平成19年2月23日
株式会社 不二家
本日の一部報道について
本日2月23日の一部報道において「小売店や卸売店などが倉庫や店舗で保管したままになっている弊社の菓子の在庫を、弊社が全量引き取って廃棄する方向で検討に入った」との報道がありましたが、弊社はこのような決定はしておりませんので、ご報告させていただきます。
〈毎日新聞報道〉
[不二家]小売などの在庫 全量引き取り廃棄へ
不二家は22日、チョコレートなど一般菓子の3月上旬の販売再開に向けて、小売り各社や卸売業者などが倉庫や店舗で保管したままになっている一般菓子の在庫を全量引き取って廃棄する方向で検討に入った。問題発覚前に製造された商品をすべて廃棄し、同社を支援している山崎製パンの指導下で3月以降に製造した商品だけを販売することを明確にして消費者や流通各社の不安を払しょくする狙い。在庫全量廃棄を安全性確保の決め手と位置づけ、失った信頼回復につなげたい考えだ。
一般菓子の販売について、不二家は(1)米国の衛生管理手法「AIB」での点検完了(2)品質管理の国際規格(ISO)の再認証取得(3)保健所が指摘した問題点の改善――で工場の安全性をアピールし、再開にこぎ着ける戦略だった。
しかし、再建を助言する有識者会議「『外部から不二家を変える』改革委員会」(委員長・田中一昭拓殖大教授)は「不二家が生まれ変わったと納得できる具体策が足りない」と注文。これを受けて、不二家を支援している山崎との間で、安全性確保のための新たな対策を詰めていた。
在庫の全量廃棄については山崎と最終調整中で、不二家が小売り各社や卸売業者から在庫をすべて引き取る代わりに、新しく製造した商品を提供する計画。現在も不二家の一般菓子の販売を続けている一部小売りに対しては、「在庫廃棄は、新生・不二家をアピールするために不可欠」と理解を求め、商品の入れ替えに応じてもらう方針だ。山崎から打診を受けた流通各社は、在庫の全量廃棄に対し前向きに協力する姿勢を示しているという。
全量廃棄には多額の資金が必要なため、銀座本社売却など不二家の資産整理の検討が加速する可能性が高い。
2007年02月23日03時11分
〈わたしの意見〉
今までの、在庫品を全て処分して信頼を回復する方法が取れないのだろうか?
消費者の信頼を回復するとは「ゼロからの出発ではないのか」
一般の消費者が、こちらは大丈夫と理解を示してくれるだろうか?
莫大な損失があるというのはわかるが、そのためにその後の再生に
支障が出るとすればどうだろうか?
3月1日より、再開との報道もある。
当然、新しいものと古いものが、混在するかたちで販売されるのか?
私なら、どちらも買わない。
販売店もその状態で売るのだろうか?
販売店、倉庫の在庫を一切処分したことを確認後、新しく製造し、品質上の問題がない事を確認して、消費者の理解を求めるのが正常な考えのように思う。
早く生産開始したいという気持ちは、理解できないことはないが、まだ、時期尚早といわざるを得ない。一度失った信頼がそう簡単に回復できるとは思えない。
株式会社 不二家
本日の一部報道について
本日2月23日の一部報道において「小売店や卸売店などが倉庫や店舗で保管したままになっている弊社の菓子の在庫を、弊社が全量引き取って廃棄する方向で検討に入った」との報道がありましたが、弊社はこのような決定はしておりませんので、ご報告させていただきます。
〈毎日新聞報道〉
[不二家]小売などの在庫 全量引き取り廃棄へ
不二家は22日、チョコレートなど一般菓子の3月上旬の販売再開に向けて、小売り各社や卸売業者などが倉庫や店舗で保管したままになっている一般菓子の在庫を全量引き取って廃棄する方向で検討に入った。問題発覚前に製造された商品をすべて廃棄し、同社を支援している山崎製パンの指導下で3月以降に製造した商品だけを販売することを明確にして消費者や流通各社の不安を払しょくする狙い。在庫全量廃棄を安全性確保の決め手と位置づけ、失った信頼回復につなげたい考えだ。
一般菓子の販売について、不二家は(1)米国の衛生管理手法「AIB」での点検完了(2)品質管理の国際規格(ISO)の再認証取得(3)保健所が指摘した問題点の改善――で工場の安全性をアピールし、再開にこぎ着ける戦略だった。
しかし、再建を助言する有識者会議「『外部から不二家を変える』改革委員会」(委員長・田中一昭拓殖大教授)は「不二家が生まれ変わったと納得できる具体策が足りない」と注文。これを受けて、不二家を支援している山崎との間で、安全性確保のための新たな対策を詰めていた。
在庫の全量廃棄については山崎と最終調整中で、不二家が小売り各社や卸売業者から在庫をすべて引き取る代わりに、新しく製造した商品を提供する計画。現在も不二家の一般菓子の販売を続けている一部小売りに対しては、「在庫廃棄は、新生・不二家をアピールするために不可欠」と理解を求め、商品の入れ替えに応じてもらう方針だ。山崎から打診を受けた流通各社は、在庫の全量廃棄に対し前向きに協力する姿勢を示しているという。
全量廃棄には多額の資金が必要なため、銀座本社売却など不二家の資産整理の検討が加速する可能性が高い。
2007年02月23日03時11分
〈わたしの意見〉
今までの、在庫品を全て処分して信頼を回復する方法が取れないのだろうか?
消費者の信頼を回復するとは「ゼロからの出発ではないのか」
一般の消費者が、こちらは大丈夫と理解を示してくれるだろうか?
莫大な損失があるというのはわかるが、そのためにその後の再生に
支障が出るとすればどうだろうか?
3月1日より、再開との報道もある。
当然、新しいものと古いものが、混在するかたちで販売されるのか?
私なら、どちらも買わない。
販売店もその状態で売るのだろうか?
販売店、倉庫の在庫を一切処分したことを確認後、新しく製造し、品質上の問題がない事を確認して、消費者の理解を求めるのが正常な考えのように思う。
早く生産開始したいという気持ちは、理解できないことはないが、まだ、時期尚早といわざるを得ない。一度失った信頼がそう簡単に回復できるとは思えない。