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とことん青春!

愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。

機動武闘伝Gガンダム 6話感想 『闘えドモン!地球がリングだ』

2010-05-07 20:35:18 | 機動武闘伝Gガンダム

ようやく写真の男について語られました。
ここで一つの話のポイントを持ってきたのは上手い構成ですね。
まず、1話から5話にかけてガンダムファイトがどのようなものかを説明し、この6話目でドモンのガンダムファイト参加理由を描く、と。

【対戦相手】
デビルガンダム@キョウジ・カッシュ

◆キング・オブ・ハート
ドモンはコロニー格闘技王者の証、キング・オブ・ハートをその手に刻んでいた。
そのドモンの師匠である東方不敗が先代のキング・オブ・ハートである、と。
ってか、シャッフル同盟って四天王ではなくて五天王なんだな(汗)。

◆深層心理テスト
今回のドモンと家族の邂逅はドモンの心理をテストするためのものだった。
ドモンが廃屋となった我が家で一人笑っている姿は非常に虚しさを感じますね。

◆キョウジ・カッシュ
ドモンが探している写真の男は兄のキョウジだった。
そのキョウジは父と一緒にデビルガンダムを開発していたが、キョウジの真の目的は世界征服だったため、キョウジはデビルガンダムに搭乗しコロニーから脱出し地球に向かう事になる。
そのせいで、母は警察に銃撃され、父は冷凍刑に処された、と。
ドモンがキョウジに憎悪を抱くのも無理は無いでしょう。

ここでのポイントはドモンがウルベ達に深層心理テストのための幻覚を見せられているという点でしょうね。
つまり、カラトやウルベ達にキョウジを打倒するための執念を植え付けられているのです。
そうしないと、ドモンがガンダムファイトを続ける上でのモチベーションを保つ事ができないから。
しかし、ドモンが当時、この場に居合わせておらず、事の真相を知らなかったというのが引っかかるところでもあります。

◆デビルガンダム
自己増殖、自己再生、自己進化の三大理論機能を持っているとの事。
ってか、仮にキョウジが世界征服を狙ってデビルガンダムを利用しようとしてもあまり意味が無いんじゃないかな。
何せ征服後の世界をどのようにしたいのかというビジョンが不明瞭ですから。
世界征服を成し遂げる事の意義が、この段階でははっきりとは分かりません。
ちなみに、デビルガンダムが地球で完全再生するには一年かかるとの事。
そして、丁度、その年はガンダムファイトが開催される年でもある。
その間にガンダムを操り、デビルガンダムを倒す事がガンダムファイターであるドモンの使命である、と。
ドモンも上手く乗せられましたね。

コロニー格闘技王者であるドモンがガンダムファイターになれば、ネオジャパン政府としては地球の統治権を握れる可能性が高くなりますから。
ドモンはネオジャパン政府からすれば喉から手が出るほど欲しい存在でしょう。
こうして、ドモンはガンダムファイターになるのでした。

◆ネオホンコン
現在、地球の統治権はネオホンコンにあるとの事。
マスターアジアがガンダムファイトに優勝したからなんだろうな、きっと。

◆ウルベ
顔の半分に仮面をつけているのは、過去に今回のドモンの対戦相手であるファントマにやられたからとの事。
という事は、ウルベもガンダムファイターだったのか。

◆ドモンの目覚め
兄との戦いの中で錯乱状態に陥るドモンでしたが、レインが叩かれる姿を見て目覚めるのでした。
この描写は何気に熱く、レインがドモンの能力を覚醒させる存在だという事を表現しています。

兄貴・・・
いや キョウジ!
俺はお前を許さない・・・
母を死なせ父を辱めたお前を
絶対に許さない!!

ドモンの異常なまでの怒りが頂点に達した時、その感情がエネルギーとなり、最大パワーを発揮可能なスーパーモードに変形できるとの事。

俺のこの手が光って唸る!
お前を倒せと輝き叫ぶ!!
喰らえ!!
愛と怒りと悲しみのぉぉぉ!!!

シャイニングフィンガーソーーード!!!
面!!面!!めーーーーん!!!!!

って、強すぎ(汗)。
あっさりファントムを撃破!
ドモンのキョウジ打倒に対する決意の強さが感じられました。

いやはや、今回はドモンの闘う動機が語られて熱い話でしたね。
以上。



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