エコカー補助金の終了

エコカー補助金が９月半ばで終了した。リーマンショック後の景気対策の面もあったと思うが、それなりに意味はあったと思う。しかしエコカーの恒久的な減税など税制全般の制度改正も必要だ。

二酸化炭素削減や資源保護の観点から、今のハイブリッド車は燃料消費量で一般車の半分程度だ。これは２０２０年25％削減を行うためにはきわめて有効な方法だ。補助金はあくまで一時的なもので、それを恒久的な制度にしていかなくてはならない。

もちろん人々の意識に働きかけることも必要だ。すぐ近くに出かけるのに車を使うのでなく、自転車や歩きも考える。運転はエコドライブを考える。そのようなちょっとした事が自然にできることそれが必要だ。

今の政府は以前より、環境問題に積極的だが、それでもやっていることに統一感がない。日本が本当に低炭素社会を目指すのか？中長期的な目標を掲げ、そのためには何をしなければならないのか？制度改革も含めて真剣な議論をしてほしい。