悲劇の連鎖

自殺を図り一命を取り留めたが回復の見込みがない息子。
息子の自殺という衝撃と保険適用外となる高額医療費、
そして息子の残した嫁と孫を思い「母の私が…」という
思いにかられてしまった母。
あまりにも悲しい連鎖の結果、一人の命が失われ、多くの
魂に深い傷を作ってしまいました。

回復の見込みのないまま高額医療が膨れ上がり、生活を
圧迫していくとしたら…『母親である自分』が決断しな
くては…と思ってしまった母親の心情を思う時、同情を
禁じえません。
しかし、どんな状況にあろうとも人を殺めるという行為、
人一人の命の重さを残された孫にも判ってもらいたいと
いう思いのこもった判決がなされました。

裁判員となった方々は、どんな事件でも人を裁くという
心労を感じ臨んでいると思いますが、今回の事件はまさに
様々な葛藤があったと思います。

『自殺行為』は自分の命を断つだけではなく、自分の大切
な人たちの生活も一変してしまうのだという事を心し、
思いとどまって欲しかったと思わずにはいられない悲しい
事件でした。

決起集会

本日『4・17全国地方議員緊急決起集会』が東京・大手町で
開催され参加してきました。

鳩山政権が誕生して半年余りが経過しましたが、発足当時、
7割を超えていた支持率は2割台に落ち込み、国民の期待は、
根底から崩れ去ろうとしております。

民主党マニフェスト履行のための財源について、あれだけ
声高に「無駄を削減し、埋蔵金を充当すれば財源は確保で
きる!」としていたにもかかわらず、結局のところ赤字国債
に頼るしかないという有り様で、次の世代につけを先送り
しただけでした。

われわれ地方議員は、国民の声をしっかり聞き、日本の将来
に禍根を残さないためにも、今こそ行動を起こさなければなり
ません。

民主党政権は、永住外国人への地方参政権の付与、全国学力
テストや教員免許更新制の見直しなど、日本の将来を危うく
する政策を進めようとしているのです。

日本を正しい方向に導く民主主義を実現するために群馬から
声を上げていきます。

審判

任期満了となった市長選が地元みどり市であり、本日投開票
となりました。

投票率は41.08％で前回の3候補が立候補した市長選（69.77％）
と比較すると関心が薄かった感は否めませんが、今回の選挙は、
ある面では現職市長の信任投票的な要素もあり、告示となった
日より石原候補の選対委員長としてこの選挙戦を戦って参りま
した。

今回の市長選挙に際し、ご尽力をいただきました各町の役員
の皆さま、そしてご支援いただいた多くの皆さまに心から感
謝申し上げます。ありがとうございました。

市民の皆さんの審判をいただいた石原市長と共にみどり市の
発展と群馬県の発展に私も全力で頑張っていきます。