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花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

お茶事

2006-06-03 | 文化・茶道
お茶事が終わりました。
ほっ・・・

お茶事といっても普段の割り稽古(濃茶、薄茶、炭手前等)のまとめとしての総稽古といった感じのものです。
ですので普通はお客さん3~4人というのに10人もの人がお茶室に入りました。

お茶事については何度か書きましたが、茶事って?という方と自分の記憶のために、流れを簡単に書いてみますね。これは表の風炉の時の一般的な「正午の茶事」(昼食&お茶)です。 あぁ、そうそう、暖かくなる5月になると炉を閉じてお釜は畳に上げて風炉にかけられるんです。

+ + + + +
お庭、寄り付き(お客の控え室)、床の間、お釜、お道具、等は先生がすべて準備してくれますし、お料理はみなさん持ち寄りで台所は裏方のお手伝いが2人いますので、亭主役といっても私は茶漉しで抹茶を漉して茶器に入れたり、炭を組んだり、程度の楽な前仕事でした。 全部ちゃんとやったら大変なことですが。

お庭のつくばいと周りに水をまき、お客を迎えます。
お客が茶室に入ると1人1人と挨拶をかわし、正客とのやりとりの後、懐石~主菓子~中立(濃い茶の前に一度席をあらためます)~濃い茶~薄茶~おしまいの挨拶~見送りといった流れでした。

懐石は、一汁三菜。向こう付け(お刺身)-汁物(お味噌汁)-ご飯-椀もの-焼き物-この他に、強肴(酒の肴=和えもの煮物なんでも)-箸洗いと八寸(海の物、山の物)-香の物(+湯桶)が出されます。 お酒もね。 八寸の時には「ちどり」と言って、亭主とお客がお酒を酌み交わす場面もあるんです。 省略した部分もありますがこんな感じと思います。

亭主も半東(補佐)も食事をとりますがお客とは同席せず、裏(水屋)でいただきます。強肴を出してから八寸の前までにすませるわけですから大急ぎ。 

ちどりは何度やってもおぼえられません。 このときは亭主もお客から杯を借り、お酒をいただくんですが、台所で今日のお酒が「鷹勇・純米吟醸なかだれ」山田錦・玉栄 精米50% 協会9号酵母であることをチェックしていた私は思わずこのとき待ってましたとばかりに「おいしい・・・」と。 ホホホ。 あぁ、もっと飲みたかったわ。

手順を多少間違える部分もありましたが、ベテランで優しい半東さんに助けられながら大失態もなくほぼ無事に終えて肩の荷がおりました。 いろどりにカイワレをトッピングしたシャキシャキジャガイモ辛子明太子和えのお料理も「うちでもやってみるわ」というお言葉を多数いただく好評で一安心。他の方のお料理もみんなとってもおいしかったです♪ やっぱりおいしいものは味わって食べたいわねー。

この日の着物は単衣で瓢箪・蔓の細かい地紋の色無地。茄子色を薄くした感じの草木染めです。帯はおろしたてですべりの悪いものだったので朝大汗かいて四苦八苦でした。
そんなわけで写真を撮る余裕はゼロ。

で・・・お約束の筋肉痛になりました。
ああ、痛い。
一足立ちといって両足揃ってすっと立つのを何度も繰り返すもんですからね。
ええ、運動不足ですよ。わかってますって。


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れさま~ (hanana)
2006-06-05 21:18:04
無事終わってよかったですね

筋肉痛といえば、私も先日鎌倉へ行って、成り行きで「化粧坂切り通し」とかいう険しい山道を抜けるはめになり、足がパンパンになってしまいました。

完全に私も運動不足です

うちでもシャキシャキじゃがいも辛子明太子サラダ作ってみま~す
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お疲れ様でした (miyamiya)
2006-06-06 12:06:16
さすがに亭主はお酒グイグイとはいかないわよね。

「鷹勇・純米吟醸なかだれ」山田錦・玉栄 精米50% 協会9号酵母、なんていいお酒出すのね。

ことなきを得て無事大役を務めたようでよかったですね。

段々実力がついてきたんじゃない?
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脱力です (akiko)
2006-06-06 12:29:20
hananaさん、

筋肉痛がその日の内に、とか翌日すぐ出るからまだ若い、とそれがせめてものなぐさめ。

ようやく痛みもひいてきました。



miyamiyaさん、

もっと飲みたかったです!

だからね、終わった後は「慰労会」と言って毎日飲んでます。ほほほ
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