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プリウスはトヨタらしくないから驚いた(ECO JAPAN)

2009-06-01 05:36:59 | ちょっと 『気になる』 はなし
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/special/20090526/101489/?P=1

『環境問題のような市場の失敗を是正する方法として、公共経済学に英国の経済学者の名にちなんで「ピグー税」という考え方があります。簡単に言えば、環境を汚染する活動、商品やサービスに対して高い税金をかけることによって、汚染の軽減を促すものです。自動車で言えば、ガソリン税を高くするとか、燃費の悪いクルマへの税金を重くするといった類のことです。環境問題の視点からすれば、それが本来とるべき手法です。 』

今回の政策が環境という名前を使った経済政策であるとは明確だ。それはエコ車の優遇やエコポイントがきわめて限定的な政策だからだ。環境に良い政策であればそれをずっと継続すべきだと思う。

政府はそのことをはっきり言うべきだと思うが、確かに車は買って下さい。でも乗らないでくださいとはその通りだ。大型テレビは買って下さい。でも節電のために電気は入れないでください。

高速道路の休日1000円は間違いだと思うが、そのような政策を必ずしも悪いと言えない面がある。時間はかかり交通渋滞に巻き込まれてもなお、それでも料金が安いのは助かるという人がいるのも事実だろう。であれば休日に限定しないで実施してほしい。

衰退する産業に多くの金を使うのも政策的には正しくない。今後成長する分野に効果的に投資するのが正しいやり方だ。日本の特定の産業が大変だから日本の二酸化炭素削減目標を低めに設定しましょうではなく、日本としてその部分も含めてトータルで削減を模索することが必要ではないか。日本にとって鉄鋼業は大切な産業だ。それはかつて世界一と言われた産業ではあるが、それが今後も世界一とは限らない。最高のエネルギー効率でものを作ることができても、それがコストアップにつながる。競争力低下になる。その分を他で補てんしていく政策が必要だ。

日本の競争力を維持しながら、その時代にあった方法に変えている。ウイルスが絶えず変化しているように、産業界もたえず変化が必要だ。進化論では強いものが生き残るのではなく、「変化したものが生き残る」と言われる。その時代に合った産業が、方法が生き残る手段となる。
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