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地球環境とエネルギーの調和展 ENEX2007

2007-02-04 11:25:15 | ちょっと 『気になる』 はなし
第31回地球環境とエネルギーの調和展 ENEX2007が1/31から2/2まで東京ビックサイトで開催されました。3日間の来場者数は50,818人です。
産業・ビジネスを中心とした「エネルギーソリューションエリア」と暮らしに関する「スマートライフエキスポエリア」の2つの構成となっていました。
「エネルギーソリューションエリア」は国家的な省エネ、CO2削減の拡大に伴い、ビジネスチャンスが生まれているのでその情報発信、情報交換の場にしようとする。「スマートライフエキスポエリア」は、環境に配慮したライフスタイルの創造、提案の場となるものです。
今回の提示会についての感想は特に新しい技術についての展示はなかったと思います。従来からある技術の延長線上のものです。しかしその技術がより身近なものになりつつあるという印象を持ちました。例えば「ヒートポンプ」を利用した暖房機はは外気の熱をくみ上げて室内を暖房するもので、電気ヒーターを使用した暖房の1/6のエネルギーとなる。
一般常識とすれば、温度の低い外気からどうして熱をくみ上げることが出来るか納得できない点もあると思いますが、同じ室内温度を維持するのに必要な電気は1/6で済む事になり電気代の削減となります。年々技術は進歩しており従来の固定観念を一度リセットする必要がありそうです。2005年11月に世界初「ヒートポンプにより乾燥を行う洗濯機が発売されました。従来の洗濯乾燥機は1kw以上のヒーターを使い、冷却除湿には大量の水道水を使っていましたが、従来機に比較して、約1/2の「消費電力・使用水量・乾燥時間」になるそうです。洗濯乾燥機についてはエネルギーの無駄と言う人もいますが、ライフスタイルにより必要な人もいますので今後の改良・普及が必要だと思います。今ヒーターを使用している物で、今後ヒートポンプの応用が期待されます。
「アイドリングストップ」については、自分でも実施しており興味があったのでアイドリングストップ車の試乗をしてきました。試乗したのは「ダイハツ ミラ」です。信号待ちの際に自動的にエンジンストップします。発進時には自動的にエンジン始動します。特に違和感はありません。「ダイハツ ミラ」の場合アイドリングストップ車と一般使用車の価格差は8万円で補助金は4万円です。「トヨタ ビィッツ」は価格差6万円で補助金は3万円です。後付についてはどの車種でも取り付け可能とのことでした。取り付けはメーカーによって違うと思いますが、約6万円と言っていました。後付の場合は、自動車停止後ドライブレンジからニュートラルに切り換えます。ブレーキを踏みなおしてエンジンスタートでニュートラルからドライブにします。後付の場合シフトレバーの操作が必要との事です。カーナビが切れないように補助バッテリーがオプションで用意されていました。後付で取り付けるかどうかは自動車の稼動状況によると思います。通勤で使用するのであれば特に必要はないと思いますが、営業用に使用するのであれば必要かもしれません。
 いづれにしても、アイドリングストップやエコドライブはCO2の削減や騒音の低減、大気汚染物質の削減に貢献します。また、燃料費の削減により家計にとってもメリットがあります。実際にやってみればカンタンです。今後は国の施策として新車にはアイドリングストップ機能を標準装備することも検討したらどうでしょうか?さらに発展してくると「スマートドライブモード」というスイッチを用意して、そのモードに設定するといつも最適な走行状態を維持するそんなものはすぐに実用化されそうです。その場合手前の信号を感知して自動的に減速し、発進のときも「ふんわりアクセルe スタート」する。高価な装置をつけなくても自分はそのような運転を実施している人は、もちろん必要はありません。
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