をしないといけないという事です。
 最近、電子メールでやり取りするケースがあります。電子メールは便利な道具ですが「百聞は一見に如かず」といいます。情報の数は比較できません。やはり現場を見ればほとんど全ての情報がそこにあります。よくテレビで、刑事が現場100回と言っていますがコンサルも現場に行かないとわかりません。
 監査や審査でも、書類上は問題なくても、現場の帳簿を確認したり、現場の人に話しを聞くと、マニュアルと違っていたりすることがあります。最近はこのような現場を重要視する傾向が出てきました。
 とにかく、コンサルする場合は先入観をなくして「聞く」事を改めて肝に銘じたい。
また、コンサルの結果、経営方針の変更をするケースもあると思う。責任重大である。
コンサルとしては常に見聞を広め、スキルを上げるよう心がける必要がある。
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