熱血通信

日々の出来事を思いのままに…

歴史的な日!

2008-03-12 22:25:22 | Weblog
今日は県政史上初となる、歴史的な日となりました。

文教警察常任委員会の席に神谷公安委員長が出席されました。
委員会では、県の治安情勢等について質疑されましたが、
公安委員長が出席したのは、昭和22年に地方自治法が施行
されて以来初めての出来事です。

公安委員会とは、警察行政に県民からの意見を反映させながら、
警察の民主的な運営と政治的な中立性を確保するために設置
されています。また、警察を管理する権限を持ち、警察本部
から各種施策のほか、各種事件・事故・災害の発生状況や取り
組みの報告、警察業務全般に対する提言を行うという、警察
を管理するという大きな役割をもっています。
身近なこととしては、免許証の発行や取り消し・交通違反等の
処分などがあります。

公安員会は、知事が県議会の同意を得て任命した3人の公安
委員により構成されており、現在の公安委員長は、群馬県地域
婦人団体連合会会長の神谷トメさんが務めています。

県議会の本会議には公安委員長も出席されていますが、県議
会の常任委員会に公安委員長自らが出席し、質疑・答弁をされ
るということは今までになく、新鮮な感じすらしました。






処分指針

2008-03-11 22:56:23 | Weblog
教育者としての資質を問うような不祥事が、埼玉県の高校の
しかも学校の最高責任者である校長により起こされました。

昨今の職員による不適切行為は、他県のみならず残念ながら
群馬県内でも発生しています。
しかし、群馬県教育委員会における懲戒処分の基準については、
現在、交通法規違反関係以外にはありません。

そこで、職員に対して非違行為全般にわたり、処分量定を示す
事により、綱紀の一層の保持と処分の透明性を確保する必要が
生じてきたために、懲戒処分に関する指針(基準)を定めること
になりました。

策定に当たっての考え方は以下の通りとなります。
  《知事部局と共通的な規定》
    ・一般服務関係(欠勤、勤務態度不良等)
    ・公金等関係(横領、盗難等)
    ・倫理関係(収賄、贈与等)
    ・交通法規違反関係(飲酒運転等)  等
           +
  《教育委員会独自の規定》
    ・児童生徒等の個人情報の紛失
    ・児童生徒に対するわいせつ行為
    ・体罰              等

また、指針に基づき処分量定を決定する際には、次のことを
考慮し総合的に判断することとします。
 ①非違行行為の動機・態様・結果
 ②故意・過失の度合い
 ③当事者の職責と、非違行行為と職責の関係
 ④児童生徒・保護者・他教職員・地域社会への影響
 ⑤過去の非違行為

以上をふまえ、知事部局との調整を行いながら、4月以降の
早期施行を目指しています。






委員長報告2

2008-03-10 22:51:59 | Weblog

平成20年2月定例会、文教警察常任委員長としての
19年度関係の報告の続きです。

《警察本部関係》
①女性警察官の活動状況や子育て支援について
   産休・育休の際の定員外措置の拡充を要望

②警察車両の任意保険加入状況について
   警察車両の事故事例(違日のブログ参照)に関連し、
   警察車両の任意保険加入の検討を要望

③警察署の再編成について
  ・統廃合検討の地域より寄せられた意見、市町村合併
   の時期と関連について議論
  ・犯罪情勢や負担人口による警察官配置の見直し

④凶悪犯の検挙率上昇に対する評価・意見
  ・最近の犯罪傾向と特徴について質疑し、体感治安向上
   のためにいっそうの取り組みを要望

⑤裁判員制度関連
  ・取調べの透明化に係る今後の方針、知的障害者に対する
   取調べの対応
  ・裁判員制度に対する当局の認識、現場への指導状況

⑥その他
  ・駐車監視員の効果
  ・少年の居場所づくり
  ・警察官の再任用

以上で、本委員会に付託された19年度関係の議案は、可決・
承認すべきと決定しました。
 
   

委員長報告

2008-03-09 22:16:30 | Weblog
開会中の平成20年2月定例会県議会で、文教警察常任
委員長として19年度関係について、以下の報告をいたし
ました。

《教育委員会関係》
①教員のメンタルヘルスについて
  さまざまな課題の対応に悩み病気になったり、教師を
  取り巻く環境の変化により、教職に魅力が薄れている
  という指摘があり、学校現場に対するサポート体制に
  ついて議論

  病気休業者以外にも精神的なストレスを抱える
  教員が多い→産業医の配置の徹底、職場でのフォロー
  体制整備、学校・教育委員会・地域の一体となった
  対応の強化が求められる

②学校給食について
  ・地産地消の積極的な推進
  ・食材購入先把握の徹底
  ・栄養教論の重要性を鑑み、評価や配置の見通し

③その他
  ・学校校庭の芝生化事業により、多額の執行残が出る
   という事なので、PRを徹底し実施学校の増加を図る
  ・小中学校のパソコン等の設備整備
  ・スポーツの競技力向上
  ・対策・県立高校の特色化について

次回は《警察本部関係》についてご報告します


 
  

祝・北関開通

2008-03-08 22:41:08 | Weblog
いよいよ本日、待ちに待った北関東自動車道・伊勢崎IC~
太田桐生IC間(16キロ)が開通しました。
工事着工以来10年が経過しておりますが、全線開通は
平成23年度となっております。

今月29日から始まる『全国都市緑化群馬フェア』に間に
合わせるために、前倒しで半年早く開通の運びとなりました。

これまでご尽力いただいた、東日本高速道路(株)の皆さん
や笹川代議士をはじめとする群馬県選出国会議員の皆さん、
そして、先祖伝来の土地を提供していただいた地権者の皆さん
に心から感謝いたします。

北関東自動車道は、群馬県高崎市から茨城県ひたちなか市に
至る約150キロの高速道路で、群馬、栃木、茨城3県の主要
都市を結び、北関東の海の玄関口となる常陸那珂港を結ぶとと
もに関越自動車道、東北自動車道、および常磐自動車道と連結
して、高速道路ネットワークを強化しています。

この高速道路開通を機に、企業誘致や観光の活性化など、東毛
地域の更なる活性化のために頑張っていきたいと思います。

AED

2008-03-07 22:32:45 | Weblog
病院外で起こる心臓突然死は年間3万5千件と推定され、
心臓や呼吸の止まった人の救命は一刻を争うものであり
救急車到着までの時間は無視できません。

そこで平成16年7月よりAED(自動体外式除細動器)
を一般の人が使用し、救命措置ができるようになったのは
ご存知の方も多いと思います。

県内でも「いざ」という時に備えたAEDの講習会を催し
ているところがありますが、一度講習を受けることで、
有事の際に慌てることなく措置をとることができるのでは
ないかと思います。

文部省より公表されている学校におけるAEDの普及状況
をH19.3.31現在の数値を全国で見てみますと、
 小学校   22343校中4034校=18.1%
 中学校   10848校中4154校=38.3%
 高等学校  5353校中3631校=67.8%
 中等教育学校  32校中19校=59.4%
 特別支援学校 1014校中664校=65.5%
 幼稚園   13265園中448園=3.4%
 合計    52835校中12950校=24.5%
となっており、群馬県は全学校(園)707校中109校=15.4%と
全国平均を下回る設置率となっていました。

1都6県では、埼玉=62.2%・東京=42.6%・千葉=24.9%・
茨城=24.8%・栃木=20.8%という結果になっており、一歩
出遅れた感じです。

我が家の娘が、ミニバスの練習試合中に相手チームの猛ディ
フェンスで頭突きに遭い、胸部助骨を痛め呼吸が苦しい状態
になり病院へ行った際、ドクターが「心臓の真下でなくて良
かったですね。血圧も下がりショック状態になっているのだ
から、一歩間違えばAEDが必要だったかもしれませんよ。」
と話されたそうです。

ミニバスに限らず野球や陸上など様々なスポーツ時において、
また普段の生活の中でもいつ何が起こるかわかりません。

学校のみならず様々なイベントが催される会場においても、
安心してイベントに参加できるようにAED普及が望まれ
ると思います。

事故責任の所在

2008-03-06 22:05:55 | Weblog
5日の県議会文教警察常任委員会の中で、2006年2月に
伊勢崎署員の運転する公用車が交差点を右折する際に
横断歩道を歩行中の女性をはねてしまった交通事故に
より重傷をおった女性の方に対して、慰謝料など計約
500万円を支払う、和解及び損害賠償の額を定めること
についての議案が提出されました。

そして、慰謝料・治療費・休業補償の約500万円のうち
自賠責保険適用外の約320万円を県費から支出すること
を可決しました。

しかし、このケースは運転手の過失であり、『県費から
支払いをする=税金により支払う』ということに対して
の様々な意見が出されたのは言うまでもありません。

公用車であれ私有車であれ、車を運転する際は最大限の
注意をはらうのはもちろんですが、もしもの時に備えて
きちんと保険に入っておく事は、車を持つ者の常識だと
思います。

今後、このような事故が起きないことを願っていますが、
公用車の任意保険加入についても早急に進めるべきで
あると考えます。

重粒子線

2008-03-04 22:12:51 | Weblog
男女とも、がん死亡率は戦後増加しています。
国立がんセンターによると、2004年のがん死亡率は、
1960年の3倍、1980年の2倍となっており、医療の進歩
によってもまだまだがんによる死亡者は増えているの
が現状のようです。

2005年度の群馬県内におけるがん死亡のうち部位別を
見てみると、肺・胃・肝臓・結腸などの部位のみなら
ず多岐にわたり注意が必要であることが判ります。
県内では昨年5273名の方が、がんによりその尊い命を
落とされました。この数は死因の30%もを占める数字
です。

がんに関わる要因として、喫煙・食習慣・飲酒・ウイ
ルスや細菌などの持続感染・環境汚染等々さまざまな
要因があるようですが、がんから自身を守るためにも
がん検診は重要であると考えます。

現在、群馬県のがん検診率は10数%と低い状況です。
がん検診は、市町村が事業主体であり、一般財源として
交付をされていますが、ひっ迫した財政の市町村は他の
事業に使用されてしまっているのが現状です。

今後は、市町村が行っているがん検診を利用することで、
検診率が50%以上になることを目標にしたいと思います。

そして、がん治療の最先端技術である『重粒子線治療』
が、茨城県・兵庫県についで日本3箇所目として群馬大学
病院で始まります。(世界でもドイツ1台と日本3台のみ)

がん治療は、入院もやむなく、ステージによっては月額
200万円も治療費にかかることがあるそうです。
重粒子線治療は、がんをピンポイントでやっつける事が
できるため、体への負担も少なく、日帰りで治療を受ける
事が可能な治療法です。
しかし、今のところ保険適用外のため医療費が高額である
という問題点があります。
今後は、この画期的な治療をがんで苦しんでいる人たちの
少しでも多くの方が受けられるように施策を考えていきた
いと思います。

北関フェスタ

2008-03-03 22:02:02 | Weblog
今日3月3日は、ひな祭り!
雛人形を飾り、桃の花を飾り、ちらし寿司でお祝い
をしたご家庭もあるでしょう。
我が家にも娘がひとりおりますが、地元では旧暦で
桃の節句をお祝いするので4月3日にひな祭りを行
う風習になってます。

昨日の日曜日『北関フェスタinおおた』が催され、
太田桐生IC会場にて開催されたオープニングセレ
モニーに出席しました。

前日の荒れたお天気が嘘のような穏やかな晴天の中、
主催者として太田市長・県知事のご挨拶があり、来賓
祝辞、ハイウエイマラソン特別招待選手のご紹介が
あり、元旦に実業団駅伝で活躍した地元・太田市の
富士重工の選手が紹介され、テープカットの後に来場
者の入場開始となりました。

太田薮塚IC~太田桐生IC間の本線開放や、それぞ
れのIC敷地内での催し物など、開通前の高速道路施
設を利用しての記念行事により、地元の皆様の思い出
の場となるようなイベントであったと思います。

いよいよ、今月8日午後3時に開通します。