あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

つながり。

2009年11月04日 | 日記
1日に高校の女子部会を開いた時に「3日ヒマ」なんて話になって、*はなこ*の家へ遊びに行く約束をしました。

だんなの人は、前夜から泊まりこみで仕事。あんまりスパークすると体が心配よね。

この頃、週中に祝日が入ることが多いんですけど、それが気分的に休まるか?となると実は休まらない。なんだか祝日あけはつらかったりして。(月曜日が2回あるみたいなだるさ?)そんなんで、だんなの人も帰ってこないし、平日と同じように過ごすことにしました。夜は10時にはのんたんと一緒に寝る。朝は6時に起きる。そして小1時間だけが私の時間でした。

そこでこの間が買ったオールドパイレックスで入れたハロッズのお茶。なかなか良いです。

 *

お昼過ぎに*はなこ*んちへ行って、*はなこ*お手製のピザをいただきました。ホームベーカリーがあるとピザ作りも簡単なんだって。

私としたことが、朝方カメラで遊んでいたら、家に忘れてきてしまいました。

 *

実はその日、もうひとつイベントがあって、ニュージーランドの人と結婚した、高校の友だち、トモミが、今だんな様と帰省しているとのこと。
その連絡を*はなこ*がもらっていて、(こちらもまたまた同級生の)ナカムラ君(男子)宅で集まることに。
私は飛び入りですけど。

久しぶりに、ナカムラ君に会ったし、相変わらずな、みんなで。しかもそれぞれに子どもがいたりして、なんだか懐かしいような、新鮮なような。

私、まだまだ声が出なくて、なんだか久しぶりなのにちゃんと話せなくて。

あっそうそう。
トモミのだんな様はもちろん、英語を話すので、生の英語を聞く願ってもないチャーンス!耳をダンボにして聞きました。

*はなこ*が「ほら、一生懸命英語をやってるんだからしゃべればっ」とは言われたんだけれど、なかなか、日本語でもウィットな話題が話せない私に、初対面でねぇ。(英会話の先生ならまだしも)あ、でもまた機会がありましたら。ぜひ!

それにしても人のつながりを思った日でした。

 *

昔、インターネットを始めたばかりの頃、読んだハウツー本に「情報は発信する人に集まってくる。待っているだけではダメ。メールは送ったから来るのであって、待っていても来ない」とあったのですが、*はなこ*はそんな存在です。彼女の広げた手のひらがこの人脈の継続となっているわけなのです。


手しごとを結ぶ庭 稲垣早苗著

2009年11月04日 | 
ついぞ先日「バイオリズムが下降気味かも・・・」と言ってましたが、今は何とか平常時(?)くらいです。穏やかな感じと言うことです。

大人になったからか、のんたんが家にやってきてくれたからか、それなりにコントロールができるようになって来ました。ヨシヨシ。(そんなこと言っているとズドーンとやってくるんだよな)

子どもがいるといいのは、余計なことを考えている時間が大幅ダウンになるということ。ま、平常時はそれはそれで悩みの種でもありますけれどね。でも時間はみな一緒。なんとかするしかないのです。

 *

さて、そんな時に豊かな本を読んでみました。

この間、行った「工房からの風」と屋外イベント。
これは手しごとを大切にするつくり手さんたちの年に1回の大きなイベントです。そこでサノアイさんと言う素敵な木工のお皿を見て、ちょっと恋をして、その方の仕事やブログなどを探していたんです。

そのブログにこの工房からの風のディレクターさんが書いた本のことが載っていました。「読んでみたいな~」と図書館で取り寄せたのです。

この頃は、ネットでいろいろ検索して、結局本を読みます。
人間ってこういう古典に戻ってくるのかもしれません。紙の力と言うのはやっぱり存在してるんだろうな。(それともただ単に古い人間なのか?)

この本、じんわりあったかくて、思っていた通り心が豊かになりました。
読む前に思っていたのは、随筆とかエッセイのたぐい?と。でも、読んでいくうちに、伝記???いや・・・たぶん著書もそこまでスケールでかいことは嫌がるだろうな・・・そんなんで結局思いついたのが「記録・軌跡」かな。キロク。

モノより思い出。みたいな。

ちょっと目頭が熱くなるようなこともありました。静かな文章なのに、力強く季節を感じたりするのはやっぱり著書が俳句を好んでいたからなのかな。すごく文才があって、ため息が出るくらいです。

ものづくり。

今、たくさんのものがあふれているからその中から自分の好きなものを探し出すのは本当に困難。でも、自分の好きなものはどんなに埋もれていても、光を放っているんだろうな。

私もそんな気持ちでものと向き合いたいと思いました。