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大王製紙三島工場、排出ばいじんの測定値を改ざん(読売新聞) - goo

2007-08-21 05:05:07 | 事件・事故
大王製紙三島工場、排出ばいじんの測定値を改ざん(読売新聞) - goo ニュース

この種類の報道も当たり前になってしまい。大きな驚きもない。改めてコンプライアンスの重要性を認識してほしい。重要な事は、決められたルールを守る事であり、自己解釈をしないことである。

このような事の原因は設備設計にあると思う。もともと基準を守るような設計でないことが多い。通常の運転をしていて、基準値をオーバーすれば、データを改ざんするしかない。

会社として社会的責任な責任を認識するのであれば、プラントの設備設計をやり直すしかない。一担当者の問題ではない。

たぶん設備改修には多額の費用が必要であり、多くの企業で繰り返し、改ざんが行われる背景になっていると思う。

食品問題については世間は非常に厳しい見方をするが、ばい煙の問題は直接被害を受けている認識が薄い。たぶん排出している企業もそう思っているだろう。しかし考えてみれば、これは逆で、食品よりも多くの被害が出ている可能性もある。

ばい煙は排出しても、明かに異常といえる色が付いていたり、明らかな異臭があれば、誰でも異常に気がつく。企業内でも異常が目に見えるようにしないといけない。例えば、基準をオーバーした場合、社内の電光表示版に表示されるとか、行政の事務所でそれが分かる仕組みにしないといけない。

ある企業では、玄関に電光表示システムがあり、現在の状況をモニターしている。もちろん不正は出来ない仕組みになっている。データの改ざんは出来ない。コンピュータのプログラムで一度入力されたデータはキャンセルできないようになっている。

もちろん測定値の信頼性もトレーサビリティーが取れている。今回データの改ざんを行っている企業もこのような仕組みを取り入れる事が、信頼を回復する手段として必要だと考えますが、いかがでしょうか?
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