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エコナビ:地球平均気温 どうやって計算するの?(毎日新聞)

2007-04-30 08:42:58 | 地球環境問題
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/env/news/20070430ddm016040053000c.html

「地球温暖化」というとなんとなく、あったかくなるのは良い面もある。日本がハワイのような気候になれば、それはそれで良いのではと考えてしまう。

「地球温暖化」よりも「気候変動」の方が、より現実をあらわしている。
気候変動 +2℃(山本良一 責任編集 Think the Earth プロジェクト編集 ダイヤモンド社)によると
1℃上がれば、高山の氷河や北極海の海氷が溶け、さんご礁は白化し、高山植物は枯れる。
2℃上がれば、私たちの社会生活への影響が深刻になる。特に亜熱帯の途上国ではぎりぎりのところで農業を行っており、農作物への影響が深刻になる。
3℃を越えると、海洋大循環が止まり欧州が寒くなり、永久凍土が急激に溶け、メタンガスが大発生してさらに温暖化を加速させ地球システムの変調をきたす事態となる。

気候変動+2℃は途上国、先進国が何とか持続可能な発展を続けることの出来る温度である。

地球温暖化問題に対して、欧州が特に熱心なのは理解できる。
寒くなれば農作物の生産や、社会生活に多くの問題が発生する。
また、平均気温はあくまで平均で、地球全体から見ると温度上昇の高い地域、寒くなる地域さまざまな影響が考えられる。

一番怖いのは地球が風邪をひいた状態となり、異常気象が頻発することである。
2005年8月の「カトリーナ」は最大風速78m、死者1400人以上、100万人以上が避難、被害額は15兆円となった。

人間でも体温が2℃上昇すると意識もうろうとなり、正常な判断が出来なくなる。地球も同じだ。地球も過去の歴史を見ると気候の変動があった。
しかし今地球上で起きていることは人間の活動によるものといわれています。
最新のコンピューターシュミレーションによると、2℃を越えるのは2028年、3℃を越えるのは2052年(国立環境研究所)と予測されています。

今、私たちに出来ることは何か?
未来を他人の手にゆだねるのでなく
自分たちの出来ことを実施することです。
「自分たちの未来は自分たちで作る」
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