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あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

シンデレラマン(劇場)

2005年09月24日 | 映画
ラッセルクロウの映画って引き込まれちゃう。緊張感があるからかな?
とは言え、その前に見たのは「グラディエーター」だったんですが。

レネーゼルウィガーはしゃべり方がかわいいよね。ささやくようにしゃべる。ググっと来ちゃう。


この映画の前半は、でも、眠かった。暗いシーンが多いからかな。何度も気を取り直そうとしましたよ。
そう言えば私って「格闘技」あんまり好きじゃなかった。なんでこの映画選んじゃったんだろう。ただ単に史実ものだからか。

試合中が見ていても痛くて痛くて。うっほ!とか声が出そうになりました。
でもやっぱり最後は涙しました。どっちが殴られてんのか早すぎて分からないのに。映画の中の観客になってました。臨場感たっぷり。

エンディングのアイリッシュ音楽がすごく良かった。アイリッシュ音楽ってなんだか戦闘的だよね。

チャーリーとチョコレート工場(劇場)

2005年09月24日 | 映画
すっごい人気でびっくり。こんなに人気が出るとは思ってませんでした。
いつも会社帰りに映画を見て帰るんですけど、10人も人が入っていたら「大入り」なのに、今回は30~50人はいたような。

以前、DVDで夢のチョコレート工場を見たんですが、基本的には一緒だけど、ウィリーワンカの父親の話が今回のオリジナルとして付け加えてあります。

ティムバートンはこの「父親像」を描かないと、ワンカがただの変人になっちゃう、と思ったからその部分を加えたそうなんですが、私にはどうしてもその部分は蛇足だったような気がします。

いいじゃん、ワンカさんは変人でも。チョコレートをこよなく愛していれば、って思うのです。

映像がすっごくよかった。オープニングテーマがすごく美しい。

ティムバートンがワーナーってやっぱりちょっと違和感があるけど、あぁ本当にティムバートンとディズニーって切れちゃったんだぁって思いました。次の「コープスブライド」もワーナーだし、今劇中でのIt's a small worldの皮肉的な演出もあったし。

さて、ティムバートンの世界って「雪」が似合うと思います。寒々しい色でちょっと切なく、悲しく。その世界を楽しめたのでとってもよかった。

そうそう、ウンパルンパって前回の夢のチョコレート工場でも出てきた人のような気がするーーー!

トスカーナの休日(DVD)

2005年09月08日 | 映画
心が豊かになる映画でした。
「不可欠」なものじゃなくて、人生の「あそび」の部分みたいな。
こういう映画を見ていると「いい生活しているわ」なんて思っちゃったりします。

起伏のある映画じゃないけど、なんだかぐっと来ますよ。
ワインとチーズを用意しながら楽しむことをおすすめします♪

マイフレンドメモリー(DVD)

2005年09月08日 | 映画
この間、『ミュージックオブハート』を見て、キーラン・カルキン君がちょっと気になったので借りてみました。
もちろんキーラン君も素晴らしかったのですが、マックス役の男の子もすごく素敵でした。さらにさらにシャローンストーンがこんな役が出来るなんて!!!と驚きとともに感心が。

『奥様は魔女』を見て、かなーり不完全燃焼で帰ってきて、もう1本見よう!と思ってみた作品。
ずっとずっと目がウルウル。最後号泣。

久々にハンカチなしでは見られない映画を見ました。
ほら、「泣く」のはストレス解消にいいって言う研究発表みたいなものがあるでしょ、これならきちんと泣けるよ。

奥様は魔女(劇場)

2005年09月08日 | 映画
ニコールキッドマンかわいい!
なんで彼女はこんなに知的でかわいいんだろう。
それに比べて、誰?この俳優?

奥様は魔女って私が小さい頃テレビドラマでやっていました。
かわいくって楽しくって大好きでしたよ。
あの口を動かすのをよく真似していたし。

映画の冒頭シーンで次々と魔法を使っていくのは本当わくわくしちゃいます。黒トラの魔女猫(?)もとってもかわいいし。

でも全体的には全然ダメ。面白くない。なんであの奥様は魔女がここまで面白くなくなっちゃうの???
俳優が素敵じゃないから???辛口だけど今回はそんな結果です。

そうそう、キッチンやインテリアがとってもかわいくて素敵です。

恋は邪魔者(DVD)

2005年09月05日 | 映画
最近、ユアンマクレガー追っかけています。(笑)

『アイランド』のユアンと違って、かなり線が細くて、アメリカのブリキの人形にこんなのいたよなーと思わせる彼。にっ!って人をばかにしたように笑うところあんて、今までのユアンになかったから、やっぱりうまいんだなぁって思う。

レネーゼルウィガーの懐かしかわいいファッションもとっても楽しいです。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』になんとなく似ているなぁって思ったら表現している年代が一緒でした。”国際線スチュワーデスが花形職業”で”モテ職”って言うのがまたステレオタイプだなぁって思う。
結局男ってスチュワーデスに弱いのよね、と思いつつも、その気持ちも分かるよなんてぇのも思う。

ストーリーは、よくあるラブコメディ・・・。
って言いたいですが、これは楽しみにとっておきます。
だからぜひ見てみて下さい。思ったより楽しめますよ。おすすめです。

スクール・オブ・ロック(DVD)

2005年08月14日 | 映画
イギリスの作品なのかな~、と思っていたら、アメリカだったんだ。でも、言われてみればノリがアメリカかな?イギリスの映画のほうがもっと思い切りの悪さみたいなところがあるから。

前々から借りようと思っていたらいつも貸し出し中。そんなに期待させられても・・・って思っていたのですが、すんなり「いい映画」でした。モーレツに、ではなく、すんなり。

ロックの真髄を知らない私でも十分に楽しめましたし、うっすら涙も出ちゃいました。音楽映画ってそういうもんだろう!って思える映画です。

それに、イギリスに行きたくなる映画です。

子供(学校)って言うのがまたいいね。それぞれに役割があって、そして先生に言われたとおりに伸びている。やっぱり「褒める事」って大切だな。そう、「認められる」ことが人間の嬉しいこと。

亡国のイージス(劇場)

2005年08月13日 | 映画
日本って本当に最近いい映画を作るようになりましたね~。

私ね、邦画を劇場で見ると「もったいない」と昔は思っていたんです。でも最近は劇場で邦画を見ることの方が多いかも。

今回のこの映画は難しいかな?専門的なことわからないもんな。って思っていたんですが、全然そんなことない。やっぱりそういう人たちのためにもきちんと作ってくれてるんですね。

それと、豪華キャストがちょい役で出ていたりするのでそれを見つけるもの楽しい(本線とはそれているが)

友達が、「アメリカは、これから本当に起こると予測されることがいきなりやってくるとパニックになるから、映画やテレビ番組でそういう(起こるべく内容)を取り扱って、知らないうちに国民に学習させているんだって」と言っていたけど、今回の映画を見ながら「これは日本国の国民に対する学習か?」とその友達が言ったことを思い出しました。

でも、そうなったとき、頼りになるのは会議室にいる総理大臣ではなく、現場を一番知っている人たちなんだなぁ思いました。
1人の人が全てを網羅することはできないから、やっぱり信頼関係を築いてきている専門家集団の勘って大事なんだ。

中井貴一が「ニッッポン」と粘着力のある言い方で「日本」を言うのがすごく印象的でした。この言い方ひとつに色んな感情が表現されている。やっぱりうまいなぁ。

ペイフォワード(DVD)

2005年08月08日 | 映画
ずっとずっと見ようと思っていて早何年?公開当時話題になった映画ですよね。

場所はラスベガスの(恵まれない)地域。
ルクソールやエクスカリバー、MGM、フラミンゴヒルトンのネオンが見えただけでワクワクするのはラスベガスだからでしょうか?
ダウンタウンのフリーモントエクスペアレンスを見るのに絶好のレストランがあるんですが、そこがちょうどロケ地になっていました。(ケビンスペイシーとヘレンハントが初めてデートするところ)行った場所が分かると嬉しいね。

さて、お話は社会の授業で「世界を変えるためには」と言う課題が出されます。
主人公のトレバー(オスメント君)は、恩を受けたらその人に返すのではなく別の3人に変わった形で渡してゆけば、幸せが当人同士で完結せず、広まってゆくと考えるのです。

幸せのねずみ講ですね。

興味深いのは、それは誰でも良いのではなく、きちんと人も選ばなくてはならない、そして与える幸せもその人に合わせたものを選ぶと言ったことです。
中学1年生の発想がどんどん広まってゆきます。

なんとも言えないテンポで物語りは進んでゆくのです。オスメント君の物憂げな感じがこの作品に一層磨きをかけます。

ミュージック・オブ・ハート(DVD)

2005年08月08日 | 映画
この間読んだ『小学生日記』にこの「ミュージックオブハート」と後に書く「ペイフォワード」のことが載っていたので、いい機会だから両方見てしまおう!と思ったのです。

その『小学生日記』でhanae*さんが、白人も黒人もいて、字が読めない人がいて、英語が話せない人がいる、それがアメリカだと言っていました。そのありのままのアメリカが「ミュージックオブハート」にはあります。

日本で、ちょっとしたことや違いにクヨクヨしちゃう自分なんかほんとちっちゃいなーって思うよ。メリルストリープのような体当たりで来る先生なんていたら私はいじけまくりだろうなぁ。ある意味「まじめ」に全部受け止めちゃう。でもほめられたら天にも昇っちゃうかも。

カーネギーホールって素敵だね~。歴史を語る部分なんてうっとりしましたよ。

それにしてもレキシー役のキーラン・カルキン君、本当にお兄ちゃんのマコーレ・カルキン君にそっくり。とってもかわいい。マコーレにもそんな時代があったよねぇ。彼には足を踏み外して欲しくないなぁ、と老婆心ながら。

スターウォーズエピソードⅢ(劇場)

2005年08月07日 | 映画
一応、スターウォーズを全部見ているはずです。でも、なぜか、スターウォーズに一向に興味がわかない。(んじゃ、何で見たんだ?)

さて、とは言え今回のはとっても良かった。このエピソードⅢを見てちゃんとスターウォーズを見直そうと思いました。

アナキン君ってなぜにこんなに寂しい目をしているんだ。だからフォースのダークサイドに落っこちちゃうんだよ。
ユアンマクレガーかっこええ!なんか髭がイマイチ似あってない(笑)。

皆がヨーダがかっこいいって言うけど、私はR2やるじゃん!って思いましたよ。ヨーダはどうやって見方を変えても宮沢喜一になっちゃうし。

ニュースの天才(DVD)

2005年08月07日 | 映画
ヘイデン・クリステンセン・・・なんだか舌を噛みそうな名前だな。
とのん気なことを思ってたら・・・彼って今をときめく「スターウォーズエピソード2&3」のアナキン君だったのね。

ストーリーは、若くて天才のルポライターが、実はその記事の大半を捏造していたと言う内容です。
ノンフィクションってフィクションと臨場感が全然違うからやっぱり面白い!と思う。

ヘイデン・クリステンセン演じる主人公スティーブン・グラスは、どうやったら人が「おもしろい」と思う記事を書くことにいつでも精進している。彼の記事だけでなく行動もその思索の範疇だ。
私もこんなに仕事ができて、他人に対しても配慮が出来る人がいたらきっと疑わないし応援したくなる。

でも、スクリーンはそんな彼を冷静に描写している。
彼の行動全てをこちら側でみているとなんだか全てがニセモノに見えてしまう。

彼は取り憑かれたんだろう。文章と言う魔物に。だからこそ繰り返してしまたのだし、それを示す暴かれたときの稚拙な態度。確信犯はそんなことしない。

アイランド(劇場)

2005年07月31日 | 映画
もし、あなたが”クローン”だったらどうしますか?
何のクローン???そう、あなた自身のクローン。

ユアンマクレガーの作品続いちゃいましたね。さらに別のスクリーンでは「スターウォーズエピソード3」を上映しているわけですから、夏休みの幕開けはユアン祭りってわけです。

映画自体はかなーり無理があったような。クローンはアンドロイドじゃないぞ!そんなに頑強じゃないはずだが。さらにユアンマクレガー扮するリンカーンが、追っ手とのチェイスでいい仕事をすると、ジョーダンって女が「グッジョブ!」とか言うんですよ。いい仕事しているからgood job!は合っているといえば合っているけどさぁ~。かなり世間巻き込んでるよね~。(^^;)そのスケールだけでかいのが好きだ。

どうやって救われるんだろう?って最後までドキドキしちゃう。救われないんだろうなぁって思っちゃう。

この映画って、なんだか色んなものが混ざってる。『トゥルーマンショー』と『ダカタ』と『マイノリティリポート』と『A.I.』と『トリポッド』・・・よくわかんない。新しそうでいるようにしているけど、どれをとっても「なんか見たことある」感がぬぐえない。

おしい。

ブラス!(DVD)

2005年07月31日 | 映画
ずっとね、レンタルしたかったんですよ。気になってた。でもなぜかTUTAYAでいつも借りられっぱなし。だから「どれだけいい作品なんだ!?」という期待も(借りられっぱなしの期間が長ければ長いほど)膨らんでいました。

でもちょっと期待はずれ。音楽ものって「感動する」イメージがあるんだけど、今回は鳥肌が立たなかったの。いつもは作品に対して期待や周辺知識を身につけないで見るので素直に色々と感じられるんだけどね。ユアンマクレガーがいたから見たかったという邪まなのがいけないのか!?

でもヨークシャーの炭鉱夫たちの気持ちは伝わってきました。生活がどんなにギリギリでも、好きなこと・生き甲斐をもって暮らすことが生きていく上で大切なんだってこと。『フルモンティ』でも似たようなシュチュエーションがありましたが、奥さんはだんなさんのかっこいいところを見たがっている!
惜しげなく見せないとね。いつまでも恋をさせないとね。

グリーンフィンガーズ(DVD)

2005年07月26日 | 映画
この間の『フルモンティ』に引き続きイギリス映画です。
今回TUTAYAで旧作半額セールだったので『フルモンティ』『ブラス』とこの『グリーンフィンガーズ』のイギリス映画3本立て!を借りました。
なんとなぁ~く、せかせかしていなくて、それでいてホロっと泣けそうな作品ばかりをチョイス。
心がすさんでるんで(-.-)ひゅぅぅぅぅ。

この作品もとても穏やかでいい作品でした。
『フルモンティ』の作品中で
「裁縫なんてどこで覚えたんだ?」「ムショだよね」なんてシーンがあります。この『グリーンフィンガーズ』はまさしくそのムショでの職業訓練の話。
それがね、皆とても素直なの。励ましたくなるよ。本当。

なんだかね、イギリスと日本ってやっぱり島国だし皇族いるし、ガーデニング(庭園)を愛する心とか、お茶(紅茶、緑茶)とか似ていると思うんですよ。
だから日本人にとってもあっていると思います。この映画。

アメリカのように超大作でお金バンバンかけている作品も見たいけど、フランスのように心の奥底を揺さぶる作品も見たいけど、韓国のように突風に吹かれるのもいいけれど、こういう”静かな微笑み”みたいな作品も見たいよね、みたいな。

ちょっと語りすぎちゃいましたか(^^;)