http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140301/t10015628661000.html(NHK)
『仮想通貨「ビットコイン」の大手取引仲介会社「マウントゴックス」が、利用者から預かっていたビットコインを失ったとして経営破綻し、28日、民事再生法の適用を申請しました。
会社側は、不正なアクセスでビットコインが盗まれた可能性が高いとして刑事告訴を検討していますが、今後、原因の究明や被害の回復がどこまで図られるかが焦点になります。
民事再生法の適用を申請したのはインターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の大手取引仲介会社「マウントゴックス」です。
マウントゴックスは、ビットコインの売買をネット上で仲介する会社ですが、先月初めごろ、システムの不具合を悪用された不正なアクセスが発生したことでトラブルが増え、先月下旬、突然、取引を停止し自力での事業の継続を断念しました。
会社によりますと、利用者から預かったものと、会社自身が保有するもの、合わせて85万ビットコインのほぼすべてがなくなっているということで、失われたビットコインの総額は、この会社が取引を停止する前の相場で換算するとおよそ114億円に相当するとしています。
さらに、利用者が会社に預けている現金についても、最大でおよそ28億円が不足しているとしています。
会社ではハッカーなどによる不正なアクセスでビットコインが盗まれた可能性が高いとしており、捜査当局への刑事告訴を検討しています。
一方、今後の事業について会社側は、支援企業を探して取引の再開を目指したいとしていますが、利用者からの信用を損ねたなかで、再建を果たせるのか不透明です。
このため、今後は当局の捜査や社内の調査で原因の究明ができるかや、被害の回復が図られるのかなどが焦点になります。
ビットコインはインターネットを通じて国境を越えた資金のやり取りを手軽にできると注目を集めてきましたが、国の信用の裏付けや利用者を保護する制度はなく、マウントゴックスの破綻はそのもろさを露呈した形です。』
記者会見を見ていて思ったのは言っていることが本当か?もしシステムの欠陥が問題であれば、他の取引所も同じようなリスクがあり、ビットコインの流通に問題がある事になる。世界中から大きな資金を集め、それを自分のものにすることも可能なわけで、本当はどこに行ってしまったのか?大いに興味ある。